安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年11月

 今週火曜日は「竹すずめ」で二度目のピザランチ。初回に訪れて全種類のピサとパスタも食べてみたくなったのと、先ずは昨年の秋にNHKで放映(2022/11/18)された「日本縦断 こころ旅」で火野正平さんが仁賀ダムから東野町~中通~上市~黒浜~北崎ルートで的場を訪れた際にランチを予約していたのが「竹すずめ」だったことから、当時のその様子を訊いてみたかったからである。(2023/11/28撮影)

 先ずこれは店内に飾られていた「こころ旅」の「手ぬぐい」。
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 昼過ぎに「竹すずめ」を訪れたところ、営業日のはずなのに朱色の和傘と「TS COFFEE」の黒看板が出ていない。
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 仕方なく普明閣の紅葉を撮ってから、引き返してみたところ和傘が出されていたので暖簾をくぐった。
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 この日は突風が吹いていたので和傘と看板を店内に仕舞われていたようで通常営業中であった。
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 先客は数名、カウンター席を希望して腰掛けた。この日は「チーズとはちみつ」のピザセット、ドリンクは紅茶のホットを注文。これがそのピザセットである。
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 「はちみつ」はボトルて好みの量をかけるようだ。
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 しょっぱくてとろけるチーズと甘い蜂蜜が絶妙にマッチ。私のようなチーズ好きには2枚はいけそうだ。これで全4種のビザの半分を制覇。
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 奥の部屋に目をやると火野正平氏のイラストが描かれた「手ぬぐい」が額に入れて飾られていた。ロケ記念として頂いたものとのこと。この額や店内撮影の許可を頂いて、当時のロケ・エピソードを色々と詳しく訊くことができた。
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 撮影時間は約1時間半、ロケ最初は屋内での食事予定であったが中庭のテラス席に変更。とても気さくな方で始終笑わせてもらえたとのことであった。
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 美味しいピザと一緒に色々な話が店主から聴けて、気が付けばあっと言う間の小一時間が過ぎていた。この滞在中には常連客に加えて、平日でありながら観光客も数組が来店。あまりの居心地の良さから来週も訪れてみたくなった。

-以上-

 「竹すずめ」での二度目のピザランチ前に、忘れていた普明閣の紅葉を撮りに出かけた。ただ、普明閣の境内には小振りのモミジの樹1本なのが気になるところ。(2023/11/28撮影)

 先ずはこれがベストショット。紅葉に普明閣を入れてみたら露骨過ぎたので、境内から見える三井の煙突を入れてみた。
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 平日でも普明閣の舞台へ上がる来訪者が最近は多い。撮影中の30分間程度でも4人が舞台を訪れていた。
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 そして境内ににあるモミジの樹はこの1本。桜の樹は既に丸坊主であった。
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 モミジの樹の下から普明閣の扁額が見える葉の隙間を探して・・・
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 試行錯誤で何枚も撮ってみたのだが、葉が近すぎて意図した場所へピントが合わない。それにここは緑色の葉が多過ぎの場所。
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 他の隙間をさがしてみたが・・・
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 ここからは覗く扁額にピントが合ってワザとらし過ぎる。
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 扁額入れは諦めて朝日山を被写体にしてみたが、照明柱が山頂に被って主役を妨げる。
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 ならば三井の煙突はどうだろうか。撮影時刻的には逆光になってしまうが、太陽光が葉に隠れるポイントが見付けられれば鮮やかな紅色の葉になるであろう。
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 そして何十枚も撮った写真の中でベストだったのが冒頭に載せた1枚。

 今年の紅葉の撮影はこれで終了。(同日に撮った照蓮寺での銀杏の葉の絨毯は別途掲載)

-以上-

 長善寺の紅葉を撮った後に在屋(ありや)神社へも立ち寄ってみた。ここの境内には国道432号からも黄色が映えて見える銀杏の大樹がある。先週末頃から紅葉の見頃だったので、境内に黄色い落ち葉の絨毯が敷き詰められた景観が観られることを期待した。(2023/11/26撮影)
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 在屋神社は長善寺の南脇に流れる川沿いにある。川の遥か先には古民家カフェ「カンティーヌ・パリジェンヌ」の壁にフランス国旗が見える。最初に架かる小橋を渡ると塀で囲まれていない境内にその大銀杏がそびえている。
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 脇からも銀杏に近寄れるが、少し離れている鳥居を潜って拝殿へ。
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 鳥居の扁額には何と彫られているのだろうか?どう見ても「在屋神社」とは読めない。「三石神社」に見えるがそのような情報は得られず、俗名としては「在屋舎利弗大明神」である。なお、著書「竹原聞きある記」には「有谷(ありや)大明神社(舎利弗社)」(P67)の章があり、その解説では鳥居の額には「大明神」とのみ書いてあると記されているが明らかにそうは見えない。
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 鳥居を潜ると手手水舎の先に、照蓮寺と同程度の銀杏の樹。
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 樹の下たには銀杏の落ち葉で見事な絨毯ができていた。
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 未だ枝には葉が満ちており、今週末までには坊主になって更なる絨毯となるであろう。
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 拝殿に参拝。
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 何となく龍に見える拝殿の扁額。「量??神」・・これも私には読めない。
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 拝殿脇へ回ってみると小振りの銀杏も落葉中。
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 その奥には本殿がある。
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 拝殿脇から大銀杏を見上げる。
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 東野町の銀杏が落葉中であれば、照蓮寺の大銀杏の下にも絨毯が敷き詰められているに違いない。

