安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年09月

 新庄交差点の「山頭火句碑」の記事にて少しふれたが、「更科」に寄ったのは母がここでよく食べていたらしいチャンポンを初めて食べるため。だが・・・13時を半分過ぎていたためかチャンポンは売切れであった。ならば・・・メニューにある麺類で未だ食べられる品は?と訊いてみると「中華そばなら・・・」だったので「ならそれで・・・」という成り行きで、ここで初めて食べる初めての中華そばとなった。(2023/09/05撮影)

 以前訪れた際は豪華なトンカツ定食を注文。
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 これが初注文の中華そば。メニューには他にチャーシューメンみそラーメンもあったが、本日売り切れていない麺類はこれのみ。
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 濃厚な醤油ベースのスープにネギ、背油とチャーシューたっぷり・・・どう見ても尾道ラーメン風なのだが、メニューのどこを探しても尾道ラーメンが見当たらない。
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 ただの中華そばにしては魚の風味が強烈に効いていた。何だか妙に懐かしくて、気が付けば数分でスープを飲み干してしまっていた。
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 駐車場へ戻った際、国道沿いに「尾道ラーメン」の幟が立っていた。
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 もしかしたらこの中華そば尾道ラーメンだったのだろうか・・・。ラーメン知識には疎いので確信が持てないが、昼間店頭に列ができる「太華園」の中華そば(尾道ラーメンらしい)とはスープ味がかなり違っていた気がする。次回は昼前に訪れて今度こそ看板メニューのチャンポンを注文してみたい。
 では、なぜ到着時刻が遅くなったのかだが、朝食が9時過ぎての掛町の散策。満潮の本川を撮っていると目に留まったのが「喜樂軒」の電光看板。ここは未だ訪れた事が無いのだが、時刻は11時過ぎで未だ空腹感は皆無。その後、秋葉神社などを巡って新庄で「チャンポン」の幟に誘われるように入ってしまったのが「更科」だった。

-以上-

 河内インターから新庄交差点へ向かう葛子川沿いにトレーラーなら2,3台停められる駐車スペースがある。ここを通り過ぎる際に見かけるのがペンキ手書きの看板。これまで「文旦」や「するめ」とかの看板が置かれていたのを憶えている。(2023/09/05撮影)

 河内インター方面へ向かう際は素通りしたのだが・・・
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 戻りの際に停めようとしたら先客トレーラーの運転手が路面上で休憩中のため車内から撮影。
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 この案内図を撮影したのは初めて。中四国フェリーの写真がある古いものだが、「旧竹原警察署⑪」や「大三島→」の文字がガムテープで隠されていた。移転後の警察署の場所に⑪を貼るスペースが無いので竹原駅の三井側に貼られていた形跡もある。案内図前にブラウン管テレビが置かれていたが、もちろん竹原案内ビデオ自動再生用ではない。
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 販売所なのかトタン小屋の横に見覚えのない看板。「またけ」ではなく「またけ」のスペル?が、ここが故郷「たけはら」であることを地味に感じさせてくれた。
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 そしてこれが定番の「するめ」看板。
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 今回の収穫は、これま消えかけて読めなかった文字が「ぶちうまい」ではなく、ここ最近多用されている「メチャうまい」であったこと。
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-以上-

 普段は通らない「たけはら合同ビル」がある通りだが、ビル敷地が白いフェンスで囲まれているのがチラリと目に留まった。先ずは創建ホーム本社が新本社ビルが完成するまで旧住友生命ビルを仮営業所として使用し、空いた旧本社ビルへは商工会議所が合同ビル内から移転、そして合同ビルに大規模改修が施されて竹原市役所の新庁舎となるドミノ式移転が現在進行中である。
 そのドミノ式移転において真新しい創建ホーム本社ビルの姿と、老朽化した現市役所がいつ頃から合同ビルへ移転を始めるのかに気を取られてしまい、合同ビルがそのまま新市役所として使用されるものと決め込んでいたのでノーマークであった。(2023/09/17撮影)

 白いフェンスで囲まれた合同ビルを見上げても外観は見た目では変わりは無い。フェンスに設置の看板には「竹原市庁舎移転事業 竹原市新庁舎 (旧たけはら合同ビル)大規模改修等工事」と書かれていた。長~い工事名だが、合同ビルを大規模改修して竹原市新庁舎にする工事であることが良く分かる。そして気になるのが「新竹原市役所」ではなく、馴染みの薄い「竹原市新庁舎」という呼称。どうやら建物自体は「庁舎」であって、その中にある機関を「市役所」と使い分けるらしい。
#01

 中国新聞の記事によれば、現状の合同ビルは6階建と3階建の2棟構造。東側へ新たな玄関を設けて駐車場は浸水対策により地上高を1.3mかさ上げ、1階は会議場や多目的スペース等として複合使用され、2階に市役所の各部署が置かれるようである。
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 完成イメージ図ではこの折り畳みフェンス部分に1階への階段が造られる予定。
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 錆止め鉄筋の建造物が玄関(エントランス)の増設工事のようである。
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 この歩道はそのまま残る。
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 1.3mかさ上げされる駐車場は、このブロック塀の向こうだろうか。
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 (もう旧となる)この庁舎の竣工は1992年だった。
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 この屋上の「切れた白丸」は何をイメージしていたのだろうか?商工会議所のようにビル壁面へ市章と「竹原市庁舎」の文字看板が取り付けられるのだろうか。
#08

