安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年06月

 保存地区を散策していて必ず目に留まるのが「茶房ゆかり」跡。多くの常連客に惜しまれながら2022年10月に閉店となったが、それ以後もガラス越しの店舗内に何度か僅かな変化が見られたが再開される兆しは無さそうだ。

 今年の3月頃、ガラス窓全体に暖簾が掛けられていたが・・・。(2023/03/28)
#03
#04

 「竹まつり」では再び店舗内が見えるようになっていた。(2023/05/03)
#01
#02

 2014年以後は常連客で満席かランチ無し日のため訪れる機会は無かったが、過去の帰省時に何度か訪れた際の店舗内の撮影(店主に許可を得ている)を以下にまとめてみた。

**** 2007年05月03日帰省時に撮影 ****
 オープン後、初めて訪れた時の家族ランチ。
1285a
 急な階段で二階へ。
1285b
1285c
1285d
 ランチがこれ。
1285e
1285f
1285g

**** 2011年05月03日帰省時に撮影 ****
 この時はランチ満席で庭園内にて空席を待ったが、空く様子が見込まれないとの事であきらめた記憶有り。
1524a
1524b
1524c
1524d
1524e
1524f
1524g
1524h

**** 2011年08月20日帰省時に撮影 ****
 夏季帰省時にリベンジ。帰省前日に電話予約しておいたのでランチが実現。
1533a
1533aa
1533ab
1533b
1533ba
 念願の「囲炉裏部屋」へ入れた。
1533bb
1533bc
1533bd
1533be
1533bf
1533bg
1533bh
1533bi
1533bj
1533bk
1533c
1533d
1533e
1533f
1533g
1533h
1533i
1533j
1533k
1533l
1533m
1533n
1533o
1533p
1533q
1533r
1533s
1533t
1533u
1533v
1533w
1533x
1533y
1533z

**** 2013年09月22日帰省時に撮影 ****
 この日は電話事前確認でランチが無いとの事でドリンクとデザートを予約。GWに雑談した常連客との再開やオートバイ集団で訪れる客なとで満席だった。
1737a
1737b
1737c
1737f
1737e

-以上-

 三原から忠海経由で戻る際に「エデンの海」(忠海高校沿い)のカーブを曲がっていると、沖を航行する鮮やかな赤色の巨大船舶が目に留まった。この日は小雨の雨天だったので特に何かを撮る目的も無かったが、思わずハンドルは「エデンの海パーキング」内へ曲がっていた。誰も居ない展望台へと上がって見ると赤い船が小久野島から大久野島の手前を航行中・・・ということは、海の上であっても竹原市エリアであることから撮影してみたのがコレである。(2023/06/06撮影)
#01

 竹原火力発電所から出港した石炭タンカーにしては見覚えが無い鮮やかさ。
#02

 望遠レンズを付けたカメラを持って上がったので、目一杯拡大してみたところ船全体が巨大タンクになっていた。
#03

 タンクの形状から燃料系のタンカーと思われる。
#04

 本日、左舷に書かれた船舶会社「SAMUDERA」と船舶名「SINAR TORAJA」を調べてみるとインドネシア国籍のタンカーなのだが、なぜだか所有船舶一覧には「SINAR TORAJA」が見当たらない。そこで「SINAR TORAJA」のみで検索すると全世界に現在航行中の船舶が調べられるサイト「VesselFinder」に辿り着き、船舶データベースに「SINAR TORAJA」が登録されていた。
#05
 -船舶 SINAR TORAJA の概要-
 The vessel SINAR TORAJA (IMO: 9931874, MMSI 563193400) is a LPG Tanker built in 2023 and currently sailing under the flag of Singapore.

 船舶 SINAR TORAJA (IMO: 9931874、MMSI 563193400) は、2023 年に建造され、現在シンガポールの旗の下で航行している LPG タンカーです。


・・・ということで真新しいLPガスのタンカーであった。

 この「VesselFinder」というサイトと同名のAndroidアプリを旧スマホにインストールしていたことを思い出した。改めてインストールしてみたら竹原沖を現在航行している船舶の種別(無料ではこれのみ?)を確認することができた。


 「親切ギフトかつはら」の1階にあったリサイクルショップ「リバース竹原店」を久しぶりに訪れたらギフトのみに改装されていた。現在はリサイクル品の扱いはされていないとのこと。ならば「リバース東広島店」へと場所を探していたところ「ゆめタウン東広島店」近くの住宅街がある裏路地で、頭の中の竹原探知機の針が大きく触れた。(2023/06/13撮影)

 それがこの建物である。
#01

 場所は「ゆめタウン東広島店」のサイゼリア側駐車場から1本奥を右折した路地、リバース東広島店からは店舗角を右折したこの路地の真ん中にある。
#02

 民家の隙間にある広大な駐車場の奥に「竹原の竹林」を想わせる巨大な写真があるお洒落な店舗。
#03

 道路からの遠目では「竹林」写真に目を奪われただけであったが・・・
#04

 リバース東広島店で買い物を済ませたあとで徒歩で訪れてみると「地酒と海の幸 小京都 竹原 圭家茶寮」の看板が掛けられていた。どうやらこの「小京都 竹原」と書かれた文字にも探知機が反応したようだ。「茶寮」ならば喫茶店だが「地酒と海の幸」とあるので海鮮料理店なのかもしれない。
#05

