安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年08月

 本日8月31日水曜日、「ホームブラザナフコFC竹原店」が32年間続いた営業の幕を閉じた。店内では8月初旬から各棚にほぼ半分が残されていた商品が徐々に整理されており、資材や展示品などは割引やワゴンへ移動され、その他の商品は他店での販売用に回収&搬出されていった。
 自宅のプラ製分別ゴミ箱が陽射しを浴びて劣化し、箱を摘まんだだけでポロポロと割れて崩れ落ちてしまったことから、ナフコで代用品に使える衣装ケースが割引されるのを待っていた。しかし、8月下旬には家具コーナーが閉鎖されて商品が搬出されてしまった。
 そこで見付けたのが、資材置き場から店内の空き棚へ移動されていた材木類。全商品が7割引きになっており、これら複数の平板を組み合わせて分別ゴミ棚をD.I.Yすることにした。厚さ5mm×15cm幅✕45cm長の平板が1枚で155円が7割引き。これが10枚束で2セットが売れ残っていたので2度に分けて購入した。現在、これを木工ボントで貼り合わせて幅45cm×奥行45cm×高さ90cmで3段の分別ゴミ箱を自作中である。
 
 この平板の購入も含めて売れ残り商品を色々と購入吟味していたが、午前中に残っていた商品が午後には販売棚ごと回収されていたり、何度訪れても通常価格のままのものが多数あった。そして本日の最終日も同様であった。

 8月下旬から3度訪れた際に撮っておいた最終日までの店外の様子が以下である。(店内は撮影禁止)

8月21日に訪れた際には巨大看板に防塵ネットと足場が組まれていたが、その2日後には複数枚で造られた看板パネルが取り外されていた。(2022/08/23撮影)
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 8月21似には防塵ネット越しに「ナフコ」の看板が見えていたが、西向きの全面が取り外されていた。
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 その次に訪れた時には、野外の資材置き場が解体中であった。(2022/08/29撮影)
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 空が透けて見えていた巨大看板の面に・・・ 
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 ・・・白いパネルが嵌め込まれている最中であった。
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 本日、最終日となった8月31日。

 午前中に駐車場へ立ち寄ってみると巨大看板の防塵ネットと足場が撤去されており、全面真っ白になっていた。(店内へは入っていない)

 
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 この白いパネル面には、どのような店舗の看板が再び描かれるのであろうか。
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 資材置き場の解体も続いていた。
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 東側の面も全面真っ白に・・・。
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 そして閉店時間が間近となった夕方、最終日の「投げ売り」を期待して再び訪れてみたが、日用品棚以外は殆ど何も残っていなかった。割引次第ではと購入を検討していたワゴン商品なども既に買われて消えていた。
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 自動ドアの「ナフコ」は明日からはどうなるのだろうか・・・。
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 この店名も何れは取り外されるであろう。
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 この看板や国道沿いの看板についても近いうち「ナフコ」が取り外されるに違いない。
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 さて、空いたテナントや増築棟にどのような店舗が入るのかだが、巷の噂レベルでも未だ何も聞いていない。身近な間では「ゆめタウン竹原店」のダイソーがここへ移転されるのを望む人が多い。

 昨日に広島テレビで放映された「テレビ派」。その特集コーナー「沿線遺産」に「根古屋」が登場した。その前日に訪れた「根古屋」にて、店主から取材を受けた放映番組と最終決定の放映日を教えて頂いたので、食事をしながら「テレビ派」公式サイトを調べてみるとタイトルに「竹原市新港町」と書かれていたので「???」。そんな町名を聞くのは初めて。「港町」ならあるが「新」が付いた新たな地区名があることは知らなかった。
 そこで帰ってから、地区名については最も詳細が載せられている「国土地理院」の「標準地図」で竹原全域を調べてみたのだが、どこを探しても「新港町」は見つからなかった。
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 この地図が「すごい」のは、地元住民でさえ知らないような地区名まで記載されていることである。この地図は整備後の現在の地区名なのだが、これに昭和時代の旧地区名(赤色)を追記してみたので、今後のブログ記事にも使うことから参考にして欲しい。(阿波島と大久野島は割愛)

