安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年06月

 2011年の夏季帰省時に「道の駅たけはら」で購入した川崎フードモデル(2015年10月まで的場に事業所があった)の製品『パフェケース』(食品サンプルのミニチュア)を倉庫の竹原所蔵品内から掘り出した。(2023/06/10撮影)

 これがその『パフェケース』(食品サンプルのミニチュア)である。
#01

 2011年に購入してから衣装ケースに入れられたまま未開封のままであった。これを初めて開封してみた。
#02
#03

 模型やフィギュアを入れるケースに入れられている。
#04

 透明ケースを開いてみるとケース座面に貼り付けら台紙にボンドで固定されていた。購入時は何種類があって、同じものでも微妙にトッピングの違いが有った。手造りとは思えないこのリアルさは超絶技巧といえよう。
#05

 真上からも本物そのままの質感。ポッキーとシロップは本物に見える。
#06

 背面も・・・触ると溶けて崩れそうだが指でつつくとチクチク痛い。
#07

 以上の写真では実物の大きさが分からないのでケース内へ爪楊枝(コンビニの割り箸添付)を入れてみた。
#08

 それでも大小の実感がわかないのでパフェ皿に載せてみた。このサイズでこのリアルさなのである。
#09

 川崎フードモテルは栄養指導用フードモデル(カロリーや栄養素札付)のパイオニアであった。今、鮮明に思い出したが川崎フードモデルへの「いわゆる潜入取材」があり、食品サンプルが手造りで造られる工程とレポーターの色塗り体験をどこかのテレビ番組で視た記憶がよみがえってきた。もしかしたら他の食品サンプルメーカー取材と混同したデジャヴ(既視感)かもしれないが・・・。

 昨日の昼、昨年に続いて今年も礒宮八幡神社から「夏越祭(なごしさい)のご案内」が届いた。鬱陶しい梅雨の雨で6月末に「夏越祭」が行われることをスッカリ忘れていた。(2023/06/08着)
#03
  昨年までの封筒には「人形(ひとがた)」が家族分の3枚が入っていたのだが、なぜか今年は夫婦分の2枚になっていた。もしかしたら昨年の受付時に息子の名を署名しなかったせいかもしれない。

 本日昼前に礒宮神社を訪れて見ると例年の青いポスターと「夏越祭」の解説が貼られていた。
#01

 未だ拝殿前には「茅の輪」は造られていない。6月最後の週の25日(日曜日)には準備ができているであろう。
#02

 「夏越祭」が終れば梅雨明けも間近、7月29日と30日には例年通りの「住吉まつり」がやってくる。

 2017年のGW帰省時と帰郷後の2021年冬に撮った大乗小の壁画を久しぶりに訪れてみた。平成23年度の卒業生から始まった福田の護岸壁への卒業記念壁画が残る無地の部分へ詰めながら描かれている。最後に撮ったのは令和2年度(2020年度)の壁画は「仲良く・強く・正しく」だったが、2021年度と2022年度の壁画は未だ観ていなかったことに気付いたので、今回は平成23年度の壁画から1枚単位で改めて綺麗に撮り直してみた。

 壁画の場所は電源開発グランド側か大乗駅を過ぎた歩道橋から右折して入る大乗小学校がある区画。古くはツダモクの貯木場だった入江の護岸に右側から詰めて描かれている。(2023/06/06撮影)#01
#02
#03
#04

 当初は5月23日に撮りに訪れたのだが、常時持ち歩いているコンパクトデジカメ(2010年頃に購入)しか持参しておらず、試しに撮った写真が「白飛び」してしまって断念。原因不明のまま一時的に回復していたがスダレ模様が入ってしまい直らず。
#05

 改めて雨天の日に一眼カメラでの撮影再トライとなった。

 ここが大乗小学校。現在の全校生徒数は45名で令和5年の卒業生となる6年生は10名だった。
#06
#07

 護岸の海側から順番に撮影した写真を「斜めの歪み補正」をして以下に並べてみた。 
#08
 
平成26年度卒業生(7月28日画)・・・26年度だけ右端に描かれていた。
#09H26E
 
平成23年度卒業生(平成23年7月28日画)
#10H23E
 
平成24年度卒業生(平成24年8月画)
#11H24E
 
平成25年度卒業生(平成25年8月5日画)
#12H25E
 
平成27年度卒業生(平成27年8月3日画)
#13H27E
 
平成28年度卒業生(平成28年11月16日画)
#14H28E
 
壁画の解説
#15H00E


平成29年度卒業生(平成29年11月28日画)
#16H29E
 
平成30年度卒業生(平成30年10月26日画)
#17H30E
 
令和元年度卒業生(令和元年11月21日画)
#18R01E
 
令和2年度卒業生(令和2年10月27日画)
#19R02E
 
令和3年度卒業生(令和3年9月24日画)
#20R03E
 
令和4年度卒業生(令和4年10月14日画)
#21R04E

 残る壁面の空スペースには未だ2023年度、2024年度と2025年度の壁画は描けそうである。
#22

 続けて追加される壁画を撮りたいが、竹原市内の学校統廃合を調べてみたら2026年度に大乗小学校は竹原小学校へ統合される計画案があるようだ。

 三原からの帰りに忠海駅付近で「ふと」思い出した「恵みパン工房 RyuRyu」。これまで平日に訪れ際はコロナ感染対策で休業中だったが、最近でも日曜日も臨時休業などで国産小麦100%で無添加生地のパンを購入してみる機会が無かった。
 時刻は14時丁度、ならばと踏切を渡って店舗へ向かうと店頭には先客らしき車が発進中。・・・ということは本日は営業中に違いない。(2023/06/06撮影)
#01

