安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2024年06月

 一昨日は16時過ぎから普明閣舞台を独占できた。気温も陽射しも穏やかで、久しぶりに誰も居ない床へ寝転んでみた。(2024/06/18撮影)
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 舞台の床は朝日山へ沈む前の傾いた陽射しで柱の影が長くなっていた。
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 大の字にんって寝転んでみると普段とは違った景色となった。
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 仰向けに寝転んだ状態で縦長のパノラマ写真を撮影。格子扉から天井を越して「普明閣」の扁額までを数回撮影。
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 パノラマ撮影を終え真上の天井を通常のオートモードで撮ってみたところ、レンズ内か撮像素子にホコリがあるのか・・・レンズには陽射しを直接浴びていないのに無数の玉響が写ってしまった。
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 もちろんストロボは焚いていない。これが写るのは真上に向けた時だけで、レンズの向きに合わせて移動するので空中に浮かんではいないと思われる。なんだか気味悪くなって寝転んでいる場合ではなく今回は舞台から退散。

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 「近末」前の信号待ちの最中に、商工会議所の1階ガラスに何かのポスターが連貼りされているのが気になっていた。そこで昨日の散策中にそのポスターを間近で調べてみた。(2024/06/18撮影)
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 ポスター提示の場所は竹原商工会議所1階のガラス壁。
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 これまで空きスペースとなっていた1階フロアとエントランスにて工事業者が作業中。
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 先月末だったか、知り合いとの雑談で「1階のスペースがもったいないねぇ~」と話していたばかりの変化である。
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 貼られていたポスターは「TAKEHARA DMO Coming Soon COWORKING SPACE」だった。どうやら1階に「コワーキングスペース」が作られるようだ。異なる企業等が同フロア内のスペースにて業務作業をする共用スペースである。軽く言えばスタバのテーブルに老若男女がノートやパソコンを広げて作業している様子が店内全体を占めているようなもの。
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 ちなみに(私が)聞き慣れない「DMO」とは「観光地域づくり法人」で「竹原DMO」は「竹原観光まちづくり機構」であった。

 完成時期は調べられなかったが、私が技術職の現役だった頃は出張先での作業に苦労していた。共用Wi-fi環境やホテル室内のLANはセキュリティ上禁止、社用モバイルルーターでノートPCを会社と接続しながら、LCD画面は脇から覗かれないよう特殊シール貼りされていた。スタバなどでの作業は「もっての外」で、ノートPC自体も万一の紛失事故に供えて会社のPCへのリモート接続機能のみ。

 ここ竹原で初めて視られる先進技術の「コワーキングスペース」がどのようなスタイルなのか楽しみである。パーティションが無い明るい日射しのテーブルでコーヒーを飲みながら「カチカチ」とキーボードを叩く様子が目に浮かんでくるが、現代では音の出るキーボードは古いのかも・・・。

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 本日は寝落ちしてしまったので短い記事ネタ。新町の旧国道沿いにて「住吉まつり」のポスター掲示に目が留まった。住吉祭りに関連する「ゴルフ大会」版かと思われたが、よく見ると「ゴルフ」の文字が無く、開催日も2日間であることから「まつり」版であることに間違いなし。(2024/06/18撮影)
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 掲示場所はここ。念のため日の丸寫眞舘の裏通りの掲示板も確認してみたが未掲示であった。
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 拡大してみると、7月に入って見付けた昨年のポスターと近似デザイン。昨年の開催は7月29日と30日だったが、今年は約1週間早い20日と21日。櫂伝馬の航行時間帯に良い潮位となるからだろうか。
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 おまけにもう1枚。先週にも撮っているのだが「道の駅たけはら」に貼られている「忠海祇園祭」のポスター。ガラス越しなので背景が反射してよく見えない。かといって忠海駅まで撮りに行くには横断幕が張られている頃としたい。(2024/06/18撮影版)
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 とりあえず見易くなるよう軽く画像処理してみたところ昨年のポスターとは別デザインとなっていた。
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 本日、通勤中に市役所新庁舎(工事中)の北壁全面を覆っていた防塵幕が無くなったことに気が付いた。そこで他の壁面にも変化が有るのではと確認してみた。(2024/06/17撮影)

 防塵幕が取り除かれた北壁面。
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 安全タクシー側からの北壁面の様子。

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 藤三Pへ移動して南壁面を確認したところ、特に大きな変化は見られなかった。
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 児童館の通りからでは東壁面は最上部がよく見えるようになったが、どうなるのか気になっていた「欠けた白丸」の壁面デザインは市章ではなく旧合同庁舎のものをそのままを踏襲。
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 国道側から見ると、いつも見えていた長尺クレーンの姿が無かったぐらい。
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 未確認の中電工側からの西壁面を除いて、今回は北壁面だけに大きな変化(幕撤去のみ)が見られた。
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 完成までの定点観測をしてみたかったが、竹原市公式サイトに、完成予想図と昨年12月からの新庁舎工事の進捗写真(月単位定点観測)が掲示されている。
 
 新庁舎への移転は来年1月からの予定で、移転後の市役所跡と隣りの駐車場を含めた「ゆめメタウン竹原跡」のエリア再整備について市議会で議論されているようだ。

 今年になって撮った工事中の写真を少し探してみたが、これといって大きな変化がなかったので2枚のみ掲載。

 朝日山頂上から(2024/03/27撮影)と・・・
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 市民館裏側から(2024/05/21撮影)
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 「道の駅たけはら」にて配布されていたイベントのチラシで知った「津軽三味線胡弓の調べ 田岡隷山 演奏と談話」。事前予約をしておき、本日正午過ぎに「Cafe Like a trip」を徒歩で訪れた。(2024/06/16撮影)

 テーマは余白。
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 これが先日、竹原散策時に「道の駅たけはら」から持ち帰ったチラシ。
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 開催場所は町並み保存地区の酒蔵交流館向かいにある古民家カフェ「Cafe Like a trip」
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 受付開始の12時半過ぎに訪れたが、店内は既にほぼ満席状態。
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 更に椅子を増設して当日観覧者にも対応されていた。
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 チケットはドリンク(3種から選択)付きで1700円。
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 「おわら盆の風」風の津軽三味線の音色で開演。田岡隷山氏作曲による「憧憬の路」である。
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 注文したドリンクはレモネード。
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 薔薇の花弁を漬けた日本酒も振舞われた。津軽三味線の音色を生で聴くのは6年ぶりかも。弘前への出張初日に弘前駅裏の居酒屋に入ったところ、目の前で吉田兄弟に引けを取らない数曲を披露してもらえたのを思い出した。いゃ、昨年の「憧憬の路」で田岡隷山氏の演奏を「ほり川」前の駐車場で聴いていた。
 曲目は師匠伝授の曲から、ギターのアルペジオ風に繊細に高速で弾く超絶技巧、ベンチャーズのエレキ風にスライドして弾く自作曲など。初めて生で聴く胡弓の演奏は身近な「こきりこ節」だった。フォークシンガーのコンサート風に楽しい談話を交えながら気が付けば既に2時間が過ぎていた。最後はお馴染みの曲を観覧者全員で合唱して終了。
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 動画や音源等はフリーとのことだったので、津軽三味線の激しいバチさばきが感じられる写真を1枚掲載。
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 来月7月3日(日曜)2日(火曜)は「竹すずめ」にて「たけはらPR大使 田岡隷山と過ごす 町並み夕涼み 津軽三味線演奏会」が開催予定である。また、あの脳の奥まで沁みるような激しいバチの響きと琵琶のような複雑な共鳴音を奏でる「さわり」の生音を聴いてみたい。

-以上-

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