01.竹原駅から南付近(三井金属、塩町、港町など)
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02.竹原町中心部(中央、本町、中通など)
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03.東野町、小梨町など
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04.荘野、新庄交差点辺り
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05.河内I.C方面へ
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06.西野町、田万里町(中田万里)辺り
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07.三永方面(上田万里辺り)
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08.仁賀町(西谷辺り)
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09.仁賀町(中仁賀辺り)
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10.吉名町(吉名駅周辺)
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11.吉名町(宗越、瀬戸内ゴルフリゾート辺り)
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12.下野町(大井、宿根辺り)
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13.福田町(大乗辺り)、安芸長浜駅周辺
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14.福田町(北部)
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15.忠海駅周辺(現在は忠海町**は存在しない)
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 さて、謎だった「新港町」だが、昨日に放映された「沿線遺産」の録画を帰宅して帰って視たら、レポーターが登場したのは中島医院前のバス停「新港町」だった。もしかして「新港町」は誤記だったのだろうか?それとも見間違えたのだろうか?本日、改めて公式サイトを確認したらバックナンバー写真に「竹原市 新港橋バス停 其の壱」のタイトルが添えられていた。

 ちなみに「テレビ派」にレギュラー出演されている気象キャスター「塚原美緒」さんは竹原市出身であった。

 本日、フジ竹原店のテナント街を訪れた際に突然の「違和感」。その違和感は台湾料理「福来順」の脇道を通り過ぎた時に視界に入った看板の店名であった。(2022/08/29撮影)

 これは後退して撮った看板の写真なのだが「 福吉順 」と書かれていた。
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 その後、店舗前や壁の看板などを何度も見返したのだが、見間違いではなく「」が「」になっていたのである。

7月12日に撮った「旧店舗」と、本日撮った「新店舗」の正面外観を見比べてみて欲しい。その差分は中央の看板の3文字のみ。フォントも異なって「福来順」が「福吉順」に変わっていたのである。
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  ここ最近に店舗名が変っていたのなら、フジ竹原店のテナント看板は未だ旧店舗名だろうと確認したが既に「吉」になっていた。一体いつから・・・・。
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 周囲を2度回ってみたが「福来順」の文字は見当たらなかった。
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 帰宅してからネットで「福来順 竹原店」と「福吉順 竹原店」を調べてみたのだが、現時点では食べログなどの食事店情報は旧店舗名のままで新店舗名は見つからなかった。逆に「福吉順 竹原店」で検索してみると求人情報ばかりであった。ハローワークへの登録は 2022年8月18日だったので、8月中旬には店名が変っていたことになる。営業継続で単に店舗名が変っただけであれば店長候補、事務、調理補助およびホール担当の求人はしないはず。姉妹店でも無さそうだし、もしかしたら「福来順」とは関係が無い別店舗なのだろうか?それならば紛らわしい1文字違いの新名称にはしないだろうし、調査は現在進行形としておこう。

 帰郷するまで住んでいた集合住宅は、借りていた青空駐車場が水道栓や屋外コンセントが無い地上面にあったので、洗車&ワックスや車内清掃はコイン洗車場を利用していたが、それも新車の香りが消えるまでの半年間の数回まで。帰郷するまでの16年間に乗っていたステップワゴンは、シャンパンゴールト色を選んだおかげか泥や水垢汚れが殆ど目立たず、半年後からは1年点検や車検時にディーラーが洗車機で水洗いしてくれる程度で雨水まかせの自動洗車状態になっていた。また、車内清掃も5年前に失くしたソーラー腕時計が偶然にマットの隅から見つかるほどの始末だ。
 だが、帰郷してからのリフォームした自宅は狭いながらも庭内に軽自動車なら置けるし、元々あった水道栓も短いホースで自由に使える。また、オール電化にしたことで単相200Vを自宅に給電していることから、最近は小型の電気自動車(EV)に何となく興味を持ち始めている。

