竹原帰省時には何度も訪れる「道の駅たけはら」なのだが、施設入口に貼ってあるチラシに「竹原バーガー・セール 3,4日、通常¥600が¥500!!」が気になってしまい、この惹かれる広告に値下げならば・・・と野外の売店にて5月4日の昼前にとうとう買ってしまったのだ。

 小銭入れから¥500玉を1枚取り出して窓口へ。どうやら購入は券売機でチケットを買う仕組みのようである。券売機の前でバーガー選択ボタンを探すと「牛コロッケ・バーガー」と「牛スジ煮込みバーガー」の2種類があったので、¥600と書かれているほうの「牛スジ」を押したのだがボタンが効かず¥100足らないのだ。「今日は¥500じゃないの?」とたずねようとしたが、店員は奥にいるし、自分の後ろにはなぜか人が並んでいるし・・・・。券売機なので設定が変えられず購入後に¥100バックが有るのだろうと勝手に解釈し、¥100追加してボタンを押して発券した。店員に券を渡すと番号札と交換され、イートインのように番号が呼ばれるようだ。
 稲荷神社の前で3分程度待っていたら番号が呼ばれ「竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガー」ができあがったのだが、心の中で「あれっ?¥100返してくれんが、もしかしたら店内のレストランでもバーガーが売られており、そちらが¥100引きだったのかも・・・」と、半ば諦めて空いていた野外の椅子に腰掛けた。
 そのテーブルには「ハトにエサ(食べ物)は絶対に与えないで下さい。ハトの糞は小さい為、乾燥すると風に舞い、病原菌が人体で増殖し、病気を引き起こします。」と書かれたプレートが置かれている。そのテーブルの下には数羽のハトが目を合わせずうろうろしているのだ。心地よい乾いた風がどこからか吹いているのだが・・・・別な場所で開けようかと悩んでいると、「ジイジ」と孫を連れた家族に空いていた席が占拠されハトにせっせと何か食べ物をやり始めた。孫を「ポッポ~、ポッポ~」とあやしながら・・・である。意地でもどいたらんけんのぉ!!とバーガーの写真を撮ってから包装をちぎって開け、炭酸ジュースで一気に胃まで流し込んだのであった。

 券を買うときに「全国ご当地バーガーグランプリで4位とか7位とか・・なんじゃと」列の後ろから聞こえてきたけど、ところで味はどうだった?と聞かれたら「ポッポ~、ポッポ~」としか言えない。

・・・で肝心の¥100はどうなった。次の日の5日に未だ貼られていたポスターの隅々まで読んで分かったこと。

 ・竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガーのみ通常¥600を¥500で販売。
 ・道の駅では3日のみ。
 ・海の駅では4日のみ。
 ・10~15時までの間。

というオチであった。因みにバーガー買った後に掛町の「村上ベーカリー」の13時開店を待って峠下牛揚げカレーパンを買い、海の駅まで行ったけど時刻は15時過ぎだった。次回の帰省時には「峠下牛肉、竹原筍、吉名産じゃがいも」をじっくりと味わって食べたいのだが、筍入りは季節限定なのか、買う前によく読んで確かめてからにしよう。

竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガー購入月日:2017.05.04
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