安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年08月

 本日は盆前ということで午前中に家族で田ノ浦へ墓参り。先ずは墓に供える花とシラサキを買いに楠通りの竹原園芸店を訪れると、幅広い通りの店前に車列。店横の駐車場内を含めて6台は停めてあったであろうか。停める場所が無くて「ゆめタウン」の平川生花店で購入した。竹原園芸店の込み具合だと、墓地の駐車場も満車に違いないとダメもとで訪れたが、運良く帰る車がいて入れ替わりで停めることができた。
 前回の墓参りから3ヶ月が経ったが、墓は伸びた雑草やクモの巣だらけ。前回供えた花は完全に干からびていた。墓石を洗って雑草を抜くのだが、汗が顎からしたたり落ちる暑さ。いつもならヤブ蚊まみれになるのだが、この暑さではボウフラも湧けなかったのか蚊は一匹もやってこなかった。

 汗まみれになりながら墓参りを済ませた頃には昼前。昼食はどこで外食しようかと、行きつけの数件の店に電話を掛けたが、盆前で祝日でもありどこも満席。竹原町内をサマよっていたら、竹原駅前商店街で「台湾ダイニングカフェ行天(ぎょうてん)」が目に留まった。シオタ前の駐車スペースに停めて満席具合を車内から確認しようとしたら、後続車4台で空きスペースが埋まってしまった。

 「行天」は以前から気になっていたが、初オープン当時から台湾系の居酒屋だと勘違いしていた。その後、ローカルテレビ番組「レンタルクロちゃん」の竹原訪問シリーズ初回で「行天」が登場。クロちゃんが竹原駅からスートする際に立ち寄ったのが「行天」で、ロケ初仕事がテイクアウト弁当(エビチリ)を「たけはら海の駅」の駅長(山田さん)へ届けるストーリーであった。これを視聴したことで「行天」は店内でのランチやテイクアウト(弁当、単品やオードブル)もできる「台湾好き夫婦の営む台湾料理店」であったことが分った。

 先ずはどんなランチがあるかを確認して店へ。(2022/08/11撮影)
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 店内に先客が見えたが、ドアを開くと未だ空席があった。
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 ランチメニューは以下。
  • 行天定食(白ご飯・スープ・サラダ・一品・メイン料理は麻婆豆腐、エビチリ、エビマヨ、油淋鶏、唐揚げから一つ選択)
  • 台湾ラーメン
  • 汁なし担々麺
  • 魯肉飯(台湾醤油で煮た豚肉のせ)
  • 炒飯(自家製チャーシュー使用)
  • 行天飯(汁なし担々麺の麺をご飯に変えたもの)
 豆花、かき氷や冷たいドリンク類も気になったが、家族で今回注文したのは以下。


「台湾ラーメン」、ニラと挽肉たっぷりの細麺のピリ辛ラーメン。
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「炒飯」、たっぷりご飯でスープ付き。
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「汁なし担々麺」、麺が隠れて見えないほど大盛のネギ。
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 広い店内のガラス越しに厨房、奥の席の壁にはエレキギターが飾られていた。
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 食事をしていて気になったのが、別の席で「水餃子」が注文される多さ。常連客なのだろうか?いや、そうでもなさそうだし、人気のメニューなのだろうか。会計時にテイクアウト・メニューの「オウチdeギユウテン」を持ち帰った。
 
 これは店頭に設置されていた「ストリート・ファニチャー」。ここに座って店外で飲み食いができるようだ。
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 この椅子に載せられた割れた「菊の間」は一体なんだろうか。
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 「行天」隣りの「ゆあさ旅館」にパイプが組まれているのだが客間のものだろうか。開かれたシャッターから解体中の階段が見えていた。

 酷暑に飲み干した広島レモンサイダーの販売者である「JA広島果実連」の本所とダンボール工場は忠海にあるのだが、撮った写真を探してみればボケた本所の写真が1枚だけ。そこで改めて本所と工場の写真を撮っておいた。(2022/08/09撮影)

 先ずは本所、その場所は「うさぎ島(大久野島)」へ訪れる観光客でごった返す忠海港の駐車場とアヲハタの間にある。
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 中央の四角い建物が「JA広島果実連」の本所。
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 忠海港利用者の第1駐車場より。
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 「JA広島果実連」は愛称で正式名称は「島県実農業協同組合合会」と長い。ここ竹原の地元では単に「広果連(ひろかれん)」と呼ばれている。
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 建物は重厚な鉄筋コンクリートの2階建。 
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 1階が「広島県果実農業協同組合連合会」の本所のようで、2階は「広島県果実会館」になっている。
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 ちなみに広果連が販売している商品の内、サイダー類では「広島レモンサイダー」の他に「世羅なしサイダー」、「広島はっさくサイダー」と「広島レモンサイダー海人の藻塩プラス」があり、広島レモンサイダー海人の藻塩プラス以外は購入している。

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 そして広果連が取り扱う商品を梱包するダンボールを製造する工場は、忠海高校の校庭沿いを走る国道185号カーブにある。

