明神側からフェリー乗場を望むと駐車場脇の公園に[竹原港]の巨大パネルが見える。「見える」と言っても目を凝らしてやっと文字が読める程なので、乗船してデッキから眺めないと目に留まらない程の大きさではある。これまでこのパネルはペンキで文字が書かれたコンクリート製だと思っていたが、ズームしてみると照明付きの象嵌による御影石製であることが分かった。(2024/06/25,07/09撮影)

 明神側からズームしたパネル。背後の駐車車両と比べると大きさが分かる。(2024/06/25撮影)
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 肉眼では黄色矢印部分にあるのだが、場所を言われなかったら存在に気が付かない。
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 ✕5ズーム
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 ✕10ズーム
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 ✕20ズーム。写真を拡大してみると竹の色は深緑、文字は黒い石であるこど分かった。また、竹の一部と文字にはドット(点)による照明器具が嵌め込まれているようであった。
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 では、フェリー乗場側へ移動して実際にパネル面を確認。(2024/07/09撮影)
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 パネルは公園脇に設置されている。当然、正面を見るのは無理だが、フェンスにもたれて脇からもパネル面が見えない。
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 そこでカメラを持ったまま手を伸ばして数十枚を連写してみた。何とか撮れた中から2枚を載せてみたが、全面背景と竹の輪郭、竹の表面、竹の後ろの草?、「竹原港」の文字は異なる素材が嵌め込まれてる凝った造りであった。
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 まだ、丸い照明器具だが、「竹原港」には文字をなぞって嵌められているが、竹の絵図では竹をなぞっているとは言えない部分もあった。
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 今更だが、この照明器具は本当に照明なのだろうか?バネル背面からは配線等は見当たらない。
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 パネル下部分の数ヶ所に電線の配管と接続ボックスがあるので、照明機器への給電はされているようだ。・・・ということはパネル自体は二重構造でコンクリート面と御影石面が貼り合わされており、その接合面に電線が這っている構造とみた。よって、照明が壊れたら修復は超困難。
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 電気の供給はこの白い箱の中。時限式なのか暗い時に点灯させるのかは分からず。公園内に数本ある電灯柱と点灯消灯が連動してはいそうだ。
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 今回は夜中まで待てなかったが、夜中になると「竹原港」の文字の形と「竹」の絵に照明が灯る様子を「きっと、いつか」確認してみたい。

-以上-