安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年04月

本日は午前中にドブ掃除(年に一度の恒例作業)を行って、午後からは朝日山山頂を訪れた。竹原市内の至る所で桜が見頃になっていることから、朝日山の山頂に植えられている各種桜の樹も満開のはず。地上からは山頂の様子が全く分からないので面倒でも訪れてみて確認するしかなかった。(2022/04/05撮影)

 午後3時過ぎに山頂駐車場に到着。途中、野宿装備を積んだオートバイとすれ違ったが先客は居なそうである。駐車場脇には枝垂桜が満開。これなら山頂も期待できそうだ。
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 山頂に到着すると桜が満開(八分咲き)!
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 満開以上に下界の眺めが素晴らしかった。遥か彼方にクッキリと四国連山が見えている。
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 東屋にも先客は居ない。
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 見慣れた竹原町と竹原港の景色に、桜の樹越しに見える水墨画のような島なみの陰影が素晴らしい!
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 展望台と東屋の下に辺りからも下界を撮影。
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 展望台脇からも。
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 トイプードルを連れた夫婦が散歩にやってきたので展望台は先に譲った。
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 展望台上を独占。
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 桜はまだ蕾が残っているので今週末辺りが十分咲きになって散り始めているかも。
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 宗越の岬と碇島も見えている。
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 もちろん竹原のランドマークも。
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 竹原港にはフェリーの往来。
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 瀬戸内ゴルフリゾートの先にも四国が見えている。
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 明神と江戸堀。
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 徐々に曇天になって冷たい風が吹ていてたが、17時過ぎると再び陽があたり始めた。
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 17時半、そろそろ帰ろうかと準備をしていると、巨大レンズのカメラとカバンを持った方が山頂に到着。広島市から「宿根の大桜」を撮りに来られ、その後で朝日山の山頂を訪れてみたところ、あまりの絶景に驚かれていた。また、途中で鹿に遭遇したのも初体験だったとのこと。
 私は最後に山頂広場から竹原町を撮って下山した。
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 桜満開の時季に朝日山の山頂広場を訪れたのは今回が初めてだった。以下の写真のように桜の蕾は未だ八分咲き程度なので、今週土日が満開となってラストの見頃かと思われる。
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 以下の動画も撮ったので youtubeチャンネルに公開済み。
安芸の小京都 竹原 038 桜満開!朝日山の山頂広場~歩き撮り編~(2022 04 05)

安芸の小京都 竹原 039 桜満開!朝日山の山頂広場~定点撮り編~(2022 04 05)


-以上-

 花見の時季になると市内にて見応えがあるのは、成井(来須)土手の桜並木とバンブー総合公園の千本桜並木なのだが、薄桃色の花びらが妙に白過ぎて「派手さや妖艶さ」にやや物足りなさを感じている。
 帰郷して丁度2年となったが、竹原の桜が鑑賞できるのは今回で3度目。個人的な見解ではあるが、この時季に色々と桜名所を探して巡ってみたところ「妖艶さ」であれば先ずは照蓮寺の枝垂桜が挙げられる。
 昨日は観光客気分で町並み保存地区内とバンブー総合公園の桜並木を鑑賞。先ずは保存地区北端の照蓮寺境内に咲く枝垂桜のレポートである。(2022/04/03撮影)