 完成予定は来年11月末。

 現市役所と同様に敷地全体が周囲の路面よりも1,3メートル高くなれば、相対的に現1階部分の床レベルは逆に1.3m低くなってしまうのだが、素人考えでは敷地高に床を合わせるとなると合同ビル2棟全体を解体せずに地面から切り離してジャッキアップする必要がある。入札公告の工事概要にはそのような「かさ上げ」については特に記されてはいなかったが、戸建や低階層ビルのジャキアップのように、このような巨大建造物もかさ上げが可能なのだろうか?もしかして工事名に敢えて「大規模改修」があるのはその工事を意味しているのだろうか・・・移転した跡地には何ができるのだろうか・・・1年後を楽しみにすることにしてもう寝よう。

-以上-

 「ふとん太鼓」巡行なしの「秋の例大祭」だった晩御飯のあとのデザートに・・・こんなものが突然テーブルに置かれた。よく見れば見覚えのある封シールに「・・KAWA」の文字と包み紙には地図に「神田もち店」と「農家レストラン西野」などの店が書かれている。これは一体?と訊けば「ぶどう大福」とのことだ。既に片方は封が切られていたので、食べる前にスマホを出して現状を撮影しておいた。(2023/09/16撮影)
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 これは掛町の「いちかわ菓子舗」で買った「ぶどう大福」。包み紙の中から大福を取り出してみると「瀬戸ジャイアンツ」の札。これら2つの中身は同じだが、別の種類の「ぶどう大福」も有ったそうだ。
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 あとで「いちかわ菓子舗」の公式HPインスタグラムを調べてみると、新作発売されたのは年前の2019年であった。神田精果園のぶどうを使用しており、その年の中身には皮まで食べられる「シャインマスカット」と「昭平紅」が包まれていたようだ。
 そのまま口に頬張る・・・前にナイフで半分に切ってみた。
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 切る際に中身のぶどうの実が潰れてしまわないかと思ったが、しっかりと半分に分かれてくれた。
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 求肥の薄皮の中身は甘い白餡、更にその中身には歯ごたえのある皮に包まれた甘~い「瀬戸ジャイアンツ」。本来の味わい方は、敢えて中身を見ずに大福を丸ごと口に頬張るべきなのだが、今回食べられたのは半分にしてしまい中身のバレたこれ1つのみ。

 そして気になるのがナゾの包み紙である。どこかで見た覚えの有る地図や写真なのだが正体が分からない。そこで箱状の包み紙のテープを剥がして完全展開してみたら・・・
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 ・・・「たけはら・うまいみんまっぷ・ぷらす」の表紙と各店舗のページであった。現在は最新版の「たけはら・うまいみんまっぷ」完全版が配布されているので、不要となった「ぷらす」版を包み紙として有効利用されているようだ。

-以上-

 本日は待ちに待った礒宮八幡神社の「令和5年度 秋の例大祭」初日。帰郷した年からもコロナ禍で例年の「ふとん太鼓」の巡行が長らく観られなかったことから、今年こそは巡行ルートを先回りしながら躍動感あふれる祭りの様子を写真に撮り収めることができると期待していた。
 だが、神社に貼り出されたポスターには、土日両日の神事と奉納行事のステージについてしか書かれていない。明日の昼すぎに「ふとん太鼓舎」を訪れてみて、ガラス張りの展示舎の中に何も無ければ現在巡行中。万一、収められたままであれば巡行中止として確認できる。

 先ずは仕事帰りの18時前に礒宮へ寄って人出の様子を伺った。拝殿の境内が人混み中なのは神事の真っ最中だからであろう。そのためか逆にステージ前は閑散。(2023/09/16撮影)
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 ステージでは10分後に始まる「子ども神楽(大草神楽団)」の準備中。
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 本日、午前中に竹原町各所で軒下に注連縄が張られているのを多数目撃。あまりに広範囲なのだが、張られている場所全てが所定の巡行ルートで「ふとん太鼓」、獅子頭、赤鬼青鬼や天狗が巡行するのであろうか。夕方に撮った場所の一部を下記に掲載。

 先ずは新町、日の丸写真館辺り。
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 続いて竹原駅前商店街の三叉路辺り。
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 そして本川通り商店街。
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 他にも掛町、楠通、下新開、向島などにも張られていた。

 本日は様子見に終わったが、明日の神事の開始時刻を確認する為、竹原市観光協会の「ひろしま竹原観光ナビ」を閲覧してみたところ・・・・前回の閲覧(9月6日)には無かった以下の追加文が書き加えられていた。(そのまま転記)
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令和5年度、磯宮八幡神社 秋の例大祭の開催が決定いたしました。
*今年はふとん太鼓や鬼神、天狗、赤鬼青鬼、獅子頭の町内巡行はありません。*
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 残念なことにポスター未記載による不安が的中・・・「町内巡行はありません。」であった。鬼神、天狗、赤鬼青鬼、獅子頭役となる厄年の男性が町内に多数いれば「ふとん太鼓」抜きでの巡行もできたかもしれない。

 さて、明日は何処でどう過ごそうか・・・・

-以上-

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