-以上-

 新庄町の旧国道432号途中から分かれて天満商事から葛子川沿いに広島空港まで抜けられる路線がある。道幅は然程狭くはないが、山陽道真下のトンネルや外灯が一切無い鬱蒼とした路線である事から利用されることは先ず無いてあろう。枌谷を貫けることから比較的平坦なルートである利点はある。
 かなり前の帰省時に東広島市との境界看板を探して通り抜けてみたことが有るのだが、結果的に見付けられたか撮れたか否かが分からず仕舞い。そこで市境の標識の有無を確認するため再び走破してみた。(2023/11/26撮影)

 入野側から旧国道432号を南進。市境看板を鋭角に曲がると・・・
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 天満商事沿いから葛子川に沿った舗装路が始まる。ここから空港設備の真下へ抜け出ることができる。
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 ここほ左折すると旧国道432号へ戻るが、直進すれば平坦に空港敷地へ到達で゛きる。
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 葛子川沿いに道なり。
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 このトンネルの真上を山陽道が横断している。ちなみに葛子川専用のトンネルが右側。
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 さすがに夜中は訪れたくない。
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 トンネルを抜けると小振りの滝があった。
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 その先に「JCR(ジャパン・ケミカル・リサーチ)」への私道上り口がある。
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 更に直進すると葛子川が左側に変わる。
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 道なりに進む。
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 ナビで現在場所を確認。ここは既に市広島市であった。
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 抜け出るまで走る。
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 再び橋。ここから葛子川は右沿いとなる。
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 橋名は「枌谷1号橋(そきだにいちごうはし)」。「2号橋」は先程の名無しの橋か?
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 更に先へ進むと・・
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 樹々の隙間から空港設備が見えてきた。
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 現在場所はこの辺り。画面右端に空港の滑走路が現れた。
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 あと800m程度か。
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 設備に近づいてきた。
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 やっと抜け出た。
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 真上には滑走路から延長されてる設備の端っこ。
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 結局、道路沿いには市境の看板「東広島市」が見つからず。Uターンしてカーナビで境目を探してみる。JCRの入口のここまでは東広島市で・・・

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 数メートル進むと竹原市に変わった。
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 カーナビによる市の境目はJCRへの入口分岐点であった。再びトンネルを抜けて帰路へ。
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 では地図では何処が境目なのだろうか?竹原市エリアが分かり易い Yahoo地図で確認したところカーナビとは激しくズレていた。(赤い矢印の先に引いた青線がカーナビでの境目)
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 本地図では天満商事の先に有った橋(枌谷2号橋?)を渡り抜けた辺りとなっていた。カーナビの誤差にしては大きすぎるのだが・・・
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 そこで別地図でも確認。国土地理院の地図には市境線が一部しか描かれていない。Mapion地図ではピッタリの結果であった。JCRへの分岐点からトンネル寸前までは路上東半分は竹原市となっていた。
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 地図が正確であれば橋の先に「東広島市」か「三原市」の看板が有るはず。見逃したか?元々設置されてはいなかったのか?微かな記憶では「三原市」を見た憶えがあるのだがその写真が見つからず。

-以上-

 知人のプロ写真家から「紅葉の巧い撮り方」を訊けたので、物は試しに東野町の長善寺の紅葉(今が見頃)を撮影してみた。(2023/11/26撮影)

 先ずは境内隅の水舎に紅色の葉が浮かんで「花手水」のようになっていたので撮影。
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 浮かんだ葉と水面に映った紅葉を撮っていると、龍の口からの雫で波紋ができた。
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 龍の手水舎に浮かぶ紅葉と波紋が写るアングルを探して「捻って」みた。
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 連写で撮れた素材で更に動く写真(GIFアニメ)も作成。
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 龍の手水舎にてもう一枚。
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 捻り過ぎると単に綺麗なだけのつまらん写真になってしまった。
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 ここまでするともう写真ではない。
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 境内にて逆光で透ける紅葉を捻ると・・・
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 こうなるのだが・・・これも絵に近い。
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 陽射しで映える紅葉の樹は・・・
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 至近で撮ると背景がボカせるが、遠近感は出せなかった。
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 塀の外から逆光に透ける樹々をズームしてみると・・・。
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 こんな感じ。
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 更にズームするとこんな感じ。
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 色々と試してみたが、やはり「捻り」は要らないかこの程度ぐらいで良いと感じた。
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-以上-

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