 「エデンの海パーキング」からの眺め。左は忠海高校の体育館、送電鉄塔がある宮床の岬?に見えるのがダンボール工場である。
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 国道185号を長浜方面から床浦沿いを通って忠海駅方面へ。左沿いが忠海高校の校庭。
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 左へ急カーブとなる正面がダンボール工場。
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 建物に「JA広島果実連 ダンボール工場」と書かれている。
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 カーブを曲がり切った先には忠海駅構内や踏切がある。
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 逆方向からも。残念ながら門柱の銘板「A広島果実連 ダンボール工場」は撮れなかった。
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 このダンボール工場の敷地に新たな建物が造られたのは1970年代末頃だと記憶している。私は高校生から大学生時代に中電工のアルバイトをしていたが、全ての壁面は加工し易い材質のプレート製となっており、コンセントの箱やパイプを壁に埋め込む穴や溝を掘る作業で何日かここへ通っていた。ここが何かのダンボール工場であることは聞いていたが、広果連の工場だったのを知ったのは2000年以降であった。今でも作業の休憩時間に国道カーブ沿いの砂浜に降りて冷たい缶コーヒーをすすったのを覚えている。

 朝日に映える朝日山を眺めながら始まり、夕陽が沈む朝日山を眺めながら終わる竹原で暮らす真夏の日常の一日。その日没の直前から直後数分間まで、刻々と変化する空と朝日山のシルエットには目を見張るものがある。酷暑だったこの日の夕方に北崎のフェリー乗場の公園を訪れ、その絶景を眺めながら夕涼みをしてみた。(2022/08/07撮影)

 あと数分で日没、北崎へ急げ。
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 沈む夕陽が「竹太郎」に丁度隠れるポイント。
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 公園に到着すると太陽の半分が沈んでいた。
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 そして日没へ。朝日山の稜線と「竹太郎」の共演シルエットは、こんなに美しかったのか・・・。
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 日没後から数分後、隠れた夕陽が空の雲を茜色に照らし始めた。
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 この幻想的なシーンが日常的に観られる竹原暮らしの素晴らしさ。 
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 更に数分後、茜色の空がスーッと消えてしまった。
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 北崎がもう少し近ければ毎日でも訪れたい。この絶景を「たけはら海の駅」からライブ配信してくれると有難いのだが・・・。

 (仮称)竹原中央緑地広場が完成して約4ヶ月以上が経過。だが敷地内のほぼ9割を占める緑地では芝生の養成が続いており、ロープが張られたままで立入はできない。また、正式な広場名称のプレートがフェンス等に取り付けられていないか、これまで何度か出入口付近を確認をしているが見当たらない。ブログ記事へは「完成!」と書いてしまったが早計であった。
 そして丁度4ヶ月が経った8月1日、その緑地内にある長椅子に人影を目撃!(2022/08/01撮影)
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 強い陽射しや雨風が防げる長椅子ではないが、帽子を被った人がひとり座っている。
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 いよいよ待ちに待った緑地が開放されたようだ!出入口に正式広場名が取り付けられ、「芝生養生中 入ったらだめよ!竹原市」と書かれた札が付けられたロープも撤去されているに違いない・・・・と、さっそく確認をしに訪れてみたのだが、広場名が彫られた銘板はどこにも見当たらず、緑地への立入禁止ロープも張られたままであった。畑や庭の雑草が一気に伸びて緑色に染まった時期であったが、芝生の状態までは確認しなかった。緑地の開放は爽やかな風が広場に吹き始める10月から?いやキリの良い年度明けか?

-以上-

「普明閣舞台からの朝日山」に続くタイムラプス撮影(インターバル撮影)の第2弾。本日も酷暑だったので、夕涼みを兼ねて日没前に自転車で「たけはら海の駅」の駐車場へ出掛けた。夕涼みの場所は有料駐車場沿いにある海に面した公園。一昨年まで駐車場は無料だったので自動車で訪れていたが、有料になってからは自宅から自転車に乗って公園内に停めている。公園内には屋根付きベンチの東屋が2箇所あり、フェリー桟橋に近い南側に先客が居ても、北側ベンチならば独占できる確率が高い。
 本日は南側に犬の散歩人が犬を放置してベンチでスマホをいぢっていたので北側にて夕涼み。朝日山に日が沈むと夕凪だった竹原港に涼しい風が吹き始める。海の駅の自販機で買った缶コーラを飲みながら、発着する山陽商船や大崎汽船のフェリーを眺めていた。的場山向こうの空には積乱雲が見られたが、日没後から徐々に茜色の「かなとこ雲」へ形と色を変え始めたので早送り再生的な効果が得られるタイムラプス撮影を試みてみた。(2022/08/07撮影)
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 今回も1秒間隔で撮った写真を秒間30コマで再生するモードで動画撮影した。撮影時間は18:45~19:15の30分間で、撮った動画は30倍速の再生映像となり、再生時間は60秒となった。積乱雲が西へと移動しながら刻々と形と色を変えていく様子が早送りで鑑賞できる。この間、発着するフェリーもまるで模型のように動いている。
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 茜色に染まっていた入道雲が、完全に薄紫の薄雲へと変わってしまった頃に録画時間が丁度30分間となったので停止。薄暮となった国道沿いを自転車で走りながら家路を急いだ。

 今回撮った動画は以下である。

安芸の小京都 竹原 055 たけはら海の駅の夕暮れ【タイムラプス撮影】(2022 08 07)

 

-以上-

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