安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年06月

 本日夕方はあいにくの雨の中、礒宮八幡神社で毎年開催されている「夏越祭」へ。(2023/06/30撮影)

 近い駐車場は既に満車、神社の南側にある細長い駐車場へ停めて鳥居へと向かった。先ずは境内にて手を清めてから受付で人形・車形と初穂料を納め、神事までの短い間に「茅の輪くぐり」も済ませておいた。
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 これが「茅の輪」。
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 くぐり方は以下の通り。
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 ここが「人形車形お焚上所」。本日は雨天の為、別途焚かれるものと思っていたが、防炎を施したテント内にて行われるようだ。
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 拝殿前には雨宿りをしている人が数名。もうすぐ18時になるのだが、これでは参拝者は少なすぎる。
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 そうしていると石段の下側に傘の列が出来ているのが見えた。すっかり忘れていたが例年は神事への参加者については宮司が導く「茅の輪くぐり」を済ませてから拝殿に入るのであった。
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 境内まで下りてみると石段下まで傘の長い列ができており最後尾へ並んだ。
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 18時になると列の先頭から順次「茅の輪くぐり」を済ませ拝殿へと向かっていった。
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 結果的に今年は良いのか悪いのか「茅の輪くぐり」を二度も行ってしまった。大雨の中、再び拝殿前に到着。拝殿内でのカメラやビデオによる撮影は禁止されているので写真は無い。本日は写真館のスタッフのみによる神事の様子が記録として撮られていた。

 神事は約30分間、参加者は50人程度であろうか。神事の後は拝殿境内のテントにて「お焚き上げ」が行われる。お焚き上げ中に一緒に唱える祝詞の紙を事前に貰ってはいたが、更に強くなった大雨の中では宮司の祝詞が聴こえづらくて見守るしか無かった。
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 火の中へ次々と人形車形が焚かれていった。
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 「お焚き上げ」は20分程度で無事終了。
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 大雨が豪雨に変わり、強烈な雨雲が通り過ぎるのをやり過ごした。
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 この「茅の輪」はしばらく置かれたままにされているので、数日間は「茅の輪くくり」ができる。
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 17時50分に神社へ到着してから終了までが約1時間。
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 これまての半年間の穢れを祓って残りの半年間を無病息災・家内安全で過ごせるよう祈るのが「夏越の大祓」。今年は大雨の中での開催となったが、無事に参拝することができた。

-以上-

 忠海駅前の信号待ちにて目を凝らすと、駅の掲示板に何やら見覚えのある祭りのポスターらしきものが貼られていたので、傍まで寄って撮り収めておいた。それは今年開催される「忠海祇園祭」のポスターであった。「あれっ?祇園祭?4月に祭りがあったばかりなのに、もしかしてこれは去年から貼られたままかも・・・」と暫く悩んだが、今年のその祭りは「宮床さん」であっ、これは一年前に初めて観た「祇園さん」が今年も開催されることの告知だった。(2023/06/27撮影)

 掲示板に貼られていたのがこれ。
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 今年は7月16日(日)に「忠海祇園祭」が開催される。昨年はコロナで大幅縮小された午前中のみの開催であったが、今年は例年通りなのか18時までとなっていた。いま、昨年のポスターと比べて見ると異なるのは開催日と神事からお宮入りまでのタイムスケジュールのみで、写真や謂れなどの解説文は同一。どおりで見覚えがあるはずである。
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 ポスターが貼られていたのは忠海駅の待合室併設の「ふれあいステーション」。もしかしたら他にも祇園祭り関連の写真などが掲示されているのでは?と入ってみたら神輿を担ぐ「輿守さん」が着る衣装と写真が展示されていた。
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 例年の規模を知らないので神輿の巡行やお宮入りまでを再び見物してみたいが、昨年は神輿の内堀公園出発が9時でお披露目と模範演技が10時半、お宮入りが11時で終了だったが、今年は神輿の弁天神社出発が8時で模範演技が14時頃、お宮入りが18時で終了であり、おおよそ2倍の開催時間、その後半の各町内を練り歩く巡行が4時間という長時間はさすがにカメラで追っていけないが、他に「宮床さん」のような公園内でのイベントや露店などが出るのだろうか?

-以上-

 梅雨の中休みとなった昨日の夕方、忠海から帰る際に久しぶりに的場に立ち寄ってみた。平日なので釣り人しかいないかと思われたが、高校生のカップルや海水浴場で泳ぐ小学生たちもいて、上げれば青い空、何となく夏の扉が開きかけているように感じられた。(2023/06/27撮影)
 
