安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年12月

 昨年と同様に今年も西方寺で除夜の鐘を突いた。照蓮寺にするか西方寺にするかで毎年迷うのだが記念の御札が欲しくて今年も西方寺を訪れた。(2022/12/31~2023/01/01撮影)

  照蓮寺との協定時刻 23:45 を少し過ぎた48分、住職が念仏を唱えながら3打の鐘突き後に1人目から開始。(1人目は4打目になるのだろうか?) 
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 開始前の列は20人程度であったが、鐘突きが始まると徐々に客足が増えて西方寺の境内まで伸びていた。
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 鐘突きに慣れていない人は「ド~ン」とソフトに、要領を得た人は「ゴ~~ン~ン~ン~」と唸りと余韻を残しながらハードに。始まって1時間経った頃には待ち列が100人目を越えていた。
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 手渡される御札が切れた時点で、一旦〆るため住職が再び念仏を唱えながら最後の1打。(これが108打目ならは104人目がラストとなる)
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 あとは御札がもらえないが鐘を突く人が数人いた。

 これが私が貰った御札(第十五)である。ちなみに昨年は第十六であった。
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 さて、4時間程度の熟睡後、今度は初日の出の撮影へ出発。

 「Trattoria M」の「前菜3種盛り合わせ」に付いていた「誠鏡の酒粕入り吉名産ポテトのスープ」が美味しかったので、龍勢の酒粕とポテト・ポタージュ・スープを混ぜて再現してみたところ所詮素人の浅知恵、その結果は不合格!

 龍勢の酒粕はクリスマスに酒蔵交流館で買ったもの。(2022/12/25撮影)
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 これがその龍勢の酒粕純米(500g)。新酒を造った「新もの」とのこと。
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 ポテト・ポタージュ・スープ(インスタント)は本日サンドラッグで見つけたもの。
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 マグカップでスープ粉末(1人前)を熱湯を注いて溶かし、酒粕を1枚千切って混ぜ・・・
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 電子レンジで再沸騰させダマが溶けるまで混ぜた。
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 このマグカップのままでは味気ないので、有り合わせのコーヒーカップに移し替えて出来上がり。
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 スプーンですくってひと口飲んでみたが、あの「酒粕入り吉名産ポテトのスープ」とは全くの別物。スープ自体の塩味で酒粕のえぐみが強調され、ポタージュでもない甘酒でもない妙なスープになってしまった。砂糖を混ぜればポテトスープから外れるし、塩味が邪魔して甘酒にもならない中途半端な状態。
 「酒粕入り吉名産ポテトのスープ」は、明かに酒粕の風味が感じられる量が混ぜ込んであり、それであって優しい味のとろけるポテト・スープだった。何が足らないのか、何が要らないのだろうか・・・もう混ぜるのはやめて、ポタージュ・スープと甘酒を別々に味わうことにした。

住吉橋から旧竹原警察署までの本川の段々を私が小学生の頃は「掛(カケ)」と呼んでいた。正確には本川の雁木(ガンギ=船着場の段々)のことで「カケで遊んでくる」とか「カケが潮に満ちとる」とか言いながら段々に降りてロケット花火を満潮時の水中に飛ばしたり、欠けた瓦を投げて「重連(じゅうれん=水切り)」をして遊んでいた。
 その当時は大潮時に堤防の排水口から水が吹き出して道路が冠水することは無かったが、1980年代頃からは多発していたようだ。その後、堤防の「かさ上げ」と排水口が塞がれたことで道路が冠水する頻度は減ったが、堤防が高くなったことで段々へ降りることが難しくなってしまった。