 照蓮寺の山門に咲くソメイヨシノも満開。見応えはあるのだが花びらが妙に白過ぎるせいか、やや「派手さ」に欠ける。
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 桜越しの鐘楼がベストアングルなのだが、花びらが粗のためかこの写真が限界。
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 午前であれば朝日に映える桜越しの朝日山を観る方が感動的かもしれない。
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 鐘楼門を潜ってみると枝垂桜が満開!
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 1週間前(2022/03/27)ではこうだった(蕾が膨らみ始めた)のが・・・・
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 ・・・・数日後にはこう変わるのである。
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 この「妖艶さ」は感動もの!声も出ず頭の中で「うわ~っ」であった。
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 本堂の鴬張り廊下から。
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 桜越しの鐘楼は逆光なのが惜しいが、これはこれで味わいがある。
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 満開の桜を満喫した後に鐘楼を潜って「根古屋」へ向かった。
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 NHKテレビで「夜桜」を鑑賞するが生中継番組を視たが、枝垂れ桜の巨木などが登場。確かに「派手で妖艶」ではあったが映像効果がドギツ過ぎていた。青いLED照明やスモークを焚いたり、なぜかフラメンコ演奏を奏でたりの凝った演出を観ていたゲストにカメラが切り替わるやいなや「いや~っ、幻想的ですねぇ」とのコメント。観ている最中ならば「うわ~っ・・・」と無言になって息をのんでいただろうに、なぜそのリアルなシーンを撮らないのだろうか。
 最近のテレビ番組は感動シーンが終ってから誰もが必ず「いや~っ」とのコメント。私の場合は感動シーンを観ても「いや~っ」を発したことは皆無で声が出たとしても「うわ~っ」である。気になってこの「いや~っ」の語源を探すも未だに見つからず。何が「嫌(いや)」なのか、それとも中国語の「哎呀(アいや~)」が訛ったのか。野球中継の切替で「放送席」を必ず2度繰り返すのだろうかも含め、有りがちな演出が気になってチャンネルを変えてしまう自分が嫌で仕方がない。

 本日は町並み保存地区の最北端に3月26日新規オープンした「台湾甜品 café 根古屋」で初めてのティータイム。ホクストンでのランチ(ピザとコーヒー)の帰りに保存地区に寄って観光客気分で散策。16時になってしまったが、新規開店当時から訪れてみたかった「台湾甜品 café 根古屋」の暖簾を初めてくぐってみた。(2022/04/03撮影)

 場所は照蓮寺山門側の十字路。古民家をリノベーションした台湾系スイーツのカフェである。
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 暖簾には「根古屋」の「根っこ」をモチーフにしたデザイナーによるロゴが描かれている。
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 店頭にお奨めの品メニューが置かれている。後で分かったが、数枚あるようでめくってみればよかった。
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 格子引き戸をガラガラ・・・・
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 土間には開店祝いの生花などがずらり。
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 靴を脱いで板の間へ上がると落ち着いたオーク材?フローリングの板の間に計6テーブル(1人×2、2人×3 と3人×1)が置かれていた。(註:店内の撮影許可を頂いた)
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 天井照明は白熱電球フィラメント風LED。格子掃き出し窓からは照蓮寺側の様子が見える。
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 こちらは玄関口の引き戸と暖簾。
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 空気清浄機がある硝子戸が土間からの上り口で、その向こう側に厨房がある。
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 このテーブルは店主のD.I.Yだそうだで出来栄えにびっくり。一人でリノベをされた大工さんによる作ではなかった。ホームセンターにて切ってもらってスチール製の脚わ取り付けたとのこと。
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 ティータイムをしに訪れたので注文したのは中国茶とスイーツ。メニューには拉麺などもあったのでランチも可能だ。竹原で中国茶を飲むのは久しぶり。
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 私が注文したのは開店当時から気になっていた自家製スイーツ「総合豆花(そうごうとうふぁ)」。かなりのボリュームがあるとのことで先に皿のみ見せて頂いた。ホクストンで27cmピザを食べてから2時間だが問題なし?とした。
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 シロップに浸かった豆腐のようなスイーツに5種のトッピングが載せられている。トッピングは季節や時期によって変わるようだ。甘さは控えめで色々な食感が味わえスプーンがスイスイ、食べ終わった後から胃にズシリと来た。しかし、中国茶(鉄観音)の二煎目を飲み干したらスッキリ気分に治まった。
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 妻は昨日こっそり訪れたとのことで裏メニューの中国茶を注文。自家製スイーツ「手工鳳梨酥(てづくりパイナップルケーキ)」。
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 店主から竹原への移住、古民家再生から開店までのエピソードや「根古屋」の謂れ等について色々と興味深い話が訊けたので大収穫。ちなみに「根古」は照蓮寺に群れている猫たちとは無関係であった。
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Instagram:café 根古屋@cafenekoya2022
Facebook:café 根古屋

