安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2023年12月

 西野町の金陽社がある国道沿いにラーメン店舗跡がある。現在はラーメン店であった痕跡は見られないが、1980年代から1990年代半ば頃までこの店舗は「どさん子ラーメン」チェーン店だった微かな記憶が有り、いつのまにか別名のラーメン店へ変わっていた。(2023/12/03撮影)

 国道2号線沿いにあるそのラーメン店跡の建物。
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 その場所は「ゴムロール」の看板でお馴染みの金陽社竹原工場の辺り。
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 外観からはテナント募集の看板は無く、駐車場の隅にはブルーシート。
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 玄関扉には防犯カメラ撮影中の貼り紙。

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 ここが「どさん子ラーメン」店だった頃の店舗写真は未だ探せないが、別のラーメン店に代わってからの写真なら2枚見つかった。当時使っていたテジカメの画素数と画質が粗くて看板の読取に難航したが「とんこつニンニク ラーメン 活力一番」(「番」は推測の域)という名のラーメン店のようである。(1999/05/08撮影)
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 撮影した頃は営業中。店舗内の天井灯が写っている。(1999/05/08撮影)
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 現在、両看板は撤去されており、ここがラーメン店舗跡だったことを知る人も少ないであろう。「どさん子ラーメン」チェーン店(「札幌ラーメン どさん子」かも?)だった頃は「何でまた竹原に遥々札幌のラーメン店?リンガーハットみたいな豚骨ちゃんぽん店なら食べに行ってみるのに~」と独り言を言いながら運転していた記憶は鮮明。ただ、「とんこつニンニク ラーメン 活力一番」でネット検索してみてもそれらしき情報は見当たらなかった。

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 田万里経由で西条へ買い物に行く際に一瞬目に留まるのが卵の自動販売機。場所はレストラン「ココリコ」前の国道2号線沿い。これまで何度もここを通っているのに、この存在に気が付いたのは今年になってからである。駐車スペースの有無が分らず、未だ一度も立ち寄ったことが無く、減速せずに通り過ぎてしまうのである。(2023/12/03撮影)

 これまで「ココリコ」の看板に視線が行ってしまい、この販売所の建物自体の存在が分からなかった。これを知った(見つけた?)のは、この近くにあるバス停「竜王神社前」を撮ろとして駐車スペースを探していた時であった。
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 今回は拡大写真しかないので販売所の内部は分かり難いが、ミカンネットのような赤網袋に入った卵がガラス扉に入れられており、所定枚数のコイン(100円硬貨単位)を投入すると、扉が1つだけ開けられて袋を取り出すことができる仕組みで、1台の自販機には計12扉が用意されている。もちろんだが、同時に複数の扉が開けられないよう不正防止の工夫はされている。この自販機が部屋内に2台並んでいるようだ。
 なぜ、本たまご自販機に詳しいかというと、独身時代に関東の片田舎で暮らしていた頃に、近所の農家の畑沿いに置かれていた産み立ての卵(ヨード色)が赤網袋に10個入っており、これと同様の自販機のお世話になっていたからである。1980年代当時の価格は10個入りで300円であった。スーパーで買うよりは高いが、大き目で黄身の盛り上がりの厚みは倍以上だった。卵1個に黄身が2個入った「当たり」の卵の頻度も高かった。

 その頃とは時代は変わるが、見た目は同じようで仕組みも同様の自販機かと思われる。
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 試しに「田万里 たまご 自販機」でネット検索をしてみると直ぐに有り難い情報が得られた。販売は「なかぶろ養鶏場」で「たまご製品の情報紹介や商品を比較したまとめ」サイトの中の「なかぶろ養鶏場」のページに写真入りでここが紹介されていた。その記載内容によれば、赤網袋に卵が入れられており、コイン投入と扉の仕組みは写真では分からないが、価格も数も私が若かりし頃に毎週利用していた自販機と同様であった。

**** 2023/12/06追記 *****

 1999年頃に撮ったココリコの看板下に「新鮮たまご」販売所が写り込んでいた。この頃から既に在ったとは・・・。(1999/05/08撮影)
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-以上-

