前回、頼惟清旧宅を訪れたのは2020年8月中旬であったが、翌年の豪雨災害に被災してから現在も臨時休館のままとなっている。知人から聞いていた話では、床上浸水によって畳が濡れてしまい床下を乾かしているらしい・・・との事であった。微かな記憶では、これまでの休館中は扉が閉じられていた期間があったような気がするのだが、立ち入れないものの入口から屋内が覗ける状態になっていたことに気付いて撮ってみた。(2022/04/03撮影)

格子窓の貼り紙はコロナ感染防止策と開館時間についてのお知らせであった。

こちらは「大雨による点検中等のため、当面の間、臨時休館」の貼り紙。

玄関口に説明ボタン(テープ再生?)があったことに今更ながら初めて気付く。生け花が飾られていた座敷は畳が取り払われて床下が見えていた。


どの高さまで水没したのだろうか?障子戸は濡れたような跡は見当たらないが、どこかに何らかの形で冠水した形跡が残っているに違いない。

「当面の間」が「無期限」ではないことを祈るが、最近届いた回覧板によると、保存地区が含まれる本川から東側(大王地区と上市地区)について水害対策が講じられるとのことで、先ずは中通郵便局向いの橋と番屋橋のボトルネックを解消する工事が計画されているようだ。(しかし、5,6年先ではないかとの噂を聞く)
昨年末だったが、番屋橋傍の空き地にポンプ設備を造るためのボーリング調査が行われていたが、本川東側区域に溜まる水の強制排出や護岸かさ上げをすれば、反対側の本川西側に溜まる水が逃げ場を失い、これまで床下浸水で済んでいたのが床上浸水になりはしないだろうか?
昨年の水害最中に本川河口にある巨大水門を見に訪れたところ開いていたが、本水害時の本川の治水にはどの程度機能していたのだろうか?大雨が満潮時と重なる際は本川の濁流水を強制的に水門外側へと逃がさない限り、冠水エリアにどのような対策を施しても冠水エリアが移動するだけで限界が有りそうな気がしてならない。

格子窓の貼り紙はコロナ感染防止策と開館時間についてのお知らせであった。

こちらは「大雨による点検中等のため、当面の間、臨時休館」の貼り紙。

玄関口に説明ボタン(テープ再生?)があったことに今更ながら初めて気付く。生け花が飾られていた座敷は畳が取り払われて床下が見えていた。


どの高さまで水没したのだろうか?障子戸は濡れたような跡は見当たらないが、どこかに何らかの形で冠水した形跡が残っているに違いない。

「当面の間」が「無期限」ではないことを祈るが、最近届いた回覧板によると、保存地区が含まれる本川から東側(大王地区と上市地区)について水害対策が講じられるとのことで、先ずは中通郵便局向いの橋と番屋橋のボトルネックを解消する工事が計画されているようだ。(しかし、5,6年先ではないかとの噂を聞く)
昨年末だったが、番屋橋傍の空き地にポンプ設備を造るためのボーリング調査が行われていたが、本川東側区域に溜まる水の強制排出や護岸かさ上げをすれば、反対側の本川西側に溜まる水が逃げ場を失い、これまで床下浸水で済んでいたのが床上浸水になりはしないだろうか?
昨年の水害最中に本川河口にある巨大水門を見に訪れたところ開いていたが、本水害時の本川の治水にはどの程度機能していたのだろうか?大雨が満潮時と重なる際は本川の濁流水を強制的に水門外側へと逃がさない限り、冠水エリアにどのような対策を施しても冠水エリアが移動するだけで限界が有りそうな気がしてならない。