チケットを購入してから2ヶ月が経過、本日は待ちに待った竹原市民館での映画『吟ずる者たち』の上映日である。本日で2度目の鑑賞となるが、私の場合は竹原市民館での映画鑑賞は初めてであり、上映終了後には油谷誠至監督の舞台挨拶も予定されているので、東京銀座TAUでの監督&市長トーク以来の生での観覧もできることから価値があるイベントである。
午前の開演開始は11時、市民館へは10時過ぎに到着。出入口にて検温を受け、チケットの半券を切り取られて市民館のロビーへ入った。(2022/07/31撮影)
ロビーにはホール口脇に『吟ずる者たち』各種グッズと「若竹」のクッキー販売コーナー、南側には映画のポスターと撮影風景写真の展示パネルが立てられてた。イベントスタッフへ映画ポスター前での記念撮影ができることを確認して写真を撮った。
グッズ販売コーナーでは映画パンフ、「吟ずる者たち」題字入りの前掛けと手ぬぐいや油取り紙、「若竹」の各種クッキーが販売されいた。パンフレットと油取り紙は、昨年11月9日に東広島ジョイのシネコンでの鑑賞時に買っているので悩んだが、右脇奥に目をやるとソファーに見覚えがある人物。それはパンフレットの束にせっせっとサインをされている油谷監督の姿であった。今回販売のパンフレットは全て監督の直筆のサインが入っているとのことで購入を希望した。
その際に販売スタッフへ東京銀座TAUでの話をするとサイン中だった監督まで案内をして頂けた。監督からは本フログへの有難い応援メッセージを頂いていたが、今回が初の直接顔合わせによる御挨拶となった。
ホールへ入る前に販売コーナーにて直筆サイン入りパンフと手ぬぐいを購入。
市民館ホールへ入ったのは何十年ふりだろうか?成人式以後ではシオタで貰ったチケットで観た芸能人(誰だか忘れた・・)の歌謡ショウと、親戚の子のバレエ発表会かピアノの演奏会で訪れたような記憶がある。
映画はもちろんだが監督の挨拶等も写真に収めるのはNGだろうから、ホールに入った「証し」として舞台のスクリーンと舞台袖を撮っておいた。
11時定刻にブザーが鳴って午前の上映イベントがスタート。先ずは主催者による挨拶の後に、津軽三味線奏者の田岡隷山さんによるソロ演奏が披露された。
津軽三味線を生で聴くのは、青森県弘前市への出張にて居酒屋で打上げをした際に披露された座敷での生演奏以来である。津軽三味線を聴く際には「拍手をするタイミング」がある事は知ってはいるのだが、今回の演奏での小音から徐々に音量が増して高音による激しいバチさばきが連続したタイミングになっても拍手は無かった。自分でもイザとなると、どこでどう拍手をして良いのかが分らず、誰かが拍手を始めるのを待ち構えてはいたのだが・・・。
ホール内を見回したところ観客はコロナ感染予防策の1つ分席明けをして8割程度であった。津軽三味線の演奏が終了するとホール内の照明が徐々に消え『吟ずる者たち』の上映が始まった。
1度目の鑑賞では気付けなかった重要なシーンとセリフが、2度目では平行で進行する過去と現在のストーリーに散りばめられていることが分り、1回目では竹原でのロケ場所シーン探しをしていた自分が恥ずかしくなった。本映画では「百試千改」がテーマ的なキーワードであったが、今回のセリフでは「この子はこまいけん、腹一杯食べさせて大きくしてやらんといけん」が軟水での酒造りの重要なヒントとなっていることに気が付いた。
竹原でのロケ場所探しはどうても良くなり、クライマックスではマスクに涙が滲むほどにジワリと心を打った。上映時間は約120分、上映中に市役所で鳴らされる正午のサイレン音と救急車のピーポー音が微かに聴こえてきたが、ホール内においてはスマホやLINE着信音などは一切聞こえてこなかったのは予想外にスゴいことだ。
エンドロールが終って拍手ののちに場内ライトが明るくなると、先ずは特別ゲストの今榮市長による挨拶。市長は監督のことを「あぶさん」と呼ばれるお互い親しい仲であった。市長も2度目の鑑賞とのことで2度目は深く感じるものか多数あったとのこと。
そして油谷監督の舞台挨拶では撮影秘話などが市長やエキストラ出演もされた主催関係者を交えてのトークとなった。過酷なロケと豪雨災害やコロナなどによる資金難の話、監督は事前準備を隅々まで済ませることで撮影現場では俳優やスタッフへは大声で指示するようなことはしない方針であることを話されていた。
これはトーク終了のロビーの様子。出入口では監督自ら来場者へ挨拶をされていた。名残り惜しいが竹原市民館での『吟ずる者たち』の上映イベント参加はこれで終了。
これは油谷監督がロビー脇のソファーでサインを書かれていたパンフレットの表紙を捲った1頁目。1回目の鑑賞で買っていたパンフレットと一緒に並べてみた。
これは今回買った「吟ずる者たち」の題字が書かれた手ぬぐい(半分折り)と、1回目に買った「油取り紙」のパッケージである。特製の前掛けは既に「龍勢」を持っているので今回は見送った。