 忠海の「お好み焼 えしま家」へ向かう途中で弁天様を参拝しようとしたら、拝殿前でくつろぐ三毛猫を発見。参拝ついでに周囲を廻ってみると他にも黒猫とシャム猫がいた。(2023/12/03撮影)
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 内堀公園から弁財天社へ。最初に目に留まったのが三毛猫。
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 ノラにしては近寄っても逃げない。
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 さくら猫(不妊手術された目印の耳カットあり)ではない。
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 「いい子だねぇ~」と声をかけてみると、ゆっくりと瞬きして返事をしてくれた。
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 毛並みから老猫に近い。歯が抜けているのか舌ものぞいていた。
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 拝殿の横へ廻ってみると黒猫がいた。
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 その背後にも白い猫がもう一匹。
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 黒猫も逃げる様子が無く気持ち良さそうに日向ぼっこ。こちらも老猫そうだ。
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 背後にいたのはシャム猫だった。こちらは若そうだが用心深くて近寄れない。
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 「えしま家」から戻ってくると神木?(巨大な南天の樹だろか)の下で再び猫。
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 先程の三毛猫とシャムだった。
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 声をかけてみたがシャムは本殿の裏へ逃げてしまった。
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 三毛猫は瞬きで返事をしてくれた。
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 忠海を徒歩で散策する際は弁財天社を参拝するのだが、このようなノラを見たのは初めて。毛並みは歳相応そうだが汚れはひどくはない。どの猫も耳カットされていないので地域猫ではなさそうだ。親子か兄弟姉妹なのか仲が良いだけなのか、さすがに三毛と黒猫ではシャムは産まれそうにない。今回はオスメスも確認はできなかった。
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 向いにスーパーはあるが近くの鮮魚店は閉店。我が家の猫たちは電気アンカ入りの猫チグラで寝ているが、これから訪れる寒い冬、この猫たちの野良暮らしが気になるところである。
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-以上-

 急遽の来客で自宅の駐車場を開けるため、昼前から自動車で外出。朝食が遅かったので昼食には未だ早いし、外食の予定も特になかったので行く当ても無く市内をさまよって忠海港へ停めた。そこで思い出したのが「お好み焼 えしま家」。
 これまで何度か訪れてみるも暖簾が掛けられていないことが多かった。早速、駐車場の在り処を調べるため最新の「竹原うまいもんまっぷ」を開いてみたが店が載っていない。「ひろしま竹原観光ナビ」では5台分と書かれていたが、グルメ系サイトでは「駐車場無し」。そこで忠海の散策も兼ねて徒歩で店へ向かった。(2023/12//03撮影)

 5分程度で内堀公園に到着。12時過ぎの店前にはツーリング中らしき他県ナンバーの大型バイクと自転車が並んでおり・・・
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 ・・・暖簾と「OPEN」の貼り紙!今回は営業中時に訪れることができた。
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 引戸を開けてみると店内には革ジャンのツーリング客3名と常連客風2名。今回は初めてでもあり、店主と色々と話もしたいのでカウンター席にした。メニューを貰って種類を見ると価格帯は700~1000円程度。全部入りの「スペシャル焼き」(1000円)にしたかったが、朝食後から3時間しか経っていないので「当店お勧め焼き/そば」(800円)を注文。
 これまでの忠海の散策で調べた「満ち潮煎餅」や「大黒座」などについて目の前で焼いてくれている店主と雑談。

 これが焼き立ての「当店お勧め焼き」である。大好物のネギが載せられていて麺も好みのカリカリ風。
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 キャベツの味が他店とは違って際立っていたのだが、初めて食べた大葉の味だったのかもしれない。キャベツは農家の竹原産を使用しており、仕入れた帯付きの実物も見せてくれた。
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 店主や常連客とカウンターで忠海の話をしながら小一時間楽しく過ごすことが出来た。これも忠海を何度も散策してきた賜物といえよう。自動車で来ていなければ生ビールも注文していたであろう。
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 カウンター席から透けて見えた窓ガラスの貼り紙。
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 「黒滝山頂、初日の出」の誘いの貼り紙であった。初日の出を何処で迎えるかは未だ決めていないが、本イベントは山頂広場での開催。例年はかなりの人出らしく、あの狭い山頂の岩場では危険なためとのことだ。
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 ちなみに「えしま家」専用の駐車場は無いので、忠海港の駐車場に停めての徒歩で正解であった。

-以上-

 10月に葛子古墳を撮りに行った際は、付近に自動車を停める場所が見当たらず、2021年5月に設置された古墳の説明板を撮ることが出来なかった。その後、古墳向いにある太陽光発電所のゲート前が古墳の見学用駐車場となっていたことが分かり、今回はそこへ停めて看板や石室などを撮影することができた。(2023/11/23撮影) 
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 葛子古墳までは太陽光発電所のゲート前から北へ約50m程度。歩道を徒歩で1分もかからない。
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 ツヅラ折りの道路標識の向いに葛子古墳がある。国道432号道路を渡って古墳側へ。
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 西日による電柱の影が、かろうじて説明板から逸れていた。
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 これは以前から設置されていた名称のみの看板。ちなみに読みは「かづらここふん」と振られているが、「葛」は「かづら」と「かずら」のどちらでも良いようだ。
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 西日を浴びて白く光っているのが今回撮影の被写体。
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 庇の影でタイトル文字の上半分が写せなかったが解説自体は撮ることが出来た。
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 中国新聞の記事(電子版2021/05/31)によれは、本解説板は竹原郷土文化研究会メンバーにる設置で、解説文は元広島県埋蔵文化財調査センター調査研究課長によるとのこと。

 石室内にも西日が差し込んでおり、薄暗いが内部の様子を撮ることが出来た。
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 最後に全景を撮って撤収。
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-以上-

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