安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年02月

 広島バスセンターにて「かぐや姫号」を待つ際に見付けた「竹原」。(2023/02/19撮影)

 先ずは芸陽バスの「うさぎの島と竹原周遊券」の広告表示。(発車時刻表示器の右側)
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 次は並んで乗車を待つ「5番のりば」のレーン右壁に貼られた広告パネル2枚。

 これは「くるけん」と「かぐや姫号」のコラボ広告?写真の場所は竹鶴酒造前から笠井邸方面。ここへは神田もち店前のバス停「新港橋」を利用するようだ。
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 もう1枚が「山口石彫」。竹原出身の落語家である六代目柳亭左楽師匠が桂文平の時代から企業イメージキャラクターになっている。お馴染みのテレビCMはこちら
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 先発レーンと思われる列の5番目に並んでいたら「かぐや姫号(たまゆらっぴんぐ夕焼けシーン仕様)」が到着。だが・・・列の前は誰も乗ろうとしない。数秒後に本列の左脇から後ろに並んでいた待ち客数人が先に乗り込んだ。前に並んでいたのは次発「三迫行」の待ち客であった。先発/次発レーンは機能していないのか、そもそも左レーンは「お先に失礼」用だったのだろうか。
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 バスセンター発車。
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 最初のパス停「八丁堀」からも寒風に震えていた数人が乗車。
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 他のバス停では「足元にご注意(西方寺石段シーン)」や「携帯電話はご遠慮(電話中シーン)」も表示されていた。これは「ご乗車ありがとう(憧憬の広場シーン)」。
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-以上-

 「竹の駅」のシンボルになっている「かぐや姫(胸像)」が化粧直しをしていた。背景の朝日山のように朝日に映えて色鮮やかに見えたのか?と思われたが、昨年に間近で見た時は全体的に色褪せて、所々の塗料が剥げ落ちていたはず。だが色鮮やかさだけではない・・・艶やかさに欠けるというか・・・何かが違っているように感じた。(2023/02/21撮影)
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 見た目はこれまで通りの「お姫様」なのだが・・・
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 ここへ「竹の駅」ができた2003年頃に撮ったこの写真と比べてみた。(2003/08撮影)
200308xxa
  • 十二単の柄模様が消えていた
  • 扇の色と角度が異なる
  • 台座の「竹」文字が外されていた
  • 「竹の駅」の幟が無くなった
  • 心なしか頬がこけたような・・・
 最近撮った写真を探すには時間がかかるので「かぐや姫」をまとめた過去記事から抜粋してみた。

 先ずは2010年頃。扇は現在と同じだが、やはり2003年と表情は大差ない。
20100814a

 ちなみにこの「かぐや姫」、元々は市役所向いのNTT竹原にあった電話ボックス上のものである。

 1996年のデジカメは超低画素だったので見辛いが、竹筒3本をモチーフにした電話ボックスの中央テレホンカード自販機上に成長した「かぐや姫」が入っている。(1996/10/11撮影)
19961011a

 これはETV特集「迷走する公共デザイン」(1997年3月26日NHK教育テレビ放映)を録画したキャプチャ。風変わりな電話ボックスとして竹原と三原が登場した。
19970326etv

 そして1997年夏に撮り直した写真。これが現存していれば「道の駅」へ移設されていたかもしれない。竹筒が撤去される際に竹取の翁によって「かぐや姫」が救い出されたのであろう。
199708xxa

-以上-

 2011年正月にヒロハウスで地図の存在を知った大正時代の竹原町の職業地図。その年のGW帰省時に町並み保存センター内にもその地図の複製が展示されていたのだが、本日、広島市内の古書店にてその原版(復刻)を買うことができた。(2023/02/21購入)

