安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年03月

 2015年当時に町並み保存地区に古くからある佐倉酒店の店頭に設置されていた「竹原ガチャ」。その後、瀬戸内醸造所のワインショップになってから撤去されていたが、最近になって「たけはら海の駅」に設置されていたことが「竹原ガチャ」公式HPなどを調べて分かった。「竹原ガチャ」の缶バッジ(1回100円)は未だ1枚しか持っていなかったので高崎へ行く際に立ち寄ってみた。(2023/03/14撮影)

 これが「竹原ガチャ」。佐倉酒店時の装置?とは別物になっていた。
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 設置場所はフェリー停泊側のデッキ出入口。
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 100円玉を財布から取り出して投入口を見ると200円。装置脇から中身を覗いてみたら上下どちらも空っぽ。売り切れてしまったようで「ガチャ」ができず。
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 壁に「竹原ガチャ」のラインナップが載せられたポスターが貼られていた。
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 全31種。今も袋に入ったまま持っている「アイラヴ竹原(赤)」もある。
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 この中で私が欲しい缶バッジは勿論「普明閣」オンリー。再入荷(補填?)はいつなのか?確率的に何回トライすれば出てくるのだろうか?

 昨年末に創建ホーム本社が旧住友生命ビルへ仮移転。年明けには空ビルに残されていたカープ選手のパネルが撤去され、今月にはその隣りに残されていた「なるほど住まい館」パネルも外されていた。そして本日午前、ビル前へ高所作業車が停められて車線減少となっており、壁で何かの作業が行われていた。(2023/023/15撮影)
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 これまで気が付かなかったのだが、高所作業車のブーム先端を見上げるとビル壁に取り付けられてた「創建ホーム」や「SOKEN HOME」の社名看板が全て撤去されていた。本日の工事にて外されたのか「なるほど住まい館」パネルと一緒に外されてれいたのかは不明。この年度末の新たな動きによって空きビルの再利用が決まったことは分かった。

 そして本日午後も作業継続中、ブームを見上げると新たな看板「竹原商工会議所」が取り付けられた直後であった。
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 更に夕方、ビル角の縦型看板「創建ホーム」も「竹原商工会議所」へ交換されていた。
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 創建ホームが仮移転した昨年12月10日直後の中国新聞記事には、空いた社屋へ竹原商工会議所が3月末までに移転予定と書かれており、先ずは創建ホームが本社屋から仮事務所へ移転、空いた社屋へ会議所が合同庁舎から移転、空いた合同庁舎に竹原市役所が移転する「ドミノ移転」が確定&進行中であることが分かった。この「ドミノ移転」によって、この後に現竹原市役所の建物はいよいよ巨大な廃墟となるであろう。

 昨年から各地の河川や溜池などで浚渫工事が盛んに行われているのだが、野鳥撮影の人気スポットになっていると築地に住む知人から以前に聞いていた吉良崎海岸(築地南端)の溜池(塩田跡)はどうなのだろうか?先月に聞いた話では最近は平日でも巨大レンズを構えるカメラマン集団をよく見掛けるとのことだ。この塩田跡の溜池に棲んでいるカル鴨やカワ鵜がこのところ本川にも増えており、もしかしたら各地の浚渫工事による一時的な本川への避難なのかも。
 もしもここでも浚渫工事が行われているのなら被写体(野鳥とその周囲)と一緒に重機群が映り込んでしまうだろうが、それはそれで現実味の溢れる写真が撮れるに違いない。野鳥撮影の人気スポットと聞いて訪れてから1年以上が経過しているが、浚渫工事の有無と野鳥の棲息状況を観に訪れてみた。(2023/03/14撮影)

 平日15時過ぎ、撮影スポットには誰一人おらず。
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 道路終端の路上に工事現場が見えたが、溜池内には工事車両はいない。
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 だが、水位は以前訪れた時よりも減っていた。
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 野鳥と言えるのか、確認できたのは真っ黒な鵜か2羽のみ。
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 シラサギや渡り鳥風の「映える」野鳥はどこにもいない。
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 どう見てもここが野鳥撮影カメラマンで賑わう場所とは思えない・・・。退散して吉名町の果てへ。
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 それから約1時間後、ここ築地へ戻って来ると、先程私が居た場所に車集団。
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 撮った写真を拡大してみると車4台とカメラを胸に提げた5人に頑丈そうな三脚をと路上にカメラバッグらしきもの。心無しか「なんもおらんの~」と途方に暮れているような表情に見えた。

 ここ最近は本川の古庭橋辺りで、川面の何かを路上から巨大な望遠レンズで狙ったまま微動だにしないカメラマンも数回見掛けている。サギか鴨が羽ばたく一瞬を長時間待っていたのか、自動車で真横を走っても睨まれて避けてはくれなかった。

 昨日は竹原駅近くにあるフレンチ・レストラン「Hanashu(アナシュ)」でディナー。ここでは昨年9月にランチで訪れてから約半年ぶりの豪華な食事である。毎年3月は「年に一度は豪華なディナー」をすることにしており、理由は竹原帰郷して平穏に丁度3年が経った記念日(月)としておこう。(2023/03/12撮影)