 EVで価格以外に気になるのは1回の充電による走行距離であろう。近郊への買い物や通勤程度ならば夜中に自宅で充電できるが、満充電による走行距離が短かければ、長距離走行が必要となった場合の充電スタンドが「何処」で「どの程度の充電量」が「いかに短時間」で「待ち時間無く」可能であるかである。

 将来、自分がEVを買ったり借りたとしても竹原市内の受電スタンドを利用することが無いが、利用料が無料や低下価格であれば話は別。そこで、現状の充電スタンドについて調べてみた。

 現在、竹原市内には何件の充電スタンドがあるのだろうか。GoGoEVサイトによれば竹原市内には以下の5ヶ所の拠点があるようだ。(各スタンドに1基)
  1. 「道の駅 たけはら」の自販機前スペース・・・充電料金無料
  2. 下野町中通の「トヨタカローラ広島 竹原支店」・・・充電料金有料
  3. フジ竹原店のダイソー脇EV専用駐車場・・・充電料金有料
  4. 忠海町長浜の「(有)三谷自動車」・・・充電料金不明
  5. 竹原市中央の「(株)日電工業」・・・充電料金不明
 これらの中から「道の駅」と「フジ」の2ヶ所について訪れてみた。(2022/08/23撮影)

先ずは無料で使える「道の駅たけはら」は矢印の場所。
#01
 
EV専用の駐車スペースは無く、玄関口付近から進入して自販機前に停めて充電ケーブルをEVに接続する。
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 利用時間は午前9時から午後5時まで(正月やイベント時は不可)
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 事前の利用申請は不要だが、「最終受付は午後4時まで」と書かれていることから無断使用はできなさそうだ。念のため野外の売店などに利用したい旨を告げておけば良いであろう。満充電は不可だが 80%までなので空いていれば利用価値は最大クラスだ。
#04

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 そして「フジ竹原店」では、以下矢印の「充電スタンド」標識がある。他の看板にまみれて分かり辛かった。
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 場所はダイソーと衣料品店舗の境辺り。
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 EV充電専用駐車スペースが設けてある。充電時にはこの赤色コーンをよけてから停めるのだろう。
#07

 ダイソーには何度も訪れているが、これまで利用車両を目撃したことは一度も無い。「道の駅」と比べると充電能力は半減している装置である。
#08

 利用時間はフジ営業時間帯の午前9時から午後10時まで。専用カードをかざして使用するのかコイン投入口らしきものは見当たらない。講座引き落としかプリペイド契約なのだろうか。
 最大30分充電可能で 500円と書かれているが、10分/200円(以後5分毎に75円加算)とはまたコインパーキングのように誤解を招く表記である。スタートしてから 30分間が 500円なのに 10分間なら 200円で 20分間なら 400円、30分間で 600円となるので計算が合わない。それ以後は満充電か否かにかかわらず接続放置すれば 5分単位に 75円が加算されて 1時間毎に 900円が増え続けるのだが・・・。
#09

 ここは有料だから利用者を見なかったのか、「道の駅」では何度か充電中の車両を目撃している。

 高速道のサービスエリアでは充電空き待ちで耐えられなくなり、高速道を一旦出てから大規模商業施設の有料スタンドを使用するも、最大30分間程度では50%にも満たないと聞いている。「旅に出る」のか「充電しに出る」のか分からないような現状のインフラでは、庶民に手が届く低価格のEVが発売されるのは未だずっと先のようで、その頃には運転免許を返納する歳を既に越していそうである。

