安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年02月

 2月の最終日は家族3人で久しぶりの「Trattoria M」で豪華ランチ。平日ながらも満席必至なことから開店時刻11:30丁度に電話予約しておいた。ここは超人気店でありながら時間指定で電話予約ができるのが有難い。(2023/02/28撮影)

 本日は何だか「春の予感」、南沙織の資生堂CMが流れていた頃は花粉症など無かったのに・・・。
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 私はいつもランチはパスタを注文するのだが、なぜか今回はビザが食べたくなって「本日のピッツア」にしてみた。ランチパスタとランチピッツアにはこのサラダが付いている。
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 「本日のピッツア」はこの日はマルゲリータ。いつも食べているスーパーの冷凍食品とは違ってこのふっくらと分厚い生地。さすが自家製ピザ窯で焼かれただけあって、程良い焦げ目としっかりと中まで熱が通っていた。トマトソースの上にとろけるモッツアレラチーズとバジル、これ1枚で十分過ぎるボリュームサイズであった。
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 これはランチパスタの「自家製ベーコンと竹原産卵のカルボナーラ」。
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 こちらはラチンパスタの「峠下牛のポロネーゼ」。
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 各ランチでは、セットD(ドリンク)、セットA(デザート+ドリンク)とセットB(前菜3種盛合せ+デザート+ドリンク)が追加できる。これがそのデザート、本日は三良坂のフロマージュと竹原の里山シフォン?だったかも・・。
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 会計時にレジ脇で綺麗な箸置きを見つけた。竹原市の重要文化財に指定された推定樹齢100歳越えの「長寿キャンベル」の朽ちて落ちた枝が入った手作りの箸置き。これについては。もう少し調べて別途紹介予定である。

 -以上-

 旧ホームページ(第6版)に掲載していた『人生墓無いと申しまして・・・』に続く第3弾、TKさんから1999年3月にメールで頂いた貴重な写真を再掲載。1999年当時の「地蔵湯」、「竹原ハット」や「旧三井会館」解体中の写真を掲載していた。なお、この当時は浜田省吾の生家が何処にあるかが不確定であった。

[註]
・掲載当時のタイトルは『浜田省吾の生家見つかる』と断定表記していた
・「竹原ハット」は改築前の旧店舗
・この吉名の駐在所は生家ではなく正しくは長建寺の裏山にある

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掲載月日:1999/04/04

[1999.3.25 TKさんからのメール]
 久しぶりに送ります。今日の夕方、曇り空、日暮れ前でしたが撮ってきました。ご存知、「地蔵湯」のカット、入浴する前後にお地蔵さんにお参りするシーンはデジカメのレスポンスの関係上撮れませんでした。もうあと5秒ほど早い立ち上がりがあれば、少し残念です。
 掛町の「いちかわ菓子店」でははやくも「だんご3兄弟」の幟旗が登場していました。だんごだけなら直ぐ造れると思いますが、幟旗が出来ているとは、注文から出来あがりまで結構な時間がかかると思うのですが。
 それからこれも全国的に話題の「地域振興券」がらみのレイアウト。
 そして「竹原ハット」、この店のレイアウトは竹原の中では独特の味が感じられます、私は見る度にメキシコを連想してしまいます、しかしショーウインドーの中の戦艦模型は何を物語っているのでしょうか。ひょっとして旧海軍への憧憬の表れか。
 そしていよいよ超有名ミュージシャン浜田省吾の生家を発見、これは事情通の友人からの情報をもとに取材しました。お父さんが駐在所の警察官で彼が生まれてから3歳位まで竹原の吉名にいたということです。
(以下、諸事情により割愛)

[1999.3.26 TKさんからのメール]
 さて、ハマショーの生家の位置ですが、国道185号線を吉名方面へ走って、益吉呉服店のところの交差点を左、つまり駅方面に向かってJRのガード下をくぐった先に駐在所がありますが、ここです。建物は変わっても、位置はおそらくここでしょう。しかし近所の人の証言は得てありませんので。でも90%ここです。いや99.9%か。(以下、諸事情により割愛)

