安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年11月

 この暖か過ぎる異常な11月、長善寺境内の鮮やかな紅葉を待っているのだが、例年通りの来週末辺りが見頃となりそうだ。そこで竹原よりも朝晩が寒い西条なら既に紅葉の見頃に違いないと、広島大学学園祭の見物を兼ねてキャンパス内の広大な並木道を今年も訪れてみた。(2023/11/05撮影)

 これが工学部棟沿いにある並木道。
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 本日は学祭の最中、コロナ禍で昨年から再開。
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 今年は例年規模に戻ったようだが、昨年開催との違いは模擬店の多さぐらいと感じられた。
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 模擬店て買ったジャガバターで軽い昼食を済ませ、昨年と同様に「ひろねこ(キャンパス猫)」写真展や邦楽部の生演奏を満喫。その後はキャンパス内の紅葉を観るためにキャンパス内をさまよった。

 先ずは秋にも咲く珍しい桜の樹。あの秋桜(コスモス)ではなく秋に咲く本物の桜である。
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 家内が一昨年のホームカミングデーにて広大勤務の知人からこの存在を教わったそうだ。
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 地味ではあるが確かに花が咲いている。
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 そして工学部棟が並ぶ沿いにある並木道へ。
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 キャンパス内は国際色豊か。すれ違う学生からは外国語が聞こえてくる。
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 ここからが果てしなく続く並木道。
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 未だ緑の葉が半分程度残っているが、紅葉と落葉がかなり進んでいる。やはり竹原とは気温の落差が激しいからであろうか。
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 歩道上の落ち葉は乾燥して踏みしめられカサカサの細切れ。
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 踏みしめられていない場所は落ち葉の絨毯。
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 電動キックボードが走り抜けていった。
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 東広島キャンパス内を初めて訪れたのは木枯らしが吹く 2020年2月25日の竹原帰省だった。キャンパスから竹原へは安芸津経由の芸陽バスを利用したが現在は安芸津~竹原ルートの再開見込は無い。
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 本日朝の天気概況では明日の雨が過ぎれば急激に気温が下がるらしい。今年も照蓮寺の銀杏の樹、光海神社や長善寺のモミジ、バンブー公園や三景園などを撮りに出掛ける予定である。

-以上-

 「憧憬の路」関連の記事はこれがラスト。開催初日に手に入れた西方寺の御朱印(憧憬の路限定)である。西方寺を訪れた際には先ずは本堂前で参拝を済ませるのだが、年に数度は賽銭箱前に置かれた護摩木(ごまき)の中から「家内安全」を選んで記名したものを奉納。その護摩木の束の横にある御朱印が入ったプラケースの存在は知っていたが、西方寺の御朱印を自分で買ったのは今回が初めて。
 我が家では十数年前に靖国神社で購入した御朱印帳がある(はず?)なのだが、後ちの追加で綴じた御朱印は明治神宮や伊勢神宮のものぐらいだろう。もうどこへ御朱印帳を仕舞われたのかも分からず、その後は御朱印には興味をそそられなかった。だがケースに書かれた「憧憬の路限定」、ケースを開けてみると確かに「竹原竹灯り」の文字。迷うことなく賽銭箱へ御朱印の料金を投げ込んでこの1枚を頂いた。(2023/10/28購入)
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 御朱印に描かれているのは普明閣の舞台と西方寺の朱印。限定版と通常版の違いが「竹原竹灯り」だけなのかをその場で確認するのを忘れてしまった。

 以下は「憧憬の路」での西方寺参拝前。
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 今回は来訪者が多いようで普明閣へは上がらなかった。舞台の床が抜ける程の人数ではないが・・・。
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 御朱印は全社寺である程度サイズ統一されているのだろうか?そうでないと御朱印帳なるものが存在し難い。どうやら御朱印帳には主に2種類のサイズがあるようだ。ちなみにこの「憧憬の路限定」サイズは横12cm×縦17.8cmなので大判サイズ(和紙)だった。これを知るまで西方寺の「除夜の鐘」で貰えた番号札と同サイズなので御朱印帳に綴じられるはず・・・と思っていたが、こうやって実際に並べてみると全く別物(10x14.4cmコピー用紙)であった。
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 さて、これせ綴じたい御朱印帳の行方は・・・。