 今週の火曜日、蒸し暑い夕方に我が家にてアクシデントが発生した。リビング・ダイニング部屋の大型エアコンの吹出口から多量の水が頭上へ滴り始めたのである。除湿した水分はホースを通じて屋外へと排出されるのが通常であるが、その水の勢いと量はアイスコーヒーを飲み時のグラスを頭にかけられた様であった。
 脚立を立てエアコンの200V電源コードを拭いてから吹出口のフィルターを外して手を突っ込んでみると、冷却フィンの真下にあるトレイが水浸し。取り外したフィルターには埃は全く着いてはおらず、なぜ多量の水がトレイに溜っているのか理解できなかった。

 そこで親戚の「樋口電化サービス」へ電話をしてみると、フィルターの埃を放置しているとドレン(排水口)に埃が詰まって、除湿した水分がトレイへ徐々に溜まり、ある日突然室内機から水が零れ落ちるとのこと。だが、我が家のエアコンは高機能のため「お掃除ロボット」が定期的にフィルターを拭い去ってくれていて、フィルターの埃を放置などしていないのである。どうしても納得が行かないのだが、そのような高機能でも修理依頼がここ最近多発しているとのことだ。

 その対処は誰でも簡単にできるらしく、吸引器(巨大な注射器のような器具)を貸すから、屋外のホースへノスルの先っぽを差し込んで思いっきりハンドルを引き込んでみて欲しいとのこと。既に19時を過ぎていたが、掛町にある「樋口電化サービス」を訪れて、その巨大な注射器を借りて帰った。

 こんなもので治るのかと半信半疑でホースへノズルの差し込み、思いっきりハンドルを引いてみた。そしたらホースが「ゴボコボ」と音をたてて踊り始めたのでノズルを外すと、ホースの口から多量の水が噴き出してきた。その量はアイスコーヒーのグラスどころか麦茶のポットぐらいの量。数十秒経つと水は出なくなり、室外機のトレイに溜まった水は空っぽになっていた。

 とりあえず不具合は解決したが、ロボットが自動で掃除しているのにナゼ?明日来てもらっての処置にせず、アドバイスと器具を借りての作業で終わったので、翌日に御礼として御菓子と一緒に器具を返却した。

 話は長くなってしまったが、お礼の御菓子は毛木に本店がある「いちかわ菓子舗」でシュークリームを3個購入。我が家用にもと3個を買ったのがこれである。(2022/08/24購入)
#01
 
1個150円だったと思う。本店でそれぞれ3個を保冷剤と一緒に袋に詰めてもらって持ち帰った。
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 器具を返却した帰宅後にアイスコーヒーを作ってもらってシュークリームを食べてみた。
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 皮はカリカリで濃厚なカスタード・クリームがびっしり!妻も「こんな美味しいカスタートシューは初めて」と大絶賛。わざわざ毛木まで買いに行くのは面倒だが、もう一度、食べて見たくなったので明日にでも行ってみる予定である。
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 だが、待てよ・・・「樋口電化サービス」の近くに「いちかわ菓子舗」の掛町店が在るではないか。わさわざ毛木まで買いに行かなくても良かったのである。

 そして水が溜まった原因なのだが、どうやらエアコン内の掃除ロボットが手抜きをしていたようだ。フィルターの埃を定期的に拭ってはトレイへ捨てる仕組みになっていた。除湿された水分と一緒に埃がドレンから室外へのホースに吐き出されるのである。通常の埃ならドレンに詰まる程にはならないのだが、我が家の扇風機のネットや空気清浄機には埃がビツシリと着くので定期的に「人」が掃除してゴミ箱へ捨てている。どうやらこれと同じ多量の埃が水分に濡れてドレンに詰まって塞いでいたに違いない。その埃はこいつらの毎日多量に抜けている毛なのである。
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 エアコンのフィルターに溜まった毛をロボットが拭い去ってトレイへ捨てている限り、頭上への水漏れが再発するのは間違いない。また、巨大注射器を借りなければならない日が訪れた際に掛町の「いちかわ菓子舗」で御菓子を買うことにしよう。

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