 既に17時前、太陽は雲に隠れて西へと傾きかけていたが、茜色の夕陽となるには未だ早い時間。島々が遠くまで見渡せたので突堤を歩いてみた。
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 砂浜に的場山の影が伸びている。
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 自転車で駆け付けたのか小学生がはしゃぎながら泳いでいた。
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 両突堤には釣り人が数名。
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 その遥か先にはLPガスのタンカーが停留していた。
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 その前を「第七さんよう」が竹原港へ航行。
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 刻々と空の雲が変化する。
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 真上を見上げると雲に半月が見え隠れていしてた。
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 試しに望遠でねらってみたら幻想的な半月が撮れていた。
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 しばらくすると高崎山方面から飛行機雲が伸びてきたが、その雲の先端よりもはるか前にシルバーの機影。
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 それを追いながら幸運?にも撮ることができた。
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 梅雨明けにまでに災害級の豪雨が一度は起こるのが例年であるが、気が付けば梅雨明けしていた・・・という7月中旬が穏やかに訪れることを明後日の「夏越祭」にて祈願したい。

-以上-

 今週の金曜日(6月30日)の18時から礒宮八幡神社で行われる「夏越祭(なごしさい)」。夏越祭では拝殿境内にて「茅の輪くぐり」と人形(ひとがた)・車形(くるまがた)の「御焚き上げ」、拝殿内では一般参加者を招いての神事がお行われる。例年、夏越祭の数日前から拝殿境内に巨大な「茅の輪」が設けられ、参拝者は自由に「茅の輪」を潜って「無病息災」を祈ることができるのだが、そろそろ「茅の輪」が準備されているのでは?と昨日夕方に確認してみたところ特に変化なし。
 そこで改めて本日午後に立ち寄ってみたところ巨大な「茅の輪」が完成した直後であった。(2023/06/27撮影)

 これがその「茅の輪」。
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 立ち寄ったのは15時半頃。国道185号の八幡橋(歩道橋)から参道へ入ると拝殿境内に「茅の輪」が見えた。
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 社務所手前の駐車場に車を停め、参拝を兼ねて出来立ての「茅の輪」を見物しに訪れてみた。
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 境内には誰も居なかったが、竹小時代によく遊んでいた忠孝巌のある池は掃除中。
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 石段を上がって拝殿境内へ。
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 まだ「茅の輪のくぐり方」が書かれた掲示物が未だ準備されていなかったので今回は脇から拝殿へ。正しい潜り方は、正面から潜って左へ回って正面に戻り、今度は正面を潜って右へ回って再び正面に戻った後、最後に正面を潜って拝殿へ向かう。丁度、茅の輪を「∞(無限)」の書き順になぞれば良い。
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 拝殿で「二礼二拍一礼」の参拝を済ませた。
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 当日の「お焚き上げ」は18時からの神事を終えたあとに、この境内(右手)にて行われる。
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 車へ戻る際に社務所前で「夏越祭」の準備をされていた宮司夫妻へご挨拶。今年も「夏越祭」へ参加することを告げて帰路についた。
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 祭事日には境内に「受付」が設けられるので、予め氏名などを記入した人形・車形を初穂料と一緒に納めれば、「お焚き上げ」中に繰り返し読まれる祝詞の紙に「ミニ茅の輪」と礒宮八幡神社の御朱印札が入った封筒が手渡される。
 さて今週は週末まで雨模様の予報だが、6月最後の日の天候はどうであろうか。帰郷後に「夏越祭」を知ってから今年で4度目の参加となるが、かろうじて雨天ぎりぎりで持ちこたえている。

-以上-

 旧山陽道を田万里町から西条へ抜けるルート走破を西野町大橋から前回試みたが、田万里町の途中で国道2号線に戻ってしまい失敗。今回は国道2号線から再び旧山陽道へ戻るルート辺りから再トライして市境を跨ぐ走破となった。(2023/06/25撮影)
 
 ルートを以下の地図で示す。右端が旧山陽道が国道2号線から分岐する始点。今回は国道から曲がり難い始点であったため、その先の並走ルートからスタートした。黄色矢印が走破ルートの竹原市部分。青矢印は西条町三永部分だが、途中からの緑線が本当の旧山陽道である。(市境は赤ラインで示した)
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 国道2号線から反れて並走し、立石神社がある旧山陽道へ。
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 立石神社から旧山陽道へ復帰。
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 あとは道なりに西条へ。
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 徐々に離合場所が少なくなるが、最後まで対向車には遭遇しなかった。
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 この辺りからは鹿が出没しても不思議ではない。
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 この先辺りから鬱蒼としてくる。
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 右の黄色い看板は「不法投棄厳禁」。
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 この辺りが市境なのだが、市境に設置されている「東広島市」の看板は見当たらない。
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 どうやら右の棒が市境を示す「しるし」と思われる。(位置的には市境のはず)
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 これで目的は達成したが、国道2号線の仁賀口(県道330号)まで走破してみた。
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 旧山陽道は国道2号を跨ぐ橋のルートとなるが、そのまま道なりに仁賀口方面へ。
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 仁賀峠から下る県道330号へ合流。
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 国道2号線に接合。
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 国道2号線には市境を示す「竹原市」の看板があるが、旧山陽道には見当たらなかったのは残念であった。市境を越えても暫くは田万里川沿いであったが、途中、道標や石碑なども見当たらなかった。国道2号が事故や災害による大渋滞や通行止めとなった時に限ってこの旧山陽道ルートは使えそうだが、考えてみれば仁賀町を貫ける県道330号があるので利用価値としては突然の緊急規制時のみであろう。

-以上-

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