暖かな「勤労感謝の日」の午後、自宅での昼食(たぶん冷凍ピザだろう)はせずに、先日から気になっていた町並み保存地区の「竹すずめ」をひとりで訪れてみた。目的は「TS COFFEE」の「TS」の意味を知るのと、NHKの旅番組で火野正平氏もここで食べたピザを初めて食べてみたかったため。(2023/11/23撮影)
「凪待ちのエチエ」時に「竹すずめ」の店頭に置かれていた看板。
真っ黒なパネルに「TAKEHARA HIROSHIMA JAPAN TS COFFEE TM」と書かれていた。登録商標を意味する「TM」が振られていたことから喫茶店などでよく見掛ける珈琲メーカーのブランド名に見えたが、ネット検索してもそれらしきものは該当がない。・・・ということは「竹すずめ」→「Take Suzume」→「TS」なのだろか?どちらにしても商標登録されている名称である。
そして本日、「竹すずめ」の格子戸を開けてみた。
店内には観光客が10人程度、店内は予想していた以上に奥行きが広くて中庭まであった。和傘越しの赤い明かりが透ける格子窓そばの席を薦められたので着席。ランチできそうなメニューには「本日のパスタセット」と「ピッツアセット」(全5種)があった。ドリンク込みでのこの価格はかなりリーズナブルである。
注文したのは迷いなくピッツア(ビザ)の「餅とほり川 竹原醤油」に紅茶(ホット)。格子窓下に置かれていた「頼山陽(上・下)」と「竹原市竹原地区 伝統的建造物群保存地区見直し調査報告書(概要版)」を捲りながらピッツアセットを待ちわびた。ちなみに「頼山陽(上)」で「竹原」の名が初めて登場するのはP15であった。(斜め読みなので確信はない)
「餅とほり川 竹原醤油」に紅茶(ホット)が運ばれて来た。
薄く切られた餅ときざみ海苔がトッピングされている。
薄めのカリカリ生地に載せられた餅がまるでチーズのように伸びる。
ほんのりと魚の風味が感じられる和風のピッツアなのだが、これは海苔の風味なのだろうか?それとも醤油の風味だろうか?不思議なアッサリ感で食が進んで初めての溶ける餅が徐々にズシリと腹へ効いてきた。この1枚で腹十分の満足感。
他のピッツアは次回からにして、今回はこれに決めて大正解であった。だがこの店、どうも既視感がある。かなり前の竹原帰省での「竹まつり」時に立ち寄った記憶。だか、その時は民芸品や小物の販売店で店舗奥に珈琲が飲める座席があったはず。そして店名は「竹雀」で「竹すずめ」ではなかった。
会計時に「TS」の意味を訊いてみた。「このTS、もしかして竹のTとすずめのSですか?」。ズバリその通りとのこと。そして今回気になった注文ピッツア名の「・・・竹原醤油」だが、たぶん「堀川醤油」のことであって「阿波村醸造所の竹原醤油」ではなさそう。念のため訊いてみたところ「お好み焼ほり川の堀川醤油」を意味していた。
貰ったチラシ?の裏を見ると店舗対面にある「竹の茶屋 いっぷく」横のテラス食事スペースも「竹すずめ」であったことが判明。
これまで、ここは「竹の茶屋 いっぷく」のつなぎスペースだと勘違いしていた。
さて、既視感を確認。
この店舗は間違い無ければ元々は「手造りの店 竹とんぼ」。竹原格子窓のデザインを比較すると完全一致。1997年当時はNPO竹原ネットワークの佐渡さんの店で公式ホームページを立ち上げられたことをメールで連絡頂いた記録がある。(1997/12/30撮影)
そして2003年GWの竹原帰省時、店舗名が「竹雀」に変わっていた。「竹まつり」にてここを訪れて「竹トンボ」を買って抹茶と珈琲で休憩をした記録も旧HPで見つかった。(2003/05/03撮影)
シンボル的存在の赤い和傘はこの頃からなのだろうか。(2023/12/27撮影)