◆地蔵湯
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◆お地蔵さん
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◆竹原ハット1
takehat1

◆竹原ハット2
takehat2

◆ショーウインドーに戦艦模型(竹原ハット)
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◆梅の開花に春をよぶ竹原ハット
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◆だんご3兄弟
dango

◆本川会館(三井会館)消滅す
kaikan

◆地域振興券ポスター
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◆地域振興券幟旗
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◆セイワにて
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◆浜田省吾の生家か?
(註:残念ながら、ここではない)
hama2
hama3

[コメント]
 ついに偉大なミュージシャン浜田省吾の生家画像が届いた。とは言っても私はマニア的友人がいるぐらいで浜田省吾が「ハマショー」と呼ばれていることぐらいしか知らない。1年ぐらい前に竹原にて広島のテレビ番組(西田篤史?司会)で「竹原といえばハマショーが生まれた地でもある」とのコメントに驚き、本屋(東京の八重洲ブックセンター)にて「浜田省吾辞典」なる豪華なディスコグラフィー的本を見付けて立ち読みしたところ、確かに竹原のどこかに生家があると書かれていた。その後、HP読者から「大林監督映画ロケ地としてでなく、浜田省吾の生家を訪れる竹原ファンがいる」とのメールを頂いたが場所を聞いておくのを忘れてしまった。
 生家が駐在所、それも吉名であったとは予想外であった。場所はR185を竹原町から吉名町へ向かう途中、呉線と平行しながら走行していると、パチンコ屋の先で「くの字」カーブが有り、その先に「吉名駅」への「ト字路」がある。R185から反れてここを左に曲がり、狭い道の呉線ガード下をくぐり抜けたぐらいから、少し広くなる。そのまま直進すると右折で吉名小学校への「十字路」があり、どうやら駐在所はこの角の手前のようである。吉名駅からは徒歩5分ぐらいであろうか。

(後記:生家については多くの説があるがハマショーのマニアが訪れているのは大石の寺の辺りの山腹にある平屋建の家屋と思われる。当時、HP読者からか頂いたメールの情報から大石にある寺付近を2時間程度探索したが結局は見つけられないままであった。)

 本日午後はスタッドレスからノーマルへのタイヤ交換。自力でタイヤ交換するのは10年ぶりぐらいだろうか。軽のタイヤ4本取り替えと空気圧調整で30分もかかってしまった。ボルト締めの試し運転をする前のひと休みで食べたのが掛町の「いちかわ菓子舗」で買ってあった上生菓子。(2023/02/26撮影)
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 以前買った上生菓子は季節の花シリーズであったが、今回は猫の日(どうやら2月22日らしい)に因んだのか練り切りの「招き猫」の上生菓子。
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 数キロ走ってみてボルト締め確認は問題なしだったが、スダッドレスのフニャフニャ感にやっと慣れたのに固めのゴリゴリ感に戻ったことで暫くは違和感が続いた。あとは「今週からは暖かくなって、いよいよアノ季節が・・・」との苦笑いしながらの天気予報(予想?予言?)を信じるのみである。