 これが本日買った『大日本職業別 住所入明細圖之内 廣島縣豊田郡木ノ江町/廣島縣賀茂郡竹原町』(復刻)である。
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 本日、ひろしま美術館で開催中の特別展「ピカソ 靑の時代を越えて」を訪れた帰りにパルコがある筋「金座街商店街」の古書店「アカデミイ書店」に立ち寄ってみた。
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 二階に郷土本のコーナーがあるので竹原関連の古書を探してみると『竹原市史』の第1巻概説編(3000円)、第3巻(2000円)と第4巻(3000円)が見つかった。だが、全巻ならば竹原市書院図書館でも閲覧(棚には無いので所蔵庫内?)ができるかもしれないので今回は購入を我慢。
 他には関連本が見付からなかったので階段を下りていたら・・・どこかで見たような地図がビニールに包まれて壁に貼られていた。それが欲しくてたまらなかった『大日本職業別 住所入明細圖之内 廣島縣豊田郡木ノ江町/廣島縣賀茂郡竹原町』(復刻)であった。貼られていたのは見本で価格は税込1100円。店員に希望すれば新品が購入できるとのメモ書きがあり、秒速で店員に声をかけて購入。

 外袋から中身を出されて確認。これがその外袋とレシートである。
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 町並み保存センター内に貼られていたのはモノクロであったが、これは多色刷りのオリジナル復刻版。つぶれて読めなかった文字や写真もクッキリと明瞭。早速だがミス?を発見。「長生寺」と「長建寺」の名称が入れ替わっていた。もしかしたら大正時代は・・・いや、そんな歴史は知らない。他にも「松邸」が「松昭二」となっていたりと「重箱の隅」満載である。
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 さすが職業地図、裏面には営業別索引で各職業単位でイロハ順に列記されている。その内容については追って紹介したい。
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 吸い寄せられるように立ち寄った広島市の古書店で、その階段にて偶然目に留まったこの古地図。我が家に家宝レベルの竹原アイテムがまたひとつ増えた。

 竹原駅前商店街に残されていた旧店舗へ3月に戻る「靴のマツイ」。現在は日本橋通りにある旧フレシュール跡を仮店舗として営業されている。2月初旬時点の仮店舗は未だ営業中の雰囲気が感じられなかったが、あれから約2週間が経過したので竹原駅でSuicaチャージを済ませた後に立ち寄ってみた。(2023/02/19撮影)

 オリオン三叉路から日本橋通りへ曲がると仮店舗が見えてきた。
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 仮店舗への引っ越し直後とは違って、店頭には靴の展示やフジ店舗に掛けてあった看板などが置かれていた。
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 閉じられていた全てのシャターが開いており、旧フレシュールのオシャレな窓枠が見られたのは久しぶりである。
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 竹原駅前商店街の旧マツイ店舗(イマイチの隣り)での営業開始は3月予定。その旧店舗へも寄ってみたがアーケード側からの外観はこれまでと変わらずシャッターが閉じられていた。この仮店舗左沿いに路地があり、旧マツイ店舗の裏には数台置ける駐車場がある。ここが専用駐車場になると思われるが、小庭やくつろぎ場所も新たに造られるとのことで来月の駅前店での再開を楽しみにしている。

 本日は榎町公園にて「榎町 神明まつり」の準備である「神明巻」が行われた。竹原町は朝方まで時折り激しい雨が降っていたが、午前中は厚い雲が流れる曇天で午後1時頃からは薄雲に晴れ間がのぞく暖かい一日であった。

 これが本日の「神明巻」作業によって完成した御神体の「神明」である。一週間後には礒宮八幡神社の宮司によって神事が行われた後に囃す中で焼かれるので、榎町公園にそびえ立つ巨大な「神明」を間近で見上げることができるのは来週日曜日の昼過ぎまで。(2023/02/19撮影)
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 灯油を買いに行く際に古庭橋から新開へ向かう際にチラリと見えた「神明」。
 


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 「しまむら」駐車場からの榎町公園の様子。
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 掲示されていたポスターと全く同じで、私が今年見掛けたどの他地区よりも豪華な「神明」であった。
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 榎町公園東口からの眺め。
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 そして朝日山を背にしてそびえ立つ「神明」。
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-以上-

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