安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年01月

 先週、旧吉名小の交差点で信号待ちをしていた際にJA三原吉名出張所跡の玄関前にて何かの工事を目撃。すぐに信号が変わってしまったので詳細を確認できなかったが、玄関上の看板文字を剥がしているようであった。その後、吉名の知人に訊いてみると「JA三原がの~なってJA広島に変わるらしいで~」とのことだ。なるほど、「三原農業協同組合吉名出張所」を剥がしていたのは、その準備であったようだ。

 ・・・ということは円山医院のはす向かいにある「JA三原 竹原支店」とその管轄である中通の営農センター、荘野出張所と農機具修繕場、大乗出張所や忠海主張所の跡などの看板文字も既に取り外されてしまったか、またはその準備の真っ最中に違いない。

 一応、それぞれの看板写真は過去に撮ってはいるが、既に取り外されてしまったか否かを確認しに支店と一部の出張所を確認しに訪れてみた。(2023/01/15撮影)

 先ずは吉名出張所跡(吉名集出荷場)。ここは先日に看板が剥がされていたが改めて訪れてみた。
#01

 文字が剥がされた痕?跡?の「三原農業協同組合吉名出張所」が確認できた。
#02

 ならば竹原地区統括の「竹原支店」は既に剥がされているに違いない・・・と訪れたら未だそのままであった。
#03
 
 荘野出張所と同様に過去に「竹原」の「竹」を剥がして「三」へ取り替え、「JA」ロゴと「竹原支店」が新たに追加されていたことが文字の「てかり具合」の違いで今更だが分かった。だが、二行目の灰色部分に何と書かれたパネルが貼られていたかは今となっては分からない。
#04

 屋上にある大看板「三原」は後ちに「ひろしま」へ取り替えられるであろう。
#05

 ・・・だが「三原」を剥がして「ひろしま」へ取り替えるには同サイズでは1文字分のスペースが足らないので広島県内のJA施設の名称を総取替するには文字数の違いでかなり面倒な作業となるであろう。
#06

 「お好み焼 かも川」の帰りに荘野出張所へ立ち寄ってみたが看板類は修繕場を含め未だそのまま。
#07
#08

 さて、「JA三原がの~なってJA広島に変わるらしいで~」の確証なのだが、JA広島中央公式サイトの「新春ごあいさつ」に「本年4月には県内9JA(広島中央、佐伯中央、安芸、呉、芸南、三原、広島北部、三次、庄原)が合併し、「JAひろしま」が発足します。」と書かれていた。
 また、農協協会のニュース蘭JA三原の公式サイトの「お知らせ(2023年1月4日)」にも「9JA合併に伴うお取引に関するご案内(PDF形式)」が掲載されていた。

 しかし、吉名の知人は農家でもないのに、どのようにして「農協の合併」を知ったのであろうか?昨年2月の日経新聞サイトに本合併の記事が見つかったことから、吉名町内ではかなり前から周知の話だったのかもしれない。

 本日昼過ぎ、西野町に用事があったので近くの国道2号線沿いにある「お好み焼 かも川」を訪れてみた。以前から気にはなっていたのだが、この辺りを通過時は殆どが昼食時間帯ではなかったことから今回が初めての食事である。(2023/01/15撮影)

 国道2号を走る際にこの巨大看板がいつも目に留まる。さすがの1桁番台の国道なので交通量が激しく後続車を減速させてまで立ち寄るのを遠慮していた。
#01

 だが、今日は交通量が疎らな日曜日。田万里側から駐車場へ入ってみた。
#02

 時刻は13時過ぎ。赤い暖簾が掛けてあるので営業中。だが・・・暖簾が後ろ前になっていて一瞬悩んだが、玄関左には「営業中」の札があり、窓ガラス越しに照明が灯っているのが見えたので引き戸を「ガラガラ・・・」と開いた。
#03

