安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年10月

 ハチ(皆実)から葡萄園を貫いて消防署まで続く直道の呉線桁下(中須)辺りに神社と向い合せの地蔵堂がある。ちなみにこの桁下の制限高は元々は3.0mだったが現在は2.9mに変更されている。桁下の手前にある中須穀神社については何度か掲載しているが、今回はその向いにある地蔵堂について撮影した。(2023/09/26撮影)

 これがその呉線の桁下。
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 中央の桁下手前の右側が中須穀神社。左側にある地蔵堂が「新助地蔵」である。
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 「中須穀神社」がここ。平成7年に大改築されているが、その後に拝殿と本殿を全面塗装されている。
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 そしてこの地蔵堂が「新助地蔵」である。
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 ガラスに背景が映り込んで中の様子が撮れなかったが、中小8体の地蔵が安置されている。
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 古くから塩田であった中須地区が徐々に農地と宅地化。神社と供に塩田各所にあった地蔵がここへ集約
され、平成5年にガラス張りの地蔵堂が建立された。なお、地蔵堂の名称「新助地蔵」は世話人の名である。

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 今週日曜日に今年の「恵美須祭」ポスターを各所で初めて目撃。・・・初めてとは言っても日付(10月19日20日)と「えびす様」のイラストは毎年同じ、変わるのは曜日のみではあるが・・・。(2023/10/08、10撮影)
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 最近のブログ記事にも軽く書いたが、10月19日(木)8時30分から12時まで「御神燈」提灯の飾り付けや「恵美須神社」幟立てなどの準備が行われ・・・日が暮れると「御神燈」提灯の灯りか燈されて祭礼の1日目が終る。
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 2日目の10月20日(金)は、10時から神官(礒宮の宮司?)による祝詞の奉上が始まる。終わり次第、自治会の組長が「恵美須大神」の御札、紅白餅と富くじ引換券を胡堂へ取りに来て自治会の各世帯へ配布。
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 2日目の12時から16時まで富くじ大会。胡堂傍の会場にて富くじ引換券を渡してくじ引き。スカから特賞まで色々な景品が取り揃えられている。16時から後片づけが始まり今年の祭礼が終る。
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 上市の氏神様は胡堂の祭神。胡堂には「えびす様」と「だいこく様」の面が飾られているが、祀られているのは「えびす様」なのか?それとも両神様なのかを調べてみる必要がある。

 毎年の散策で「恵美須祭」ポスターの掲示をいたる所で目撃するが、今回は氏神様の守護エリア最北端手前にある「中通郵便局」横の電柱にも貼られていた。
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 向いの電柱には注連縄ではなく注連笹?が結ばれていた。
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 この注連笹?が柿井酒店の橋の先にも飾られているのだが、この「中通郵便局」の所在地は「竹原市下野町中通」ではなく「竹原市本町」なのである。ちなみに柿井酒店は中通なので守護エリア外。
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 氏神様の守護エリアに張られるのが注連縄。胡堂の場合注連飾りをした笹である。

-以上-

 「憧憬の路」の「竹灯り」作り作業を終えた後で、小雨に濡れた町並み保存地区を軽く散策。胡堂の角を曲がって大通りへ出てみると、頼惟清旧宅の手前の古民家に掛けられた藍染め暖簾か目に留まった。その暖簾には「HOTEL大広苑/エチオペア ベレテゲラ 森の珈琲 FC1.5 COFFEE/るなマルシェ。/Betty Smith」と書かれていた。(2023/10/08撮影)
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 肌寒い小雨の中を自転車で5分間程度散策。短い時間であったが、路上では10人程度の観光客を見掛けた。西条では「酒まつり」の開催中でもあり、連休中の人出としては少ないように思われたが、雨宿りを兼ねた休憩なのか「いっぷく」や「根古屋」などの店内には大勢の観光客が見えた。
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 頼惟清旧宅の北隣りの古民家に青い暖簾。「竹まつり」開催中にホテル大広苑がここへ出店されていたが暖簾は掛けられていなかった。
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 今回は前を通り過ぎただけなので、とりあえずネットで本店舗の情報を探してみたが、現時点では公式サイトSNSでは何も得られなかった。新調された暖簾が掛けられていたので「憧憬の路」に備えての臨時的な店舗ではなさそうだ。
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 一応、今年の「竹まつり」に暖簾が掛けられていたかを再確認。(2023/05/03撮影)
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 やはり暖簾は無し。店外に「~MENU~」や「るなマルシェ。」などの看板イーゼルが写り込んでいた。
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 後ほど実際に訪れてよう。