 今回の予算はドリンク別で一人5000円のコース料理を予約。久しぶりに軽く酔いたいので山陽タクシーを呼んで19時前に訪れた。昨年3月はアナシュが臨時休業だったのでトラットリアMでのディナーとしたが、カジュアルなイタリアンと違って慣れないフレンチはかしこまって緊張する。

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 この日の先客は常連風の1組。
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 食前酒にワインを頼んで乾杯、おまかせでの肉と魚のコースがスタート。
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 春巻風の突き出し。中身は何だったか・・・海老だったような・・・思い出せない。
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 オードブルは米粉で作られた春雨風の下にトリュフとリゾット。
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 スープは刻んだキャベツ。
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 パンと一緒にポアソン(魚料理)。
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 どこかの鱈だったと思うが忘れてしまった。
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 そして肉料理。
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 デザートはイチゴ入りのアイスクリーム。
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 食後のコーヒー。
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 料理の左右へは使う順番に並べてあるカトラリー(ナイフ、フォークやスプーン)、魚料理に最内側に置かれていた箸を使ったのだが、デザートが出された際にはスプーン(大)が使わず余ってしまった。何に使うスプーンだったのだろうか。

 定年退職して関東から帰郷したのがコロナ禍が騒がれ始めた2020年3月、引越業者の予約協定解禁が1月の正月明けからで引越業者へ解禁時刻から電話の掛けまくり。幸運にもサカイ引越センターに西条から関東へ引っ越す便が3月にあり、その帰りに空いたトレーラーへ竹原までの荷を積めれば好都合との事。3月に引っ越しできなければ4月からの再就職スタートにも影響が出てしまうところであった。
 それからは確保できた大型トレーラー1台に納まる荷物まで如何に量を減らすかの毎日、パンダマークのダンボールが部屋内に徐々に積まれて増えていき限界数手前で不安も増す一方。ワゴン車でゴミ処理センターへ何度も通った廃棄物の総重量は1.7トンを超えており、引越発日にはベッド、冷蔵庫、テレビ台などを自駐車場スペースに置く許可をもらって粗大ごみの回収を依頼しておいた。翌朝まで空になったマンションの部屋で雑魚寝して午前中に東京駅から新幹線で竹原へ向かった。今でも竹原駅前商店街のアーケードのタイル上をカラカラと音をたてながらキャリーカートを引いて新たな棲家へと歩く状況を思い出す。

 そんな当時の苦労話を夫婦で話しながらアナシュで2度目のフレンチ・ディナーがお開きとなった。来年の3月は、竹原に住みながら敢えてホテル賀茂川荘に一泊とかしてみたい。

 国道185号から「梅林園」へ向かうルートの半ば辺りにある「長寿の清水」を再訪した。前回は災害復旧工事の車両が往来していたので車が停められず路上真上から眺めただけ。「湧く清水」の傍に近寄ってみたのは2014年の夏なので再訪は約10年が経過している。(2023/03/11撮影)

 その場所は非常に分かり辛い。
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 看板は運転席からは見えない。
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 余程、脇見をしていないと通り過ぎてしまう。
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 離合場所からは10m以上は離れているので車が停められるのは長くて数分。深い額がある看板に「長寿の清水 此の下にあり」と書かれている。
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 看板の「此の下にあり」が読み辛いので停まって真下を眺めて見ないと分からない。
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 昭和時代はこの土台に旧看板が立っていたのかもしれない。
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 看板脇から坂を下ると・・・
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 御地蔵様とペットボトルへ汲むための漏斗(ろうと)や柄杓(ひしゃく)が常備されていた。
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 「お願い」 お賽銭は固くお断りします 合掌 管理人より
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 ちなみに賽銭が固く断られているのは、この道を大井まで通う子らが悪戯(賽銭泥)する気を起こしてしまわぬようにと願ってのこと・・・と地元民からは聞いている。

 謂れについては経年変化で判読できなくなっていた。
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 たぶん・・・こう書かれているであろう。
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 遠い古(いにしえ)より世は移り変われるも
 変わる事なく尽きる事なく
 大自然の恵に今尚直に清水
 として湧き出ずる此の冷水は古来
 より道ゆく人々に親しまれ愛飲され
 心身に安らぎを与えております。
 何卒一服の清涼剤として御愛飲
 いただき一層の御健康と美容を
 保たれ長寿を全うされることを
 只管(ひたすら)祈願致しております。
              合掌
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 その清水が沸いているのは・・・
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 この半円の窪みだろうか?確かに澄んでいるようである。
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 前回はペットボトルを持参していなかったので汲めなかった。今回も汲めなかった、いや、道路わきに停めた車が邪魔にならないかと気になって汲む事すら忘れていたが、昨日車内で飲んだコカコーラの空ペットボトルがドアポケットに挿し込んであったのをすっかり忘れていた。

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