 店内は横長に広く、全面積の右8割が鉄板があるカウンター席(9~10椅子?)。左2割分が2テーブルがある小上がりの座敷席(10人程度)であった。国道側の窓からの日射しのせいもあって冬でも明るい雰囲気。カウンター席は、常連客?でほぼ満席だったので脇の席を空けてもらって座った。

 メニューを見ると価格はリーズナブル。肉玉が600円、肉玉1品入り700円、スペシャル焼き(2品入り)800円、デラックス焼き(全部入り)が1000円。(具の各品はイカ、エビ、ホタテ、イカ天の中から選ぶ)
 お好み焼以外にご飯ものとして、にんにくライス、やきめし、ライスとおにぎりもあった。

 今回の注文は、以下の「スペシャル焼き(2品入り)そば」でイカとホタテを選択した。見渡したところ箸は置かれておらず、皿とヘラで食べる作法の広島スタンダード。容赦なくマヨネーズがかけらて出てくるのではなく、客側からの注文が有ればかけてくれるようだ。
#04

 分厚くギッシリ詰まったキャベツの中からホタテやイカが姿を現した。ソースの味は「オタフク」ではないようで少々マイルド。
#05

 店主や常連客と田万里宿があった旧山陽道を江戸時代に献上の象が酒を飲まされ歩かされた話や、かなり前に店の向いにあった三菱マテリアルの巨大タンクについての話などで沸いた。田万里宿があった場所については通りすがりの旅人からよく訊かれるらしく、現在は4軒程度の古民家が残っている程度で、初代田万里郵便局近くとのことであった。

 食後には本日特別なのかコーヒーのサービスがあり、知人が趣味で作っている多量のハンカチやポーチの中から来店記念として1品頂いた。
#06

 会計を済ませてから外に出て見回すと、隣りに「珈琲館 かも川」の建物。 
#07

 次回、訪れた際はこの「珈琲館かも川」は、もしかしたら「喫茶すずめのお宿」だった時期があるのかを訊いてみたい。また、店名がなぜ「たまり川」ではなく「かも川」なのかも。そして、田万里に住まわれている常連客に会えれば初代田万里郵便局とは何処なのか?現在の田万里郵便局なのかも訊きたい。

 楠通の途中で「神明さん(≒とんど)」の開催日とその準備日を知らせる貼り紙を見付けた。楠通自治会による一昨年の「神明祭」は西幼稚園跡だったので、そろそろ組立て前の資材(竹)が園庭内に置かれているのではと様子を見に立ち寄ってみた。(2023/01/08撮影)
#01

 廃園後も選挙投票所として使われていたが、「竹原市立たけのこ こども園」が投票所に替わってからは敷地内へ入れる機会が無くなってしまった。
#02

 ここの掲示板には「神明祭」の貼り紙は無かった。
#03

 写真では遠くて見辛いが、建物手前に長い竹の束が置かれていた。
#04
#05

 神明作りは1月29日(日曜)なので「お手伝い」とう口実で西幼稚園跡地内へ立ち入れるのだが、その日は我が家が属する自治会も同様の準備日だった。
#06

 今年の竹原町内での「神明祭」の開催日は殆どが2月5日(第1日曜)と思われるが、竹原市内の「神明祭」といえは忠海の「二窓の神明祭」が有名である。例年の開催日は2月第2日曜日のようなので観には行けるのだが、コロナ禍で2021年からは開催されていない。ならば今年は感染防止策が緩和されたことで開催されるのではと調べてみると「令和5年度は中止」と書かれていた。いや待てよ・・・3月31日までは令和4年度なので来年2月の開催日の事に違いない・・・のではと再確認してみれば別の蘭へは「2023年は中止」と書かれていた・・・残念。

 なお、「二窓の神明祭」についてはダイドーグループ提供の「日本の祭り」でテレビ放映されたドキュメンタリー番組が以下の動画として公開されている。製作は広島ホームテレビで私が竹原へ帰郷した2020年の4月に竹原で購入した4Kテレビで視た番組と同じであった。