 「圭家茶寮」の出入口は1階で、2階右は「Prima Stella CAFE & BARu」という別店舗になっていた。
#06
#07
 
 この「竹林」はもしかしたら「小吹の竹林」かもしれない。
#08

 帰宅後にネットで調べてみると「圭家茶寮」の読みは「けいやさりょう」で、安芸津でとれた旬の魚介類と地酒が堪能できる日本料理店であった。扱う地酒には岩国の「獺祭」の他に安芸津の「富久長」と竹原の「幻」「竹鶴」と「龍勢」が動画にあるのだが、気になるのは店看板に書かれていた「小京都 竹原」と「竹林」写真である。なぜ「安芸津」ではなく「竹原へのこだわり」なのだろうか。

 竹原関連所蔵品の中から音楽CDを1枚見つけた。購入したのは2013年3月22日の帰省時に竹原駅前商店街(当時は「あいふる316」)の「いわせ書店」だった。
 この日の散策では「あいふる316」のアーケードに繰り返し流されている曲が、いつもの「たまゆら」系ではないことにふと気付いた。耳を澄ませて歌詞をなぞってみると「賀茂川」「上市」「照蓮寺」と聴こえてくる。新たな「竹原の歌」がまた作られたことに感動していると、曲の2番の歌詞には「筆影山」「三原」、3番では「千光寺」「尾道」が入っていたので「あれれ~っ」と「竹原限定」の曲ではなかったことを思い出す。
#01

 この曲をアーケードで聴いた直後に Twitter で歌詞についてツイートすると「いわせ書店」でCDが売られているとの情報が得られたので即購入。レジ横に数枚積まれており、タイトルは『瀬戸路の町』で価格は500円。自主制作だったのかセロファン包装はされておらず、CD媒体は無印刷のホワイト・レーベルのままでCD-Rだった。
#02


 CD-Rには『瀬戸路の町』が原曲とカラオケにオルゴール・バージョンの全3曲が入っていた。2013年当時から youtube へ音楽制作会社による『瀬戸路の町』が1番(竹原)のみ現在も公式アップされているので試聴ができる。
-------------------
瀬戸路の町

作詞・作曲:宮地一夫
歌:河瀬あい

1.賀茂川の流れとともに 湯坂の里を離れ
 ひっそりたたずむ上市の 心安らぐ照蓮寺
 安芸の都の家並みを のんびり散策すれば
 時の経つのを忘れ 過ぎた日々が浮かぶ

 地図に小さくしるされた 竹原
 あなたと私の思い出の 瀬戸路の町
-------------------
 曲を聴いた印象は、数回聴いて気が付けば鼻歌を歌っている自分に気付く・・・といった感じである。1980年代のフラワーフェスティバルのメインテーマ曲で「花が輪になる~輪が花になる~」のような耳に残ってしまう曲調であった。

 購入した当時は、自主制作CDと思っていたが、改めてCDジャケットを確認してみると制作は 「ASORA..co.ltd.」と書かれており、鼻歌レベルのメロディや思い付いた歌詞などを基にしてハイクオリティな曲に仕上げてくれる音楽制作会社であった。本で例えるれば、個人のメモ書きや写真などから編集・校正・製本化までの自費出版の全工程を肩代わりしてくれるサービスといえよう。

 先日、妻が「住吉まつり」のポスターを見掛けたと言っていたので、コロナ対応の限定行事から解放されて平常に戻った「住吉まつり」のポスターが見たくて保存地区へ出掛けた。それにしても、昨年に初めて街中でポスターを見掛けたのは7月に入ってから。未だ6月中旬なのに、例年の掲示はこの時期だったのだろうか。
 本日、先ずは徒歩で「根古屋」で昼食を済ませて、照蓮寺参道の猫の様子を見ながら保存地区へ向かった。だが、地区内の本町通りの何処を見回してもポスターを見掛けない。先日見掛けたのは何処?と訊けば竹原駅前商店街に貼ってあったとのこと。
 さすがに徒歩で竹原駅前に行くにはあまりに無駄過ぎる。そこで思い付いたのが掛町にある住吉神社周辺。昨年は神社の裏に貼ってあったはず・・・と向かったてみたものの、なぜか見当たらなかった。諦めかけて「いちかわ」の脇を通っていた際、やっとガラス戸にそれらしきポスターを見付けた。(2023/06/11撮影)
#01

 昨年のポスターとは違ってカラー写真の多色刷りだ。「これが通常のポスターか・・・」と感心していると・・・
#02

 開催日が7月1日??例年の開催は7月最終周の土日だったはずだが・・・。
再度、貼られていたポスターを確認すると「住吉まつり」に小さい文字で「第1回」と「ゴルフ大会」が添えられており、ポスター右隣半分を占める写真には「祭」と「七月二十九日~七月三十日」と書かれているが、その下には「瀬戸内ゴルフリゾート」の俯瞰写真。
#03

 このポスターは「令和5年 住吉まつり」のものではなく、正確には「第1回 住吉まつり ゴルフ大会」のものであった。このコルフ大会は奉納相撲や奉納ソフトボール大会のような行事なのであろう。「住吉まつり」まであと1月半以上もあるのだが、早く本川に浮かぶ櫂伝馬を見てみたい。

↑このページのトップヘ