店舗名の「竹雀」は陶芸家の今井政之氏が名付け親と聞いた記録も有るのだが、次回訪れる時には「竹雀」の長い歴史も色々と訊いてみたい。
-以上-
「凪待ちのエチエ」時に「竹すずめ」の店頭に置かれていた看板。
真っ黒なパネルに「TAKEHARA HIROSHIMA JAPAN TS COFFEE TM」と書かれていた。登録商標を意味する「TM」が振られていたことから喫茶店などでよく見掛ける珈琲メーカーのブランド名に見えたが、ネット検索してもそれらしきものは該当がない。・・・ということは「竹すずめ」→「Take Suzume」→「TS」なのだろか?どちらにしても商標登録されている名称である。
そして本日、「竹すずめ」の格子戸を開けてみた。
店内には観光客が10人程度、店内は予想していた以上に奥行きが広くて中庭まであった。和傘越しの赤い明かりが透ける格子窓そばの席を薦められたので着席。ランチできそうなメニューには「本日のパスタセット」と「ピッツアセット」(全5種)があった。ドリンク込みでのこの価格はかなりリーズナブルである。
注文したのは迷いなくピッツア(ビザ)の「餅とほり川 竹原醤油」に紅茶(ホット)。格子窓下に置かれていた「頼山陽(上・下)」と「竹原市竹原地区 伝統的建造物群保存地区見直し調査報告書(概要版)」を捲りながらピッツアセットを待ちわびた。ちなみに「頼山陽(上)」で「竹原」の名が初めて登場するのはP15であった。(斜め読みなので確信はない)
「餅とほり川 竹原醤油」に紅茶(ホット)が運ばれて来た。
薄く切られた餅ときざみ海苔がトッピングされている。
薄めのカリカリ生地に載せられた餅がまるでチーズのように伸びる。
ほんのりと魚の風味が感じられる和風のピッツアなのだが、これは海苔の風味なのだろうか?それとも醤油の風味だろうか?不思議なアッサリ感で食が進んで初めての溶ける餅が徐々にズシリと腹へ効いてきた。この1枚で腹十分の満足感。
他のピッツアは次回からにして、今回はこれに決めて大正解であった。だがこの店、どうも既視感がある。かなり前の竹原帰省での「竹まつり」時に立ち寄った記憶。だか、その時は民芸品や小物の販売店で店舗奥に珈琲が飲める座席があったはず。そして店名は「竹雀」で「竹すずめ」ではなかった。
会計時に「TS」の意味を訊いてみた。「このTS、もしかして竹のTとすずめのSですか?」。ズバリその通りとのこと。そして今回気になった注文ピッツア名の「・・・竹原醤油」だが、たぶん「堀川醤油」のことであって「阿波村醸造所の竹原醤油」ではなさそう。念のため訊いてみたところ「お好み焼ほり川の堀川醤油」を意味していた。
貰ったチラシ?の裏を見ると店舗対面にある「竹の茶屋 いっぷく」横のテラス食事スペースも「竹すずめ」であったことが判明。
これまで、ここは「竹の茶屋 いっぷく」のつなぎスペースだと勘違いしていた。
さて、既視感を確認。
この店舗は間違い無ければ元々は「手造りの店 竹とんぼ」。竹原格子窓のデザインを比較すると完全一致。1997年当時はNPO竹原ネットワークの佐渡さんの店で公式ホームページを立ち上げられたことをメールで連絡頂いた記録がある。(1997/12/30撮影)
そして2003年GWの竹原帰省時、店舗名が「竹雀」に変わっていた。「竹まつり」にてここを訪れて「竹トンボ」を買って抹茶と珈琲で休憩をした記録も旧HPで見つかった。(2003/05/03撮影)
シンボル的存在の赤い和傘はこの頃からなのだろうか。(2023/12/27撮影)
店舗名の「竹雀」は陶芸家の今井政之氏が名付け親と聞いた記録も有るのだが、次回訪れる時には「竹雀」の長い歴史も色々と訊いてみたい。
-以上-
コメント
コメント一覧 (4)
いつも楽しい情報をありがとうございます。
私も今度行ってみまーす😊
takehara_photo
がしました