炎の神明さん ふるさとを照らす~竹原市・二窓の神明祭~ / Futamado no Shinmeisai

 
-以上-

 一昨日の「朝日山から薄暮の藤三SC」に続く展望台から撮った残りの写真を紹介。頂上到着時は16時をかなり過ぎていたので約30分後には西の木陰に夕陽が沈んでしまった。山頂の展望台から遥か彼方の島々から昇る朝日は未だ撮れていないが、夕陽については四季を通じて西側の山陰に沈んでしまい絶景とはいえない景観であることが今回分かった。
 本日は西日に照らされた眼下の竹原町と日が暮れた直後の薄暮の瀬戸内海の写真を紹介する。(2023/01/10撮影)

 先ずは左右2枚を合成したパノラマ写真。市街全体が西日に照らされている様子がよくわかる。
#01

 展望台からの撮影はこんな三脚設置。動画撮影については三脚が低くて手摺りの隙間からとなった。
#15

 桜の季節は満開の樹々と相まって絶景なのだが、真冬は葉が落ちた樹々が景観の妨げになってしまう。
#16

 竹原駅周辺。
#02

 三井金属。
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 竹原港。
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 江戸堀。
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 いずれは市役所となる予定の合同庁舎。
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 皆実辺りの賀茂川。
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 明神の灯台。
#08

 ここからの契島は軍艦に見える。
#09

 沈む夕陽はこの辺り。瀬戸内海の島々には沈んでくれない。
#14

 そして薄暮となった。
#13

 吉名町の平方と宗越辺り。
#10

 更に西の吉名町小泊辺りら安芸津町沖。
#11

 遥か彼方には大崎。この辺りに夕陽が沈んでくれれば夕方過ぎても山頂に留まる価値が有るのだが・・・残念。
#12

 残る動画の再生確認をは未だだが、西日があたる街並みが徐々に薄暗くなる経過が映っているであろう。小出しで申し訳ないが別途載せる予定である。

新町交差点の信号機が電灯式からLED式へ交換に続いて、旧国185号線にある他の旧式信号機(竹原高校前など)が交換されるのでは?と予想をしていたが、丁度一週間後に別な交差点の旧式信号機が交換されている最中に遭遇した。(2023/01/11撮影)
#04

 そしてその翌日には交換工事は完了。真新しいLED式の信号待ちにて感じた強烈な違和感。この名も無い狭い交差点の信号機に新たな名称「竹原区検察庁北」のプレートが取り付けられていたのである。(2023/01/12撮影)
#01

 この交差点名を見て場所がお分かりだろうか?
#02

 その場所は「大広苑」と「かわの医院」の間にある信号機が付いた古い交差点。昔は小迫商店や大成精肉店があった所である。
#03

 交差するのは藤井写真館や地蔵湯があった側から本川を渡って旧竹中まで行けたルートである。
#05
 
 だが、この交差点辺りに聞き慣れない「検察庁」が何処にあるのだろうか?もしかして簡易裁判所のことだろうか?
#07

 それとも「かわの医院」向いにある家庭裁判所のことだろうか?だがこの建物玄関横を見ると「竹原区検察庁」と書かれていたのである。これまでここは家庭裁判所だと思っていたのだが、元々勘違いをしていたのだろうか・・・文字が書かれた壁面の色が微妙に四角に白いのだが、いつのまにか名称変更された痕跡がうかがえる。そこで広島県地方検察庁の公式サイトを確認したところ、組織機構図「竹原区検察庁」が見つかった。(2023/04/09修正)
#06

 この「竹原区検察庁」の「」にある交差点ということで、これまで無名の交差点に新たな名称「竹原区検察庁北」が割り当てられたことがやっと分かった。だが、この新たな交差点名称、個人的には「山陽橋西詰」にして欲しかった。

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