 12月23日の10時半頃、久しぶりにカケが大潮の満潮になって路面高に近くなっているのを目撃。旧広銀があった「酔景の小庭」沿いに車を停めて住吉橋上から大潮のカケを撮っておいた。(2022/12/23撮影)
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 住吉橋の桁下キリギリの状態。潮が引き始めていたようで堤防壁面には20cm程度濡れた部分が残っている。
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 この船着場の名残りである段々を「雁木」と呼ぶことを知ったのは、昭和63年放映のテレビ番組「いい旅・夢気分」(制作著作:テレビ東京)だったと思う。大林宜彦監督と女優の原田貴和子(原田知世の姉)が竹原を訪れた時のスタートがこの住吉橋。その時のナレーションで「雁木」の解説が行われたか、もしかしたら、2回も竹原が登場した「遠くへ行きたい」(制作著作:読売テレビ・日本テレビ)だったかもしれない。
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 この「キラキラ」が撮れたのも収穫であった。
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 久しぶりの大潮から数日経った28日の干潮時に阿波島と小島が陸続きになっていた光景を偶然見掛けたのだが、一眼カメラやムービーも無くベストショットが撮れる国道沿いの場所に大型車両が停められていたので撮影は見送った。次回、撮影チャンスが訪れるのはいつになるのだろうか。
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 昨日の墓参りの後に「みちの駅」へ立ち寄った際、ガラスに貼られた「塩のまち竹原 デザインマンホール アート展」のポスターを見つけた。開催場所は旧笠井邸とのことで年明けに訪れてみたい。(2022/12/27撮影)
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 竹原でマンホールアートといえば街の至る所にハメられている鋳物地の「かぐや姫」のマンホール蓋。その後、同型の色付きのマンホール蓋が登場したが「道の駅」に飾られた後に実物を路上では見たことが無い。続いて登場したアニメ「たまゆら」版の2種は、竹原駅前商店街(当時は「あいふる316」から「あいふる通り」へ改称)にハメられているが蓋が開けられて、その下が実際のマンホールとなっているかは未確認である。

 その竹原駅前商店街が劇的に変化したのが「たまゆら」のTV版シリーズ放映が始まった頃で、竹の色をモチーフにした緑色の「あいふる316」が、その劇中に登場する「ももねこ」の桃色に塗り替えられアーケードに吊るされた店舗看板もそれをモチーフにして一新された。あれから10年以上が経過したが、その名残りであろうか?今までその存在を知らないままであった「デザインアート」を先日偶然見つけたのである。(2022/12/25撮影)

 これがその「デザインアート」といえる「ももねこタイル」である。経年変化具合からは最近のものではなさそうだ。
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 ハメられている場所は「モード大岡」が在った場所なのだが、この一角だけタイル色が異なるので「あいふる通り」になってから植込みか何かが有った横の場所かもしれない。
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 しかしナゼ10年以上も気が付かなかったのだろうか?モード大岡跡の解体時に撮った写真に一部が写り込んでいただけで過去の写真には見あたらなかった。
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 長い前置き?的になってしまったが、竹原が舞台となったアニメ「たまゆら」のテレビ版シリーズ第1弾「たまゆら~hitotose~」が無料放送局「BS松竹東急」で2023年1月3日から一挙放映される。
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 この無料放映を視れば、たけはら駅前商店街にハメ込まれている「ももねこタイル」が一体何者?なのかが分かるであろう。

 本日は家族で今年最後の墓参りへ行った後、12時からを予約していたイタリア食堂「Trattoria M」で二日遅れのクリスマス・ランチ。竹原プレミアム商品券の使い切りも兼ねてなのだが、ここでの家族ランチは久々である。(2022/12/27撮影)

 平日の本日、駐車場は4台分あるが空は1台分であった。あの見慣れた青緑の洋風暖簾?が無かった。
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 店舗前に置かれたメニュー、今回、注文したのは以下のパスタランチ。
  1. 本日のパスタ(+set B)
  2. 竹原「峠下牛」のボロネーゼ(+set B)
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 先ずはパスタランチに付いてくるサラダ。
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 続いて「+set B」に含まれる「前菜3種盛り合わせ」。ラスクとカルパッチョに中尾醸造「誠鏡」の酒粕入り吉名産ポテトのスープ。ここまてで腹八分になった感じ。ポテトスープに酒粕がこんなに馴染むとは・・・自宅でも作ってみる価値あり!
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 これが・・・竹原「峠下牛」のボロネーゼ。この牛肉の風味は村上ベーカリーのカレーパンと共通だった。
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 こちらが・・・本日のパスタ。アサリ酒蒸焼きのボンゴレで安芸津産の「じゃぼん」入りだったと思う。強烈なガーリック風味が食欲をそそる。
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 最後にデザート(ケーキとアイス)とドリンク(紅茶)。
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 ランチ営業は火・木・土のみ、いつも満席となるので予約は必須といえる。電話予約は営業時間中に限るような感じで「ぐるなび」でネット予約も可能なようである。(二日遅れのクリスマス・ランチとなったのはランチ営業日が火・木・土であり、昨日のディナー営業中に電話予約)

 これをもって竹原プレミアム商品券の使い切りが完了!

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