-以上-

 初日の『たけはら憧憬の路』にて購入した当イベント限定のアクセサリを紹介。購入場所は地蔵堂の向いにある一般古民家で、普段は軒下に「和風マグネット」のガチャ(無人販売機)が置かれているのだが、『憧憬の路』開催時のみ玄関前で対面販売が行われているようだ。(2023/10/28購入)

 先ず、憧憬限定アクセサリの1つ目は木製の「憧憬の路 古民家」ブローチ。一緒に憧憬を訪れた親戚が購入したものである。
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 憧憬限定のアクセサリの2つ目は「憧憬の路 カブトガニ」ブローチ。憧憬と結びつかないのに一体何に惹かれたのか家内が購入。まぁ、「憧憬(しょうけい)」ではなく「憧憬(どうけい)」と読み替えれば結びつくといえる。
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 そして私が買ったのは木製の「たけはら」キーホルダー。金属フック式ではなく輪紐式を選択したが、これは憧憬限定ではなくガチャで通常販売しているとのこと。・・・だが、こうやって欲しいものを直接選んで買えるのはある意味「限定」である。カギと一緒に持ち歩くと割れて壊れそうで実用向きではないかも。
 昨年の『たけはら憧憬の路』ではここで「タケハラ」ステッカーを購入したのだが、店主の知人が本ステッカーを貼った車を道の駅で目撃したそうだ。それは間違いなく私であろう。もしも何処かで目撃したら是非声をかけて欲しい。
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 アクセサリの大きさが分からないので販売風景も掲載。
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 「憧憬の路 古民家」ブローチ購入時の様子だが、置かれていた場所のフダ価格を見てビックリ。精巧な手造りで限定商品ならば納得できる。
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 隣りの古民家では「竹原のシカのツノ」(1000円)が売られていた。
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 ちなみに「鹿の角」の使い道は意外と多い。
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 普段は竹原限定としてガチャのみで販売(300円)。もちろん憧憬限定は入っていない。(2023/10/03撮影)
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 よく見ると「和風マグネット」が「ちいさな手土産 竹原限定 和柄マグネット」に変わっていた。 今回買った「たけはら」キーホルダーはカプセルに入っているのだろうか?
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-以上-

 ~その5~の松阪邸内に続いてラストは松阪邸内の続きからローソク消火まで。(2023/10/29撮影)

 以前の無料開放にて撮り損ねた普明閣の掛軸。
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 「藝陽竹原引接山普明閣
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  レトロな結霜ガラス窓。
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 ガラス越しの裏庭の竹灯りと、反射した室内の畳が幻想的。
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 開放当初からここに貼られている明治天皇の画。
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 この写真に写っていないが外枠に「鐡道株式會社鐡道線路概圖」らしき図名が書かれていた。微かに路線図の痕跡が見えるが場所は特定できず。裏面を貼られた松阪様目録なども重ねられていた。
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 説明には「電気蓄音機 昭和初期のもの」と書かれていた。
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 旧礒辺旅館。2階窓側も「茶寮 一会」の客間なので訪れてみたい。
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 前日にアート・イベントが開催されていた「竹楽」の裏庭。
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 「竹楽」に並べられた行灯。
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 それらの中から興味深い画のみ撮影。
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 更に北へ。
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 この城原邸の塀前で谷村新司氏のJR西日本イベントポスターが撮られた。
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 もう交換ローソクや使えるチャッカマンも無いので照蓮寺方面へ戻ってみる。
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 そろそろ20時。腹か減って「いっぷく」横のイートインが気になる。
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 胡堂の前では「たまゆら」画が人気。作者を訊くのを忘れてしまった。
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 それよりも「ももねこ様」の棲家?胡堂の奉納額が気になる。
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 東面の額には大黒様の面しか無い。1年前には有った恵比須様は何処へ?,
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 この辺りは「竹灯り」の集大成といえよう。
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 根古屋の暖簾前で店主と雑談。家紋が入った提灯はここへ移住前の古民家のもの。
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 21時の消化まで残り30分。
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 先程、気になった「いっぷく」横へ戻ってフランクフルトとオニギリを購入。冷めたオニギリで喉を詰まらせそうだったので全商品冷たいペット茶も自販機で購入。
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 21時の5分前に照蓮寺へ戻った。ここには来訪客も僅か。
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 21時丁度の合図でローソク消火を一斉に始めた。
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 火ばさみで炎が灯る芯を摘まんで消すのだが、これが中々しぶとい。
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 当自治会の消火担当範囲は照蓮寺から竹鶴酒造までなのだが、既に竹原市側の担当者が消して回収してくれていた。念のため竹鶴酒造まで行ってUターン。
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 今年の「憧憬の路」が無事終了。
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 21時半に当自治会の解散式が終わって、翌日の夕方からはイベント参加者集合の自治会反省会が開かれた。今年度の残る自治会主体イベントは、照蓮寺での除夜の鐘突き案内と2月の「神明さん」となった。