 ついい最近訪れたのは日曜日の「宮床さん」での散策中。
#02

 ここで定休日が「日・月」であったことを初めて知る。
#03

 店舗の場所は忠海駅から国道185号を西側へ進んだ最初の踏切を左折。
#04

 踏切を越えると少し先の左沿いに見える白い扉の建物が「恵みパン工房 RyuRyu」である。
#05


 店頭に駐車スペースがあるので雨の中でも近くに停められた。白い木製の引き戸を少し開くと店内から「いらっしゃいませ~」と明るい声が聞こえてきた。屋内はカウンター兼ショーケースとイートイン用か待ち用なのか長椅子が置かれていた。
#06

 未だ14時過ぎだったが既にパンが殆ど売り切れていた。残り少ないショーケースの中から試食ができた「クイニーアマン」と店主お薦めの「ちくわパン」、それと帰宅してからの紅茶用にと「当日お楽しみカットシフォン」(紅茶シフォン)を購入した。
#07
 
 定休日は祝・日・月曜日と書かれているがガラス扉には「祝」が消されていた。
#08
 
 帰宅してからのアフタヌーンティー。これが1人用にはかなり大きめの「紅茶シフォン」。
#09
#10

 こちらが珍しい「ちくわパン」。ブニブニでシコシコの竹輪は初めての食感。管の中にはツナが入っていたが意外と紅茶とは相性が良かった。
#11
#12

 そしてこれが試食して美味しかった「クイニーアマン」。本日仕事から帰宅して残っていた1枚を「おやつ」に食べたがサイズは直径14cm程度で厚みは1cmぐらい。外はカリカリで生地はバターと砂糖がたっぷり、中身はミルフィーユ状なのにモチモチと1枚で多彩な食感が楽しめた。
#13

 今回の購入後にショーケースに残っていたのは小振りの「メロンパン」2個のみ。火曜日なら行けるので、次回からは売り切れる前の開店10時直後に訪れて他のパンも色々と買ってみたい。

 2年前に古書店でネット購入した『竹原聞きある記(著:竹原市老人クラプ連合会)』の冒頭で紹介されていた「観音の滝」の在り処(ありか)を長らく探していたのだが、半年前頃に小泉町から忠海町へ下る県道59号線の途中の道沿いで、どうもそれらしい「滝の観音 夫婦滝」と書かれた古い道標がチラリと目に留まった。
 場所は三原市小泉町が竹原市忠海町に変わる市境付近なのだが、これまで何度探してみてもその場所を特定できなかった。それもそのはず探していたのは竹原市側で、この付近を何度も走ってみてやっと見付けられたのは小泉町側であった。
 本日、三原市へ買い物に出掛けて県道59号経由で戻る際に、その道標がある場所へ車を停めて至近で撮影することができた。(2023/06/06撮影)

 これがその「滝の観音 夫婦滝」への道標である。
#01

 帰宅して Google Map でその場所を再確認してみると、誰かが「滝の観音 夫婦滝」のピンを登録してくれていた。残念ながら竹原市境のラインからかなり離れた三原市側である。(赤矢印)
#02

 県道59号を忠海方面へと下る際にガードレールが途切れた部分にチラリと道標が見える。(写真中央)
#03

 本日は小雨が降っていたので滝を観に行くのはやめた。
#04

 道標の脇に「平家山」の貼り紙。
#05

 裏面には追加された付近の山や忠海駅への道標が貼られていた。
#06
#07

 この「滝の観音 夫婦滝」と「平家山」は同一場所なのだろうか?矢印への真っ直ぐは10mもせずに鬱蒼とした茂みとなって先へは進みたくない。
#08

 右へ反れると登山道らしき坂道があり、「平家山登山口」の札が木に掛けてあった。肝心の「滝の観音 夫婦滝」は茂みへ入るのか、それとも登山口を登れば良いのか?どちらせにせよ本日は雨でここまでとした。
#09

 では本郷町小泉の「滝の観音 夫婦滝」は前述の著書で紹介されていた「観音の滝」のことなのだろうか?軽く読んでいた著書を何度も再読してみた。(以下に転載)

-----------------
一 観音の滝
竹原市忠海の以北、平家山内の国有地にの中にある。岸壁の高さ二二メートル。幅約三メートル、滝壺瓢型で約二十平方メートル。男滝十七メートル、女滝八メートル余りの二級に分れ水清く水量多し、付近の緑を交え景観すこぶる良い。昔滝の観音公園と言われていたときもあった。傍に観世音像を安置しており、霊験顕かにして特に病気をよくなおしてくれると言うので昔は遠くの人々が多くお参りに来ており、付近に茶屋、旅館もあったと言われている。然し今はさびれているけれども、それでも毎月八日にはお参りする人が多く、特に毎年五月八日には地蔵院住職を招いてお祭りを行い参拝者に接待する。一〇〇人近い人の参拝がある由。
 本郷町へ通じる県道の傍、忠海駅より約六〇〇メートルの所で、交通の便も良い。
-----------------
※『竹原聞きある記』( P14) より転載

 以上の解説から「滝の観音 夫婦滝」と「観音の滝」は同一と判断したのだが、滝自体が三原市内で竹原市の観光資源ではなかったことから実際に訪れてみたい好奇心は失せてしまった。ブログ「くろたきさんぽ」(執筆:くろさん)にここを訪れた写真とレポートがあるので是非参照して欲しい。本日、来た以上は行かねばとかなり悩んだが雨の日に行かなくて良かった。10年前頃は道標下部に「この先を右へ250m」と書かれていたようで、現在はその部分が欠落してしまっていた。

↑このページのトップヘ