安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年03月

 西方寺の枝垂れ梅を観に訪れた際に寄るのを忘れていた照蓮寺の境内。その一週間後になってしまったが、親鸞聖人像の背後にある梅の樹を観に訪れてみた。石段前に群れている猫を掻き分け?ながら立派な龍の彫り物がある鐘楼門(良い門=ええもん=お菓子)を潜ってみると、既に満開の時期を過ぎてしまってはいるが薄桃色に咲き乱れる梅の樹が確認できた。(2022/03/15撮影)
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 先ずは本堂にて参拝。鴬張りの廊下からも観たかったが、既に17時過ぎでいたこともあり逆光となるので親鸞聖人像の左右と正面の3面にて梅の樹を撮影。
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 樹の下には散った花びらが多少見られたが、心配していた程には散ってはいなかった。今週末には散ってしまい、来週休日が過ぎた頃から竹原各地の桜の花が咲き始め、今月末にはこの境内の桜も満開となるであろう。

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 その桜の樹の芽吹き具合を確認。まだ固く閉じた蕾の状態だったが、各枝には数えきれない程の蕾が見られた。
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 今年のお花見は何処へ行こうか。竹原での桜関連の大イベントといえば「桜フェス」(昨年は「バンブーお花見デー」)だが、コロナ感染防止対応などが微妙なところでもあり、今年の開催有無と規模はどうなのだろうか?成井土手の桜並木の遊歩道?の長椅子で弁当を広げてみたいが、竹原町から小一時間で行ける西条の広大キャンパスの桜並木も気になる所である。

 2月末には既に更地化が終って緑地化造成工事が始まっており、所々に埋立用の土の小山が盛られていたが、先週から敷き詰められる大量の芝生の束が準備され、小山が徐々に崩されながら広大な敷地に拡げられ踏み固める作業が続いていた。(2022/03/11撮影)

 広銀側からの眺め。埋立て仕上用の土の小山の数は残り数個となっていた。
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 一時、解体されていた歩道沿いの石垣は組み直されて元に戻されていた。新たな石段が造られるのではと思ったが違ったようだ。
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 元々あった石段は存続。歩道沿いから緑地広場に出入りするために残されたようだ。
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 旧福祉会館のスロープが在った場所にはコンパネ柵が設けられて砂利の山が盛られていた。ここに新たな出入口のスロープが造られると予想していたが埋められるのだろうか?
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 ナフコP側から敷地を覗くと砂山を崩して踏み固められた平坦な更地になっていた。
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 敷地西側の隅には芝生の束の山。どうやら緑地化としては芝生が敷き詰められるようである。
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 池田元総理立像の周囲は緑地化区画とは縁石で仕切られているようだ。
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 以後、芝生が敷き詰められるのを通勤時の信号待ちに横目で確認していたが、芝生の束は昨日まではそのままであった。だが、本日の夕方は束が全て無くなっていた。本日中、広大な敷地全域に芝生が敷かれたようなので確認をしに訪れてみた。(2022/03/15撮影)

 中国銀行側から。
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 広銀側から。
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 先週は気が付かなかったが、池田元総理立像傍の石垣沿いにも敷き詰める芝生が用意されていた。
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 歩道沿いの石段は特に変化はない。出入口がここだけなはずはない。車椅子用スロープなどのバリアフリー化は必須なので、どこからに新たなスロープが造られるに違いない。
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 呉信側から横断歩道を渡って更に確認。
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 この芝生は何処に敷き詰めるのだろうか?立像の小山の芝生を取り替えるのだろうか?
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 歩道沿いに敷地内を確認。
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 敷かれていた芝生の色は緑では無かった。ある期間、芝生を養生すれば見事な緑色になるのだろう。
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 緑地広場敷地の西隅にブルーシートで覆われた場所がある。この部分だけフェンス用の柱が立てられており、何かの施設が造られるのかもしれない。手前には何かの建物のマンホールも数個ある。イベント用ステージが造られると嬉しいのだが・・・現時点では未だ何だか分からない。
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 歩道沿いを元に戻って旧スロープ側へ。
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 先週はスロープの場所に砂利の山が盛られていたが、真新しいスロープの下地が完成していた。車両も出入りできるように伸縮格納できる車止めポールもある。
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 両サイドには手摺りを取り付ける穴らしきものもある。ここがバリアフリー化された緑地広場への主出入口である。
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 ナフコ駐車場側から確認へ。
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 やはり立像側の区画と緑地化区画は縁石で区切られている。重機の辺りがアスファルト舗装されるのだろうか?
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 昨日あった芝生の束はもう残ってはいない。たった1日で敷き詰められたのは予想できなかった。
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 工期の看板が見当たらず、正確な完了予定日は分らなかったが、通例では年度末の3月末となるであろう。この「(仮称)竹原中央緑地広場」について年始にリニューアルされた竹原市公式HPを再度検索してみたが、依然、検索結果全てがリンク切れのままである。竹原高校近くに似たような名称の「中央公園」があるので仮称の「・・中央広場」のままでは多少紛らわしいかもしれない。正式な広場の名称は何れ市民に公募されるか、親しみやすい名称が既に決定されているのだろうか?