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 2月22日が「猫の日」ということで思い出したのが2月21日に訪れた「ひろしま美術館」の「ピカソ展」。コロナ感染者数の波の谷底を待っての久々の広島市であった。その「ピカソ展」を鑑賞した後のランチは美術館併設のアンデルセンのレストランなのだが、店のマスコットが黒猫だったのでこの際紹介しておこう。(2023/02/21撮影)
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 展示絵画の殆どがスチルカメラでの撮影が可能には驚いた。(重ね描きの研究結果や解説動画は不可)この絵は事前に「ぶらぶら美術館」で観ていたので特に興味を惹かれた1枚。何度も重ね描しながらこの《ラ・ガループの海水浴場》を描き上げるまでの全工程が映画になっていた。
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 鑑賞後のランチは併設の「Café Jardin(カフェ・ジャルダン)」。ひろしま美術館所蔵の「ドービニーの庭」(ゴッホ作)でバーゼル美術館所蔵の絵には黒猫が描かれているのに、ここ広島所蔵版では塗り潰されているのである。
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 その黒猫をモチーフにしたものが本美術館全体のマスコット・キャラクターになっているようだ。
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 店自体は広島のアンデルセン。
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 このランチョン・マットにも黒猫が描かれていた。
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 注文したのはバゲットハムチーズサンド(ドリンクセット)と・・・
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 サーモンディルマリネとアボカドサンド(ドリンクセット)。
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 座った時は霙(みぞれ)が降っていたが、料理が運ばれてきた頃には快晴となった。
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 朝の天気予報は「週明けからは暖かくなって・・・」とのことだったが、夜中の天気予報では明日朝の広島南部は0度になっていた。「いよいよアノ季節が訪れる・・・」までにスタッドレスへ戻す必要が無いことを祈る。

-以上-

 数年前から長期に渡って復旧作業が続けられている楠通沿いの本川。コンクリート製の護岸が脆くて崩れる箇所があることから、鉄製の護岸に取り替える「矢板圧入+笠コンフレーム設置」工事(二級河川 本川水系 本川河川災害復旧工事 令和3年第18号)が現在進行中である。
 前回、その大規模な工事の様子を見たのは昨年11月。河川内を幅広く埋め立てた土台を重機が往来していた。

 そして年明、護岸となる鉄製の矢板圧入が完了。(2023/01/08撮影)
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 本川の幅はここまで狭くなっていた。
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 そして2月、川幅が元に戻され矢板の上部には笠コンフレームが設置されていた。(2023/02/11撮影)
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 撮影場所は楠通最南端で新町との境にある渡逢橋(わたらいはし)。ここから眺める朝日山が家並みと本川と相まって絶景なのである。
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 本工事の工期は令和5年3月31日まで。重機の搬入や資材置き場に使われていた「中山たばこ店」跡の更地も整地され工事は完了間近のようであった。

 保存地区から帰宅する際、小田山神社の参道入口に野良猫が座っていた。逃げないので近寄ると虫のハンミョウ(道案内)のように、ゆっくりと付かず離れずで小田山神社方面へ歩いて行くので誘われるように付いて行った。(2023/02/19撮影)
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 道案内は鳥居の前まで。
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 ここを訪れるのは約2年ぶり。倒壊してしまった朱色鳥居のトンネルが切断されて取り除かれたのは2011年だったが、あれからかなりの年月が経つ。神社の世話をしておられた方によればトンネルの復活は寄付次第とのことだったが鳥居はどの程増えているのだろうか?
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 曲がっていた鳥居は直立修繕されていたが、2年前と本数は増えていないようであった。ここまで来たついでに阿批比方面へ向かう小径を進んでみた。
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 ここは小学生時代に下を潜って遊んでいた懐かしい橋。
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 橋から見える大王住宅も2年前と変化なし。
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 橋から少し先で逆Vの字に一般道路へ下る坂がある。
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 この鉄塔辺りから向こうが阿批比地区である。
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 坂を下って・・・橋の下へ。
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 この橋の下で遊んでいたら手の甲に緑色の小枝が乗ったので摘まむとクネクネ動いた。すぐに投げ捨てたがそれがナナフシという虫ということを後ちに図鑑で知った。この時からナナフシ恐怖症となってしまった。
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 あと1ヶ月経てば小田山神社周辺の小径は桜満開、来週末頃から照蓮寺や西方寺などの枝垂れ梅も満開となる。この冬はもう終わり、一度も雪上を走ること無く擦り減った新品スタッドレスをノーマルへ戻しても良さそうだ。

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