前回は既に昼食を済ませて満腹状態だったので吉名町の「お好み焼 喫茶 みつ蜂」での食事をあきらめたが、昼食は外でしてくる・・・と言って本日昼過ぎに外出したので吉名町へ直行。火曜日に営業している竹原では数少ない地元客が愛する「お好み焼店」のひとつである。(2023/06/20撮影)
場所は旧吉名小学校の交差点を東へ進み、池田勇人元総理の実家の向いにある吉名郵便局の隣り辺り。赤いパトライトが回転していると「営業中」であり、本日も回っていることを確認。
駐車場は郵便局の路地から店の裏へ進むと10台程度置ける枠無しのスペースたった。
初めて訪れる緊張感を持ちながら白い扉を開けてみると「いらっしゃいませ~っ!」と女性店主2人の元気な声がかえってきた。
店内に入ると左手側にカンウター鉄板と厨房。正面奥には対面型の鉄板席が1つと右手側にも数席。カウンターでも席でもOKとのことで、今回は鉄板席にしてみた。
腰掛けると席にメニューは無さそうで、店主から「そば焼き、うどん焼きのどちらにしましょう?」と問われたので「そば焼き」を選択。すると壁に備え付けのメニュー板が出されてその余りのシンプルさにびっくり。「お好み焼」の種類は5~6程度でトッピングも5~6種類。そして価格帯が500?~800円までだったので最高額の「みつ蜂スペシャル」(税込800円)(という名だったと思う)を選んでトッピングを検討していたら、各お好み焼の種類はトッピングの多さの違いのみで、スペシャルは「ほぼ全部入り」(イカ天か豚肉だったか選択)とのことであった。
今回はトッピングが全部入り(但しイカ天)のソバ焼きを注文してみた。手際よくカウンターで焼かれている様子を見ながら、これまでの散策で得ていた吉名町の情報や、1990年代からの様変わりなど世間話で店主2名と話が弾んだ。
これが「吉名スタイルのお好み焼」だそうだ。他店と比べてみてサイズと厚みは同じだが焼きそばの量が隙間なくて、キャベツや具の姿が殆ど見えていない詰めよう。焼きそば自体は最初からカリカリ間近に焼かれており、薄い玉子生地で挟んだ焼きそばのようであった。
頼みもしないのに皿と箸が添えられる店は食べる前から幻滅なのだが、さすが地元向けの「お好み焼店」、鉄板脇には冷水とヘラしか出されなかったので感激。ヘラだけ出すのが地元では普通とのことであった。
ソースと海苔とマヨネーズは自分で好みの量をかけて良く、ソースは食べる前に刷毛で塗る竹原では初体験のスタイル。もちろんマヨネーズは不要。
この店の歴史は50年以上。高齢化によって外食するする人々も減って吉名町は寂しくなったと嘆いておられた。元々はカウンター席のみのスナック(バーだったかも?)が壁て仕切られた2区画の店内だったが、現在は仕切を外して「お好み焼」と「喫茶」として営業。そのカウンター席はあまりにリアルな「昭和レトロ」そのままただったので驚いた。
色々と雑談していると特別ということで喫茶室で淹れられたコーヒーをサービスしてもらえた。
焼きそばの濃密さに腹をさすりながら冷蔵庫の壁面に目をやると見覚えのある『元就。』の貼り紙。「もしかして元就がここへ来たん?」と訊けば「そうなんよ!いきなり来られるんじゃけん、たまげてしも~て何をしゃべったかも緊張して覚えとらんし~」とのこと。
貼り紙には取材への御礼と放送予定日が書かれていた。
まだ放映前なので詳細については避けるが、放映予定日は7月9日(日曜)か7月16日(日曜)のどちらか。(RCC中国放送、毎週昼12時54分から)
アンカールズの田中さんが「みつ蜂」を、山根さんは別行動で吉名町の某工場を取材。「みつ蜂」の撮影スタッフは4~5人程度でアポなし。
今回、「みつ蜂」を訪れて貼り紙に気が付かなければ放映は完全に見逃していたであろう。帰宅後に来週までの番組表を探したが、なぜか地上波の昼間に『元就。』が見当たらず別番組であった。毎週12時54分放映と書かれていたが、不定期週なのだろうか?