1月末に「2022春 New Open」のPOPが軒先に掛けてあった古民家を見付けてブログ記事に載せた「café 根古屋」がいよいよ3月26日(土)に新規オープン決定!場所は照蓮寺山門前の十字路角。この辺りは町並み保存地区の北端エリアであり、照蓮寺の石段下からだと下の写真に示した位置となる。
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 一般古民家をリノベーションした台湾の軽食やおやつが楽しめる根古屋(ねこや)がここ。(2022/03/08撮影)

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 軒先のPOP「2022春 New Open」は3月1日頃に具体的な日付入りに取り替えられたようだ。
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 桜の開花から満開となりそうな時期に新規オープン。日向ぼっこしている猫たちと戯れたあとに根古屋のスイーツでくつろぐのも良さそうだ。
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-以上-

 昨夜のテレビの天気予報、本日午後から広島県は大雨だったので外出は避けてたのだが、午後4時を過ぎても雨が降る気配なし。そこでスマホで雨雲レーダーを確認すると21時からポツポツ雨の予測。「また、やられた・・・」と嘆いても出掛ける気力も時間も失せてしまった。最近の天気予報は降雨確率もなく大雨は単に雨傘と激しい雨のイラストのみ。
 考えてみれば「天気予報」はなぜ「天気予想(予報士の主観的な思い)」や「天気予測(気象庁のデータ分析に基づく)」とか言わないのだろうか?「予報」とは「予め報じること」なので告知を間違えたら「重大な誤り」であり「くじ引きのはずれ(スカ)」ではない。「お天気占い」や「気象予言」とかであれば結果がスカでも諦めは付く。・・・なので本日は出掛けられず「スカ的なネタ」を取り上げたブログ記事となってしまった。

 「修景広場」を抜けて「お抱え地蔵尊」の枝垂れ梅を撮りに行った戻りに、なにやら祠らしきものが目に留まった。(2022/03/08撮影)
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 正面へ回って見ると陶製のお地蔵さん?と磁器製の地蔵さん、左のロウソク立て横には鼠の置物(干支?)らしきもの、中央には小型の賽銭箱が置かれていた。ある意味、お地蔵さんの祠なのだが、本来ならば石材を彫った地蔵尊(地蔵菩薩)が祠中央に祀られているはず。
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 祠の足元を見ればコンクリート・ブロックに置かれて宙に浮いており、底部にはキャスター(ころ)が取り付けられ移動可能な祠になっていた。地蔵尊は「鎮座(特定の場所にしずまり留まる)」のが通常であり、意識して可動型の地蔵尊の祠を見たのはこれが初めてである。
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 どう考えても不自然な祠なので、蔵出し写真を探してみたところ1枚だけ見つかった!25年前の1997年GW帰省時(竹まつり)に撮っていたものだが、拡大したら祠内部の中央には石像の地蔵尊と手前に賽銭箱、左端に磁器製のお地蔵さんの置物、中央手前に鼠(干支の子=ね?)の置物、右端奥には干支にはいない招き猫が置かれていた。(1997/05/03撮影)
20170503