市民館内で「追花心」や「吟ずる者たち」ラベルの吟醸酒が売られていればとプレミアム商品券の束を持参したが、それ用にと購入した共通券のうち5枚は壁掛け扇風機の買い直し(5年酷使したものが昨日とうとう完全に壊れた)に使ってしまった。
午前の開演開始は11時、市民館へは10時過ぎに到着。出入口にて検温を受け、チケットの半券を切り取られて市民館のロビーへ入った。(2022/07/31撮影)
ロビーにはホール口脇に『吟ずる者たち』各種グッズと「若竹」のクッキー販売コーナー、南側には映画のポスターと撮影風景写真の展示パネルが立てられてた。イベントスタッフへ映画ポスター前での記念撮影ができることを確認して写真を撮った。
グッズ販売コーナーでは映画パンフ、「吟ずる者たち」題字入りの前掛けと手ぬぐいや油取り紙、「若竹」の各種クッキーが販売されいた。パンフレットと油取り紙は、昨年11月9日に東広島ジョイのシネコンでの鑑賞時に買っているので悩んだが、右脇奥に目をやるとソファーに見覚えがある人物。それはパンフレットの束にせっせっとサインをされている油谷監督の姿であった。今回販売のパンフレットは全て監督の直筆のサインが入っているとのことで購入を希望した。
その際に販売スタッフへ東京銀座TAUでの話をするとサイン中だった監督まで案内をして頂けた。監督からは本フログへの有難い応援メッセージを頂いていたが、今回が初の直接顔合わせによる御挨拶となった。
ホールへ入る前に販売コーナーにて直筆サイン入りパンフと手ぬぐいを購入。
市民館ホールへ入ったのは何十年ふりだろうか?成人式以後ではシオタで貰ったチケットで観た芸能人(誰だか忘れた・・)の歌謡ショウと、親戚の子のバレエ発表会かピアノの演奏会で訪れたような記憶がある。
映画はもちろんだが監督の挨拶等も写真に収めるのはNGだろうから、ホールに入った「証し」として舞台のスクリーンと舞台袖を撮っておいた。
11時定刻にブザーが鳴って午前の上映イベントがスタート。先ずは主催者による挨拶の後に、津軽三味線奏者の田岡隷山さんによるソロ演奏が披露された。
津軽三味線を生で聴くのは、青森県弘前市への出張にて居酒屋で打上げをした際に披露された座敷での生演奏以来である。津軽三味線を聴く際には「拍手をするタイミング」がある事は知ってはいるのだが、今回の演奏での小音から徐々に音量が増して高音による激しいバチさばきが連続したタイミングになっても拍手は無かった。自分でもイザとなると、どこでどう拍手をして良いのかが分らず、誰かが拍手を始めるのを待ち構えてはいたのだが・・・。
ホール内を見回したところ観客はコロナ感染予防策の1つ分席明けをして8割程度であった。津軽三味線の演奏が終了するとホール内の照明が徐々に消え『吟ずる者たち』の上映が始まった。
1度目の鑑賞では気付けなかった重要なシーンとセリフが、2度目では平行で進行する過去と現在のストーリーに散りばめられていることが分り、1回目では竹原でのロケ場所シーン探しをしていた自分が恥ずかしくなった。本映画では「百試千改」がテーマ的なキーワードであったが、今回のセリフでは「この子はこまいけん、腹一杯食べさせて大きくしてやらんといけん」が軟水での酒造りの重要なヒントとなっていることに気が付いた。
竹原でのロケ場所探しはどうても良くなり、クライマックスではマスクに涙が滲むほどにジワリと心を打った。上映時間は約120分、上映中に市役所で鳴らされる正午のサイレン音と救急車のピーポー音が微かに聴こえてきたが、ホール内においてはスマホやLINE着信音などは一切聞こえてこなかったのは予想外にスゴいことだ。
エンドロールが終って拍手ののちに場内ライトが明るくなると、先ずは特別ゲストの今榮市長による挨拶。市長は監督のことを「あぶさん」と呼ばれるお互い親しい仲であった。市長も2度目の鑑賞とのことで2度目は深く感じるものか多数あったとのこと。
そして油谷監督の舞台挨拶では撮影秘話などが市長やエキストラ出演もされた主催関係者を交えてのトークとなった。過酷なロケと豪雨災害やコロナなどによる資金難の話、監督は事前準備を隅々まで済ませることで撮影現場では俳優やスタッフへは大声で指示するようなことはしない方針であることを話されていた。
これはトーク終了のロビーの様子。出入口では監督自ら来場者へ挨拶をされていた。名残り惜しいが竹原市民館での『吟ずる者たち』の上映イベント参加はこれで終了。
これは油谷監督がロビー脇のソファーでサインを書かれていたパンフレットの表紙を捲った1頁目。1回目の鑑賞で買っていたパンフレットと一緒に並べてみた。
これは今回買った「吟ずる者たち」の題字が書かれた手ぬぐい(半分折り)と、1回目に買った「油取り紙」のパッケージである。特製の前掛けは既に「龍勢」を持っているので今回は見送った。
市民館内で「追花心」や「吟ずる者たち」ラベルの吟醸酒が売られていればとプレミアム商品券の束を持参したが、それ用にと購入した共通券のうち5枚は壁掛け扇風機の買い直し(5年酷使したものが昨日とうとう完全に壊れた)に使ってしまった。