好天に恵まれた休日(火曜日)はのんびりと砂浜で過ごした。(2021/0407撮影)

 晴天の空に微かに見える月は普段より近くに見えている。どうやら今週は大潮のようだ。

 今日の昼食はひとり的場で豪華な「外食」をすることにした。礒宮のローソンでオニギリとカップラーメン(店内で熱湯を注いで)、食後にとコーラとチョコモナカを買って自動車で訪れた。的場に着くころが食べごろであろう。

平日だったせいか的場海水浴場には釣り客ぐらいしかいない。折り畳み椅子を抱えて砂浜に立て、穏やかに打ち寄せる波の音を聴きながら、のんびりと瀬戸内海の絶景を独占できた。さすがに普明閣の舞台ではカップラーメンはすすれないから・・。
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 徐々に潮が引き始めて普段の波打ち際が沖へ退いている。ならばホクストン前の長浜も普段とは違った砂浜になっているはず。折り畳み椅子を畳んで次はホクストン手前の駐車場へ。

 正式名称は「長浜自然海浜保全地区」。ホクストン前の国道沿いガードパイプの切れ目から砂浜へ降りると、ここも砂浜全域を独占・・・いや、砂浜西端に先客あり。上半身裸で寝転がって焼いているようだった。砂浜中央に折り畳み椅子を広げてFM広島を聴きながら小一時間過ごしていると東端に釣り客が現れた。
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 島々と程良い距離感と遠近の深さ、この穏やかな波打ち際は何時間観ていても飽きないのだが、竹原市は瀬戸内海でも特別な位置にあるようだ。テレビの天気予報地図を視ていて気が付いたのだが、広大な瀬戸内海でも竹原市は無数といえる島々でぐるりと囲まれた中心部にある。尾道のように海なのか川なのか分からないような狭い距離でもなく、行き来する船舶も遠い沖なので寄せる波は一時的。
 本日のように砂浜に広げた椅子に座ってみて初めて「竹原の海の素晴らしさ」に気付く今日この頃であった。かなり前にテレビで視た何かの短編映画で女子中学生が街中でヤケクソに歌う南沙織の「17才」、「誰もいない海、二人の愛を確かめたくって~」、どうやら海が無い埼玉が舞台のようで、何だかその意味が分かったような気がした。気になってネットで探してみたら『そうして私たちはプールに金魚を、』だった。
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