 多くの観光客は道の駅から流れてきて胡堂でUターンするのでローケーション的に人通りが少ないのだが、土日祝日の道の駅Pは常時満車。旧西幼稚園跡の園庭を駐車場として休日開放してもらえると人の流れが南北両側からとなるので照蓮寺周辺も観光客で賑わうかもしれない。我が家からは歩いて来られる近さではあるが、選挙投票日のみではなく園庭へ自動車が気軽に置けたなら、買い物後に寄って照蓮寺の猫たちと戯れたあとに「根古屋」で昼食やティータイムができるのだが・・・。

 本日、今年も弟から宿根の大桜の満開写真がメールで送られてきた。昨年の春分の日に私が訪れた際には五分咲き程度であったが今年は訪れていない。あれからもう一年が経ったのか・・・。

 以下4枚が本日メールにて届いた iphone 撮影写真。(2022/04/02撮影)

 これは大桜への分岐点から更に朝日山の山頂方面へ向かった路上(大井宿根線)から撮ったものであろうか。写真中央に小さく桜が見えている。
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 これは宿根大井線の大桜への分岐点にある東屋横から。
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 到着までの半分辺りからか。
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 手前に到着!写真を見た感じでは八分咲き(満開)といったところ。
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 本日(土曜)の午後、大井宿根線は普段に比べて通行量が多く離合に難儀したとのことで、ラストの写真を拡大してみると見物客の姿が数人写り込んでいた。今年は今のところ宿根の大桜を訪れる予定は無いが、朝日山は東屋や展望台からの眺望を遮っていた老木が伐採されたので、天気が良ければ来週平日にでも山頂広場の桜を観に訪れてみたい。
 山頂ではいつも広島FMを聴きながら瀬戸内海の島々の美観を眺めているが、時折流れる広島FMのジングル「・・・ Music Station ヒっ・ろっ・シっ・まっ・・えふえ~む~」(かなりの調子っぱずれテイク)がズッコケそうで楽しみだったのに最近はまともなテイクばかりで残念である。

3月28日から30日までの期間は最終仕上中であった旧竹原福祉会館跡地に造られた(仮称)竹原中央緑地広場。年度末最終日31日夕方に出入口のバリケードが開放されていたので仕事帰りに立ち入ってみた。竣工日(4月1日)前日の夕方には予め開放されていたようである。(2022/03/13撮影)
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 では、初めて踏み入れる広場のスロープへ。だが、期待していた正式広場名が書かれた看板や銘板が見当たらない・・・。竣工日や定礎の石碑も見当たらなかった。これから応募が始まるのであろうか?
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 スロープを上りきると広大な芝生の周囲に長椅子が設置されていた。
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 西側の奥に芝生以外のスペースが造られていそうなのだが、芝生養生中のため立ち入れない。
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 ロープの札には「芝生養生中 入ったらだめよ!竹原市」と書かれていた。
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 煉瓦造りの短いプロムナードの右方面へは国道沿い石段へ続いている。
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 それでは池田勇人総理大臣立像の前へ。 
 

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 このパネルに何が書かれているのかがず~っと気になっていたのである。
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 予想していた「所得倍増計画」の文言は書かれていた。「現在の吉名町」ではなく「・・・吉名村で生まれた・・・」も新鮮な表現だ。だが・・・肝心の「(賀茂郡)竹原町」や「竹原市」が何処にも書かれていなかった。もしかしたら・・・と半ば期待していた「銅像は後ちに吉名町へと向きが変えられた(と親から聞いていた)」エピソードについても無いので、その真相はあやふやのまま。図書館で芸南新聞保存版から記事を探してみるしかなくなった。
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 この存在感!やはり広場名は「池田勇人総理大臣記念広場」がふさわしいのではなかろうか。
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 こちらが国道沿いの出入口。
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 スロープ側へ戻るとしよう。
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 この小スペースも気になるし、芝生の養生が解けるのはいつ頃なのだろうか?
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 外灯や照明らしき設備は見当たらなかったが、ナンバーを曲げたオートバイの進入やヤンキー&DQNが集まれないよう夜中はチェーンで閉鎖されるのだろうか?広大な敷地にそれぞれが離れた場所にある長椅子はカップルが夜中に語り合うには絶好な場であろう。・・・と要らぬ心配をしてしまうのは悪い癖。
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 もしかしたら正式名は付けられないかもしれないが、次回のレポートは銘板が付くか芝生の養生が解けて市民が憩う様子が見られる頃としたい。

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