安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年04月

 前回、頼惟清旧宅を訪れたのは2020年8月中旬であったが、翌年の豪雨災害に被災してから現在も臨時休館のままとなっている。知人から聞いていた話では、床上浸水によって畳が濡れてしまい床下を乾かしているらしい・・・との事であった。微かな記憶では、これまでの休館中は扉が閉じられていた期間があったような気がするのだが、立ち入れないものの入口から屋内が覗ける状態になっていたことに気付いて撮ってみた。(2022/04/03撮影)
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 格子窓の貼り紙はコロナ感染防止策と開館時間についてのお知らせであった。
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 こちらは「大雨による点検中等のため、当面の間、臨時休館」の貼り紙。
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 玄関口に説明ボタン(テープ再生?)があったことに今更ながら初めて気付く。生け花が飾られていた座敷は畳が取り払われて床下が見えていた。
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 どの高さまで水没したのだろうか?障子戸は濡れたような跡は見当たらないが、どこかに何らかの形で冠水した形跡が残っているに違いない。
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 「当面の間」が「無期限」ではないことを祈るが、最近届いた回覧板によると、保存地区が含まれる本川から東側(大王地区と上市地区)について水害対策が講じられるとのことで、先ずは中通郵便局向いの橋と番屋橋のボトルネックを解消する工事が計画されているようだ。(しかし、5,6年先ではないかとの噂を聞く)
 昨年末だったが、番屋橋傍の空き地にポンプ設備を造るためのボーリング調査が行われていたが、本川東側区域に溜まる水の強制排出や護岸かさ上げをすれば、反対側の本川西側に溜まる水が逃げ場を失い、これまで床下浸水で済んでいたのが床上浸水になりはしないだろうか?
 昨年の水害最中に本川河口にある巨大水門を見に訪れたところ開いていたが、本水害時の本川の治水にはどの程度機能していたのだろうか?大雨が満潮時と重なる際は本川の濁流水を強制的に水門外側へと逃がさない限り、冠水エリアにどのような対策を施しても冠水エリアが移動するだけで限界が有りそうな気がしてならない。

 今年ラストの桜ネタ記事。六分咲きの頃に録った動画に続く写真の掲載である。
現在は花びらが散りながら葉桜に成りつつある成井来須の賀茂川土手沿いだが、八分咲きの頃に本渡橋の歩道橋から撮っておいた写真を紹介。夕暮れに撮ったので桜の花の鮮やかさには欠けてしまったが、賀茂川の水面の反射と相まって幻想的な雰囲気は残っている。(2022/04/01撮影)

 国道185号線の竹原消防署横に架かるのが新本渡橋、それと平行の橋が(旧)本渡橋と歩道橋である。今回はこれらの橋の下へ下りられる坂道途中に車を停めて歩道橋上や橋の下の砂地から撮ってみた。

 これがベストショット。
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 歩道橋から撮った来須地区側の土手沿い。
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 竹原高校側の土手沿い。
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 本渡橋の下から撮った。
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 橋の下へ降りる坂道辺りから。竹原高校側と来須地区。
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 手前の樹はなぜか葉桜に成りかけていた。
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 本日朝の天気予報では来週月曜日は本降りの雨。これを境に葉桜の並木となるであろう。

 4月3日(日曜日)、バンブー総合公園で花見をした後の豪華なランチは長浜の「カフェ・ホクストン」へ。到着したのが 13:40 でランチタイムを過ぎていたが駐車場車内にて約30分の空席待ちであった。11台置ける駐車場は既に半分が埋まっており、軽自動車の車内でカープ戦を観ながら待っていた間に駐車場を出入りした4台が高級ドイツ車という竹原市内とは思えないリゾート・カフェ。(2022/04/03撮影)
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 ホクストンは予約制ではない。到着時に玄関内の名簿へ名前と人数・車両ナンバーを記帳してから、駐車場内(車内)にて店員に呼ばれるまで待つシステムである。名簿では4組待ちで店員予想では約1時間待ちであったが、幸運にも30分後に6組が店を出た後に呼ばれた。
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 この日は都合で注文できるのはピザとカフェ・メニューのみであった。
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 空いていたのは窓際席3席で選んだのは窓からの景色が良く見える中央席とした。注文したのはピザとブレンドコーヒーで自家製ベーコン&ソーセージ、クワトロフォルマッジ(4種のチーズ&はちみつ)。ピザの直径は食べ応えのある27cmでデザートは食べられそうにない。
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 テラス席への掃き出し窓越しの眺望はこの通り「竹原臭」がしない。
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 約15分後に焼き立てのピザとブレンドコーヒーが運ばれてきた。
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 これが自家製ベーコン&ソーセージ。左半分がソーセージで右がベーコンのハーフ&ハーフ。お好みで唐辛子をふりかけて食べる。
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 クワトロフォルマッジ(4種のチーズ&はちみつ)は、お好みで蜂蜜をたらして食べる。
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 この日は国道185号を呉方面へ走るツーリング・オートバイを10台以上見かけた。吉名町の東亜煉瓦跡にできたハンバーカー店とその姉妹店のピザ店へ立ち寄るのであろうか。
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 2枚のピザをシェアして私は腹八分。今回はデザートは無しとした。
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 玄関に貼られていたポスター。「旅色」の厳選特集に掲載されました。・・・写っている場所は竹原のようではなさそうだが、ここ「ホクストン」が掲載されたのだろうか。
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 ポスターのQRコードは「旅色」。グルメ・飲食店を調べてみると「CAFE HOXTON」、「フレシュール」、「農家レストラン西野」と「大広苑レストラン花車」が載っていた。ちなみにホテル・旅館では「大広苑」と「ホテル賀茂川荘」。観光・体験では「瀬戸内ゴルフリゾート」、「休暇村大久野島キャンプ場」と「竹原町並み保存地区」が載っていた。「旅色」に掲載されるとこのポスターが支給それるのであろうか?ついでにポスターに映っていた写真も調べてみたところ岐阜市であった。
 「月刊旅色」といえば竹原観光のスタートがホクストンとして掲載されている「比嘉愛未さんが広島県竹原市でさんぽ旅(2022年2月号)」なので、店内のどこかに比嘉愛未さんの「旅色」ポスターも貼られていたに違いない。何となく嬉しい?ことに比嘉さんが座られていたテーブルと私が注文したピザが一致!