 石像の地蔵尊が祀られているのであれば愛読書『たけはらの神仏を訪ねて』(著:神野勝/2009年発行)に何らかの手掛かりがあるはず。何度も該当する神仏が無いかを探してみたのだが見つからず。今回の写真で賽銭箱が置かれていた場所に元々は地蔵尊が置かれていたことから、何かの理由でこの祠から別の場所へ移されてしまったようだ。キャスター可動式の祠に不在のお地蔵さんの謂れが知りたい。今回撮った写真の祠の裏側にはピストン式ボトルやペンキ缶などが写っていたが、実物を再確認すれば何かの手掛かりが得られるかもしれない。

 今夜は竹原の「イタリア食堂 Trattoria M」で家族揃ってのディナー。。竹原帰郷後の2年間はコロナ禍で行きたい店が限られていたが、今回は「まん延防止」解除後の初土曜日。週初めに予約していたことで幸運にも選択肢の最上位だった「Trattoria M」でのディナーが叶った。
 お久しぶりに酒も飲みたかったので安全タクシーで予約時間18時に到着。はす向かいにある「将軍」の換気扇からは「お好み焼」の香りが誘ってきたが、迷うことなく「Trattoria M」の玄関扉を開いた。本日は他の予約客もあり、徐々に席が埋まって気が付けば満席であった。(2022/03/12撮影)
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 コース・ディナーは3000円(3名以上)からとのことで予約時にどうしようか悩んだが、今回はメニューから選択する通常のディナーとした。最初は各々が食べたい料理をメニューから適当に選んでいたが、コース料理的な品目をメニューから選んでシェアもできるとのことで、食前酒~前菜~主菜~メイン~デザートの順になるよう料理の説明を聴きながら色々と選択。

 先ずは食前酒だがアルコールは私のみ。本日のお奨めの中から「モレッティラロッサ」(イタリア黒ビール)にした。
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 なまえは忘れたが「?イモのスープ」。これはディナーに付くもののようだ。
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 前菜は「本日のカルパッチョ」で地物のイワシであった。骨は無くオリーブオイルとカイワレ・トマトが食欲をそそる。
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 続いての料理は「4種チーズピッツア FUKUBEEみかん蜂蜜添え」。好みでハチミツをかけて食べるのだが、濃厚なチーズ風味のあとから甘さ控えめのハチミツが余韻を残す。「FUKUBEE」は仁賀町にある養蜂場で「道の駅たけはら」で何度か瓶詰を買っている。
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 次は「自家製ベーコンのシーザーサラダ」。あまりに美味しそうだったので写真を撮る前に取り分けてしまったが、香ばしい厚切りベーコンと底に隠れていた目玉焼きが美味し過ぎてお替りしたいぐらい。
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 そしてメイン・ディッシュの「瀬戸もみじ豚のモルゲッタ」。厚みは約3cmでCDサイズぐらいはあろうか、こんな巨大な巻かれた豚肉を見るのは初めて。3人でシェアするも胃袋に満腹間近のドッシリ感。追加て生ビールを注文した。
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 〆の料理は「峠下牛のポロネーゼ」。粗挽きにした峠下牛の赤ワインでじっくり煮込んだ濃厚ソースがかけられている。これもシェアして完全に満腹。
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 食前酒から始まって約1時間。店内は予約客で全席賑わっている。
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 デザートは本日のおすすめ「クレームブルュレ・FUKUBEEジェラート・ハチミツ」が品切れだったので、「ヘーゼルナッツ香る大人のティラミス」と・・・
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・・・「本日のシフォンケーキ」にした。(ドリンクは紅茶とコーヒー)
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 「Trattoria M」でのランチはこれまで何度も訪れているがディナーは今回が初めて。年に一度の家族揃っての大切なイベント、また来年は「Trattoria M」でディナーをしたい。今度は初めてのコース料理にしてみようか。
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 近くの「マスコット写真館」前にて安全タクシーを呼んで帰宅。せっかくの竹原でのディナー、アルコール抜きの食事にはしたくなかったのでタクシー利用で大正解であった。

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