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 本日は旧西幼稚園で行われている「竹灯り」作りを初経験。路端へ並べる竹筒(段違いの筒を結いたもの)や灯籠などは既に出来上がっており、残る大物としてはドリルやジグソーで孔を開けて模様や文字を描いた長い竹筒があった。私が今回受け持ったのはドリル孔による点描画の竹筒。各種サイズ長に切られた長い竹筒には予め孔を開ける場所に丸が描かれた紙が貼られており、作業としては孔サイズに従ったドリル刃で根気よく正確にひたすら無心になって孔開けするのみ。(2023/10/08撮影)

 連休中日、遥か彼方の普明閣舞台や旧西幼稚園道路沿いにも観光客がちらほら。クラウドファンディング用の取材写真として作業模様の撮影もされ、時折り小雨も降っていたのでテント(タープ)下での作業となった。
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 午前の1本目は花火。前日の続きか最小孔のみ既に開けられていたが、慣れていないせいで全ての孔開けを終えるまで2時間以上も費やしてしまった。大きい穴孔から始めるとか指定径よりワンサイズ小さいドリル刃を使うなどのプロからのアトバイスを受けながら、特に隣り孔とつながらないよう気を遣うことが最大の疲労であった。
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 午後から始めた2本目は梅?1本目の花火よりも難易度があがった。徐々にコツが掴かめてきたせいか隣り孔とつながる事無く全孔を開けを終えることが出来た時点で作業終了時刻となった。
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 各種サイズのドリル刃は各作業者とで共用しているので、他で使われていないサイズから開始。
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 孔マークを1巡目では1つ飛びで開けて行き、2順目はその間隔の中点をねらって開けることで隣接つながりを全て回避できた。なお、貼られた紙は別途水洗いで剥ぎ取られる。
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 孔の多さにはさすがに参った。マスクをしていると老眼鏡は曇るので使えないし、孔開けの最中は無意識に無呼吸になってしまう。電動ドリルを握りっぱなしなので右指がひきつるし、孔センターへドリル刃を合わせる左指先はドリル刃の摩擦熱で火傷寸前。(左手は手袋をドリルに巻き込む恐れがあるので着用不可)
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 初めての「竹灯り」作りは心地良い疲労と達成感で終了。また来週の作業日にも「竹灯り」作りに参加してみたい。

-以上-

 「憧憬の路」ポスター掲示場所を巡り中に旧岩本邸の暖簾が掛け替えられていることに気づいた。これまでは白地に黒い四角が4つ並んだシンプルなテザインだったが、新たな暖簾は白地に黒い英文字とロゴマーク2種。(2023/10/03撮影)
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 以下が、これまで見慣れていた旧暖簾(SAMURAI HOUSE-安芸竹原邸-)であるが、掛け替えられた時期は最近と思われる。(2022/11/29撮影)
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 新たな暖簾には「ReGACY Innovation Group」と「LOCAL INNOVATION ASSOCIATION」と書かれていた。詳細については以下のサイトを参照して欲しいが、旧暖簾の「SAMURAI HOUSESAMURAI INCUVATIONの竹原拠点)」からスピンアウトした組織で、平たく言えば新規事業(先進的・挑戦的かつ持続的な分野)を設立したい企業や移住者などへ、起業コンサルから自治体・地元産業企業との協働や経営までの総合的な支援・育成をする高度な活動組織のようである。
 竹原市では同組織と共同で起業から地元での実証までの工程を支援し、竹原市の観光や産業創出につなげて活性化を図る取り組みを今年8月から始めている。(定年退職以来久しぶりに読むビジネス用語満載の解説文章なので全く自信がない・・・

[参考サイト]
竹原DX
時事ドットコムニュース・・・ReGACY Innovation GroupとATOMica、竹原市にDX拠点としてRIG HOUSEを開設
・高専インキュベート委員会・・・KICとは


-以上-

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