 この扉を開けてしまうと異世界食堂からリアル竹原へと戻ってしまう・・・。
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-以上-

 4月3日(日曜日)にバンブー総合公園へ花見へ行ってきた。本日届いた広報竹原で知ったのだが、3月27日から4月17日までがバンブー「さくら」週間となっていて、訪れた日が「バンブーお花見デー」というイベント開催日だったようだ。到着したのは13時過ぎで予想通り第1,2駐車場は満車。以前の記憶では多目的グランドが駐車場になっていたはず、ということで迷うことなく体育館側へ直行。体育館への入口に待っていた誘導員に訊いてみると十分空いているとの事でグランド上に無事駐車できた。(2022/04/03撮影)
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 臨時駐車場から1分程度歩いて体育館脇を通っていると第3?駐車場には空き待ち車列が出来ていた。
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 体育館入口の遊歩道沿いに開花標準木(樹)があった。
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 今年は例年の開花のようだ。
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 遊歩道を並木道方面へ。
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 ステージ前では子供向けのダンス(健康体操?)イベント最中。
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 竹の館方面も家族連れだらけ。
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 途中に軽食売店。
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 芝生内ではボール遊びが多かった。
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 並木道の始点からテントだらけになった。テーブルには缶ビールやおつまみ、弁当持参で夜桜を楽しまれるようだ。遊歩道を竹の館方面へ進むとテントの数は更に増えた。
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 桜の花はほぼ満開。青葉が出始めるギリギリのようだ。
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 花を観ているうちに「桜ライトアップ提灯」に書かれているメッセージや名称が気になってきたので適当に撮っておいた。この提灯は協賛費用として1口5000円(何口でも可)で、各2面に12文字まで入れることが出来る。
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 ぐるりと開花標準木まで戻ってきた。
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 昨年は平日にコンビニで弁当を買って芝生に座って食べたのだが、ボールが飛んできたり風が強かったりで家族には不評であった。今年は遊歩道をぐるりと回って約30分で駐車場へ戻り、長浜のホクストンにて30分空席を待ってピザとコーヒーの遅いランチとなった。
 これまで夜桜見物をしたことは無く提灯にてライトアップされた夜景も撮ってみたいが、考えてみれば夜桜には酒が付きもの。テントも無ければ酔いがさめるまで朝まで寝るわけにもいかず、今年は撮りに行くのはやめておこう。

 桜満開ネタはまだ続く。竹原町内の至る所から見える町並み保存地区の寺山。お抱え地蔵尊辺りの山肌に桜の樹が密集した部分があり、開花時期になるとまるでゲレンデのように見えることから「桜ゲレンデ」と名付けてみた。(2022/04/03撮影)

 鑑賞場所としては西幼稚園跡手前の古庭橋上がベストなのだが、R432~R185の抜け道となってしまい交通量が激しいため断念。これは古庭橋から100m程度近付いた照蓮寺駐車場からの眺めである。ちなみにブロック塀右側の畑は旧西幼稚園があった敷地の園庭であった。この辺りが砂場だった微かな記憶がある。
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 このようにゲレンデ状に桜の花が咲いている。
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 照蓮寺駐車場の中央辺りから。
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 更に近づいて酒蔵交流館辺りの空き地沿いから。
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 大黒神社の路地の隙間から。
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 照蓮寺の酒造用井戸手前から。
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 至近の修景広場から。
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 私が勝手に名付けたこの「桜ゲレンデ」なのだが、帰郷した2年前の春には存在には気が付かなかった。そもそもこの季節にしか見られない絶景は有名なのか無名なのか御近所に訊いても無関心であった。「さくらのれん」「桜の絨毯」「桜の垂幕」「桜カーペット」・・・色々と愛称を考えてはみたが、「桜ゲレンデ」以外どれもしっくりこない。既に何か愛称が付けられているのあれば教えて頂きたい。

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