是非、可能であれば7月9日か7月16日の放映を視て頂きたい。昭和レトロなカウンター席の様子や気さくな店主と田中さんとの会話が、番組ではどのように編集されているかが今から楽しみである。
アポなし取材で盛り上がってしまい店名「みつ蜂」の謂れについて聞かず仕舞い。次回は家族で訪れてみたい。
-以上-
場所は旧吉名小学校の交差点を東へ進み、池田勇人元総理の実家の向いにある吉名郵便局の隣り辺り。赤いパトライトが回転していると「営業中」であり、本日も回っていることを確認。
駐車場は郵便局の路地から店の裏へ進むと10台程度置ける枠無しのスペースたった。
初めて訪れる緊張感を持ちながら白い扉を開けてみると「いらっしゃいませ~っ!」と女性店主2人の元気な声がかえってきた。
店内に入ると左手側にカンウター鉄板と厨房。正面奥には対面型の鉄板席が1つと右手側にも数席。カウンターでも席でもOKとのことで、今回は鉄板席にしてみた。
腰掛けると席にメニューは無さそうで、店主から「そば焼き、うどん焼きのどちらにしましょう?」と問われたので「そば焼き」を選択。すると壁に備え付けのメニュー板が出されてその余りのシンプルさにびっくり。「お好み焼」の種類は5~6程度でトッピングも5~6種類。そして価格帯が500?~800円までだったので最高額の「みつ蜂スペシャル」(税込800円)(という名だったと思う)を選んでトッピングを検討していたら、各お好み焼の種類はトッピングの多さの違いのみで、スペシャルは「ほぼ全部入り」(イカ天か豚肉だったか選択)とのことであった。
今回はトッピングが全部入り(但しイカ天)のソバ焼きを注文してみた。手際よくカウンターで焼かれている様子を見ながら、これまでの散策で得ていた吉名町の情報や、1990年代からの様変わりなど世間話で店主2名と話が弾んだ。
これが「吉名スタイルのお好み焼」だそうだ。他店と比べてみてサイズと厚みは同じだが焼きそばの量が隙間なくて、キャベツや具の姿が殆ど見えていない詰めよう。焼きそば自体は最初からカリカリ間近に焼かれており、薄い玉子生地で挟んだ焼きそばのようであった。
頼みもしないのに皿と箸が添えられる店は食べる前から幻滅なのだが、さすが地元向けの「お好み焼店」、鉄板脇には冷水とヘラしか出されなかったので感激。ヘラだけ出すのが地元では普通とのことであった。
ソースと海苔とマヨネーズは自分で好みの量をかけて良く、ソースは食べる前に刷毛で塗る竹原では初体験のスタイル。もちろんマヨネーズは不要。
この店の歴史は50年以上。高齢化によって外食するする人々も減って吉名町は寂しくなったと嘆いておられた。元々はカウンター席のみのスナック(バーだったかも?)が壁て仕切られた2区画の店内だったが、現在は仕切を外して「お好み焼」と「喫茶」として営業。そのカウンター席はあまりにリアルな「昭和レトロ」そのままただったので驚いた。
色々と雑談していると特別ということで喫茶室で淹れられたコーヒーをサービスしてもらえた。
焼きそばの濃密さに腹をさすりながら冷蔵庫の壁面に目をやると見覚えのある『元就。』の貼り紙。「もしかして元就がここへ来たん?」と訊けば「そうなんよ!いきなり来られるんじゃけん、たまげてしも~て何をしゃべったかも緊張して覚えとらんし~」とのこと。
貼り紙には取材への御礼と放送予定日が書かれていた。
まだ放映前なので詳細については避けるが、放映予定日は7月9日(日曜)か7月16日(日曜)のどちらか。(RCC中国放送、毎週昼12時54分から)
アンカールズの田中さんが「みつ蜂」を、山根さんは別行動で吉名町の某工場を取材。「みつ蜂」の撮影スタッフは4~5人程度でアポなし。
今回、「みつ蜂」を訪れて貼り紙に気が付かなければ放映は完全に見逃していたであろう。帰宅後に来週までの番組表を探したが、なぜか地上波の昼間に『元就。』が見当たらず別番組であった。毎週12時54分放映と書かれていたが、不定期週なのだろうか?
是非、可能であれば7月9日か7月16日の放映を視て頂きたい。昭和レトロなカウンター席の様子や気さくな店主と田中さんとの会話が、番組ではどのように編集されているかが今から楽しみである。
アポなし取材で盛り上がってしまい店名「みつ蜂」の謂れについて聞かず仕舞い。次回は家族で訪れてみたい。
-以上-