-以上-

 29日17時のローソク点火(~その4~)に続いて、~その5~では照蓮寺から竹鶴酒造までの竹筒ローソク巡回時に撮った町並みの夜景写真(前半)を掲載。(2023/10/29撮影)

 全ての点火が終って角の竹鶴邸へ戻ってくると行列が通り過ぎた。
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 本町通りは薄暮から徐々に暗闇へ。自分が点火してきた竹灯りが映えていた。
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 竹原格子のある古民家へは室内照明の点灯協力が依頼されている。
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 ここは板屋小路、マニアックなカメラマンは人通りの少ない路地を撮影。
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 各路地の竹灯り巡回は竹原市側の担当らしい。
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 旧佐倉酒店。
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 本日もここは長蛇の列。巡回でここを通り過ぎるのはもう4度目ぐらい。腹がすいたが夕食はどうすればよいのだろうか。
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 点火スタート時には未だ竹筒が倒れたままだったので起こして共同点火した場所。
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 「竹楽」に並んだ行灯は極上物。(ラストの~その6~にて掲載予定)
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 消えているローソクを見つけては再点火や交換の繰り返し。新品のチャッカマン2本目もそろそろダウンか。
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 3本目のチャッカマンを貰いに照蓮寺へ戻る途中で人だかり。「ミスかぐや姫」撮影会の最中。スマホではまともに撮れないようで「ダメじゃ!またボケた!・・・」の大騒ぎ。
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 他人が焚いたストロボのおかげで偶然撮れたベストショット。
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 もう新しいチャッカマンは無かった。寒くなってきたので「竹灯り」のにわかストーブで暖まる。
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 まだ19時過ぎか・・・。ローソク消火の21時まであと2時間。
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 照蓮前に設置された竹筒以外の飾り(傘状)には暖色LED照明が使われている。
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 本日も「祝市制65年」が読めないようだ。
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 これは全てローソク使用。
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 この竹柱の照明はどのようになっているのか調べるのを忘れた。
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 本日の根古屋は未だ営業中。ニューロー麺が食べたいがもう売り切れているだろう。
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 再び竹鶴へ・・・。
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 交換するローソクも尽きたので残る溶けたロウを使い切るのみ。残る手持ちのチャッカマンもガス欠寸前。
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 昨日は松阪邸へは入らなかったので中へ。
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 本日も入場無料。
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 中庭へ入ると見事な飾り付け。
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 ここを訪れた主目的は中庭から眺める普明閣。これが本日の「竹灯りベストショット」となったが、インスタ的には映えない景観であろう。
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 明日の「~その6~」(ラスト6/6)では、松阪邸の座敷内を撮った写真から町並み夜景(後半)とローソク消火までの様子を掲載予定。

-以上-

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